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2021 11 30 日 (火)
小規模内水面養殖研修
 





 本所において、JICA (独立行政法人国際協力機構) の小規模内水面養殖研修がウェブ上でオンライン開催され、アフリカ・アジア・オセアニアの計 6 か国 12 名が参加しました。

 講義内容は岐阜県内水面漁業研修センターおよび岐阜県の水産業の概要、全雌アユの作出、内水面養殖における水質管理、魚病診断の 4 題で、活発に質疑応答が行われました。





2021 11 29 日 (月)
公用車のタイヤ交換
 





 本所で公用車のタイヤ交換を行いました。

 雪の降る中でも養殖場の巡回等をすることがあるので、早めに対応しています。





2021 11 28 日 (日)
養殖魚の魚病診断
 





 先日、下呂支所に県内の養殖場から魚病診断の依頼がありました。

 今回、診断の依頼があったのはニジマスです。養殖場は、自然界よりも高い密度で魚を飼育しており、病気が蔓延すると大きな被害が出る恐れがあるので、原因の把握と適切な対応が不可欠です。当研究所では、寄生虫や細菌の有無などを調べ、養殖場に対応策を指導しています。








2021 11 27 日 (土)
水温計のデータ回収
 





 先日、下呂支所で水温計のデータ回収を行いました。

 下呂支所では、敷地内の井戸や水路など計 6 ヶ所で水温を計測しており、データ回収や電池交換を定期的に行っています。








2021 11 26 日 (金)
イワナの採卵と人工受精
 





 下呂支所でイワナの採卵と人工受精を実施しました。

 今日は、イワナ 1 系統の採卵と人工受精を行いました。今シーズンのアマゴ・ヤマメ・イワナの採卵と人工受精は、今日の作業で完了しました。




親魚の選別作業




1 個体ずつ触診して 採卵可能な個体を選び出す




雌親魚からの採卵作業












受精前の洗卵作業 (等張液で卵を洗浄)




雄親魚から採取した精液




精液




受精前に精子の運動性を顕微鏡で確認




受精作業




受精卵を卵管理水槽に収容





2021 11 25 日 (木)
飼育魚の移動
 





 先日、下呂支所で飼育魚の移動を行いました。

 下呂支所では、主に屋外の飼育池でアマゴやニジマスなどを飼育しています。魚が混みあっている飼育池では病気が発生しやすくなるので、個体数や体サイズに応じて、より大きい池に魚を移し替えるか、いくつかの池に分けて飼育するようにしています。

 今回の作業では、ふ化室の FRP (強化プラスチック) 水槽で飼育していたニジマスを A 号池に移動させました。

















2021 11 24 日 (水)
飼育池や水門の維持管理
 





 下呂支所では、職員が飼育池や水門のスクリーン掃除などの維持管理を行っています。

 昨晩も流下してくる落ち葉が多かったため、職員が深夜まで除去作業を行いました。











2021 11 23 日 (火)
飼育池や水門の維持管理
 





 下呂支所では、職員が飼育池のスクリーン掃除などの維持管理を行っています。

 昨晩は、飼育用水の水源である飛騨川 (益田川) の増水の影響で大量の落ち葉が流れ着いたため、職員が夜を徹してスクリーンの掃除にあたりました。











2021 11 22 日 (月)
アマゴ・ヤマメの発眼卵の検卵作業
 





 下呂支所でアマゴ・ヤマメの発眼卵の検卵作業を実施中です。

 現在は、11 月上旬に人工受精を行った卵が発眼期を迎えており、検卵作業を順次進めています。








2021 11 21 日 (日)
渓流で魚類調査
 





 先日、渓流で魚類調査を行いました。

 今回の調査では、アマゴ・アカザ・カワヨシノボリ・カジカ大卵型の生息が確認されました。




アマゴ (上側: 雌、下側: 雄)





2021 11 20 日 (土)
飼育魚の体サイズ測定
 





 先日、下呂支所でニジマスの体サイズ測定を行いました。

 同じ魚種であっても系統によって成長速度に差が生じることがありますし、同じ系統であっても飼育方法によって差が生じることもあります。下呂支所では、飼育魚の体サイズ測定を目的に応じて随時行っています。











2021 11 19 日 (金)
イワナの採卵と人工受精
 





 下呂支所でイワナの採卵と人工受精を実施しました。

 親魚の成熟度合いを確認しながら、可能であればあと 1・2 回、採卵と人工受精を行う予定です。




親魚の選別作業 (1 個体ずつ触診して
採卵可能な個体を選び出す)




雌親魚からの採卵作業









受精前の洗卵作業 (等張液で卵を洗浄)




雄親魚から採取した精液




受精前に精子の運動性を顕微鏡で確認




受精作業




受精卵を卵管理水槽に収容





2021 11 18 日 (木)
渓流で魚類調査
 





 15 日に引き続き、渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査でも、アマゴ・イワナ・カジカ大卵型の生息が確認されました。




カジカ大卵型





2021 11 17 日 (水)
渓流魚の増殖に関する担当者研修会
 





 高山市久々野支所久々野多目的センター 「虹流館」 (高山市久々野町) で岐阜県漁業協同組合連合会の 「渓流魚の増殖に関する担当者研修会」 が開催されました。

 下呂支所の職員は、ヤマメ・アマゴ・イワナの増殖と持続的利用について解説しました。








2021 11 16 日 (火)
ヤマメの採卵と人工受精
 





 先週に引き続き、下呂支所でヤマメの採卵と人工受精を実施しました。

 今日の作業では、ヤマメ 1 系統の採卵と人工受精を行いました。次回は、イワナの採卵と人工受精を行う予定です。




雌親魚からの採卵作業









受精前の洗卵作業 (等張液で卵を洗浄)




雄親魚からの採精作業




精液




受精前に精子の運動性を顕微鏡で確認




受精作業




受精卵を卵管理水槽に収容





2021 11 15 日 (月)
渓流で魚類調査
 





 渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査では、アマゴ・イワナ・カジカ大卵型の生息が確認されました。




アマゴ




イワナ





2021 11 14 日 (日)
アマゴ・ヤマメの発眼卵をふ化室に収容
 





 先日、下呂支所でアマゴ・ヤマメの発眼卵をふ化室に収容しました。ふ化室への収容は、検卵 (関連記事 : 11 月 13 日) が完了したものから順次行っています。

 ふ化室では、まず 「ふ化盆 (ふかぼん)」 と呼ばれる枠付きの金網に発眼卵を 500〜1000 粒ずつ小分けして入れます。ふ化盆はいくつか重ねた状態で上下をひもで固定し、ふ化水槽の中に設置します。ふ化水槽では、ふ化盆の中で発眼卵をふ化させた後、仔魚期の終わりまで収容しています。




ふ化盆に発眼卵を小分けして入れる







別のふ化盆を上に重ねて 発眼卵を入れる







重ねた ふ化盆の上下をバンドで固定







ふ化水槽に入れる







くさびを打ち込んで固定




ふ化盆とふ化水槽との隙間を 縄で
ふさいだ後、
ふたをして遮光し、井戸水を
流しながら、餌付け直前まで収容






2021 11 13 日 (土)
アマゴ・ヤマメの発眼卵の検卵作業
 





 先日、下呂支所でアマゴ・ヤマメの発眼卵 (はつがんらん) の検卵 (けんらん) 作業が始まりました。

 発生の最終段階の卵は、発現した眼球が透けて見えることから 「発眼卵」 と呼ばれます。卵は、受精後しばらくの間は安静が必要ですが、発眼卵の段階になると外部からの衝撃に比較的強くなり、収容水槽から取り出すことができるので、生卵と死卵とを分別する作業が可能になります。死卵は、放置すると水カビ発生の原因となるので取り除かなければなりません。

 これらの作業は 「検卵」 と呼ばれ、卵を出荷する前あるいはふ化室に移送する前に必ず行っています。検卵が終了した発眼卵は、養殖業者への出荷や下呂支所での継代飼育などに使用しています。




目視観察と手作業による検卵




左側: 検卵前   右側: 検卵後




検卵前 (白っぽく変色したものが死卵





検卵後





2021 11 12 日 (金)
ヤマメの採卵と人工受精
 





 下呂支所でヤマメの採卵と人工受精を実施しました。

 今日の作業では、ヤマメ 1 系統の採卵と人工受精を行いました。




雌親魚からの採卵作業















受精前の洗卵作業 (等張液で卵を洗浄)




雄親魚からの採精作業




精液




受精作業




受精卵を卵管理水槽に収容





2021 11 11 日 (木)
渓流で魚類調査
 





 昨日に引き続き、渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査では、アマゴ・イワナ・カジカ大卵型の生息が確認されました。




アマゴ





2021 11 10 日 (水)
渓流で魚類調査
 





 渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査では、アマゴ・イワナ・タカハヤ・カジカ大卵型の生息が確認されました。




カジカ大卵型





2021 11 9 日 (火)
水温計のデータ回収
 





 先日、下呂支所で水温計のデータ回収を行いました。

 下呂支所では、敷地内の井戸や水路など計 6 ヶ所で水温を計測しており、データ回収や電池交換を定期的に行っています。








2021 11 8 日 (月)
ヤマメの採卵と人工受精
 





 下呂支所でヤマメの採卵と人工受精を実施しました。

 今日の作業では、ヤマメ 3 系統の採卵と人工受精をそれぞれ行いました。




雌親魚からの採卵作業















受精前の洗卵作業 (等張液で卵を洗浄)




雄親魚からの採精作業




精液




受精前に精子の運動性を顕微鏡で確認




受精作業




受精卵を卵管理水槽に収容





2021 11 7 日 (日)
飼育池の掃除
 





 先日、下呂支所で飼育池の掃除を行いました。

 魚を飼育している池では、残餌や排泄物の掃除が必要です。また、水源の飛騨川 (益田川) の増水時に濁った水が流入すると飼育池の底に泥が堆積するので、その都度、掃除しなければなりません。使用していない池でも藻が生えたり落ち葉がたまったりするので、使用を再開する前に掃除するようにしています。








2021 11 6 日 (土)
養殖魚の魚病診断
 





 先日、下呂支所に県内の養殖場から魚病診断の依頼がありました。

 今回、診断の依頼があったのはイワナです。養殖場は、自然界よりも高い密度で魚を飼育しており、病気が蔓延すると大きな被害が出る恐れがあるので、原因の把握と適切な対応が不可欠です。当研究所では、寄生虫や細菌の有無などを調べ、養殖場に対応策を指導しています。














2021 11 5 日 (金)
アマゴ・ヤマメの採卵と人工受精
 





 2 日に引き続き、下呂支所でアマゴ・ヤマメの採卵と人工受精を実施しました。

 今日の作業では、アマゴ 4 系統とヤマメ 2 系統の採卵と人工受精をそれぞれ行いました。

 同じ種の同じ系統の同じ年齢の魚で、かつ同じ池で飼育してきた魚であっても、成熟の時期には個体差 (最大で半月ほど) があります。そのため、シーズン中は週 2 回、親魚の成熟度合いを繰り返し確認し、採卵可能な個体だけを選び出して採卵と人工受精を行うようにしています。




親魚の選別作業




1 個体ずつ触診して、採卵可能な個体を選び出す







雌親魚からの採卵作業















受精前の洗卵作業 (等張液で卵を洗浄)




雄親魚からの採精作業




精液




受精前に精子の運動性を顕微鏡で確認




受精作業



受精卵を卵管理水槽に収容





2021 11 4 日 (木)
渓流で魚類調査
 





 今日も渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査では、アマゴ・イワナ・タカハヤ・カジカ大卵型の生息が確認されました。




アマゴ




カジカ大卵型





2021 11 3 日 (水)
養殖場への巡回指導
 





 先日、養殖場への巡回指導を行いました。

 今回は飛騨市の養殖場 2 軒と高山市の養殖場 1 軒を訪問し、飼育状況について聞き取りを行いました。








2021 11 2 日 (火)
アマゴ・ヤマメの採卵と人工受精
 





 下呂支所でアマゴ・ヤマメの採卵と人工受精を実施しました。

 今日の作業では、アマゴ 1 系統とヤマメ 4 系統の採卵と人工受精をそれぞれ行いました。




雄親魚からの採精作業




精液




受精前に精子の運動性を顕微鏡で確認




雌親魚からの採卵作業












受精前の洗卵作業 (等張液で卵を洗浄)




受精作業




受精卵は卵管理水槽に収容





2021 11 1 日 (月)
渓流で魚類調査
 





 渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査では、アマゴ・イワナ・タカハヤ・カジカ大卵型の生息が確認されました。また、アマゴとイワナとの交雑と考えられる個体も確認されました。この個体は、当研究所が確認したものとしては 25 河川計 35 地点目の事例です (関連記事: 10 月 20 日)。




上側: アマゴ
中央: 交雑と考えられる個体
下側: イワナ







記 事


小規模
内水面養殖研修

公用車の
タイヤ交換

養殖魚の魚病診断

水温計の
データ回収

イワナの
採卵と人工受精

飼育魚の移動

飼育池や水門の
維持管理

飼育池や水門の
維持管理

アマゴ・ヤマメの
発眼卵の検卵作業

渓流で魚類調査

飼育魚の
体サイズ測定

イワナの
採卵と人工受精

渓流で魚類調査

渓流魚の
増殖に関する
担当者研修会

ヤマメの
採卵と人工受精

渓流で魚類調査

アマゴ・ヤマメの
発眼卵をふ化室に
収容

アマゴ・ヤマメの
発眼卵の検卵作業

ヤマメの
採卵と人工受精

渓流で魚類調査

渓流で魚類調査

水温計の
データ回収

ヤマメの
採卵と人工受精

飼育池の掃除

養殖魚の魚病診断

アマゴ・ヤマメの
採卵と人工受精

渓流で魚類調査

養殖場への
巡回指導

アマゴ・ヤマメの
採卵と人工受精

渓流で魚類調査

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せかぶ日誌 岐阜県水産研究所


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