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< 9 月  11 月 >



2021 10 30 日 (土)
ヒバカリ
 





 先日、下呂支所の飼育池付近にヒバカリが現れました。

 全長 40 cm の小さめの個体でしたが、その後、臆することなく事務室に出入りして職員を恐慌状態に陥れました (関連記事 : 5 月 3 日、7 月 1・16 日、10 月 19 日)。




















2021 10 29 日 (金)
アマゴ・ヤマメの採卵と人工受精
 





 下呂支所でアマゴ・ヤマメの採卵と人工受精を実施しました。

 今日の作業では、アマゴ 3 系統とヤマメ 1 系統の採卵と人工受精をそれぞれ行いました。







親魚の選別作業




1 個体ずつ触診して、採卵可能な個体を選び出す




雌親魚からの採卵作業












受精前の洗卵作業 (等張液で卵を洗浄)




雄親魚からの採精作業




精液




受精前に精子の運動性を顕微鏡で確認




受精作業




受精卵は卵管理水槽に収容





2021 10 28 日 (木)
渓流で魚類調査
 





 今日も渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査では、アマゴ・カワムツ・タカハヤ・アブラハヤ・アジメドジョウ・アカザ・カワヨシノボリ・カジカ大卵型の生息が確認されました。




カワムツ




アジメドジョウ





2021 10 27 日 (水)
渓流で魚類調査
 





 渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査では、アマゴ・タカハヤ・アブラハヤ・アジメドジョウ・アカザ・カワヨシノボリ・カジカ大卵型の生息が確認されました。







アカザ




アジメドジョウ




カジカ大卵型





2021 10 26 日 (火)
アマゴの採卵と人工受精
 





 下呂支所で秋季の採卵と人工受精の作業が始まりました。これから来月にかけて、アマゴ・ヤマメ・イワナの採卵と人工受精の作業が続きます。

 今日は、アマゴ 3 系統の採卵と人工受精をそれぞれ行いました。この先、各魚種の各系統の親魚の成熟度合いを確認しながら、採卵と人工受精を順次行う予定です。




雌親魚からの採卵作業












受精前の洗卵作業 (等張液で卵を洗浄)




雄親魚からの採精作業




精液




受精前に精子の運動性を顕微鏡で確認




受精作業




受精卵を卵管理水槽に収容





2021 10 25 日 (月)
渓流で魚類調査
 





 渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査では、アマゴ・イワナ・カジカ大卵型の生息が確認されました。




アマゴ




イワナ




カジカ大卵型





2021 10 22 日 (金)
コカマキリ
 





 先日、下呂支所の庁舎付近にコカマキリが現れました。

 コカマキリは、ヘビ (関連記事 : 5 月 3 日、7 月 1・16 日、10 月 19 日) と違って職員に巻き付くおそれはないため、いつも大目に見ています。











2021 10 21 日 (木)
養殖魚の魚病診断
 





 先日、下呂支所に県内の養殖場から魚病診断の依頼がありました。

 今回、診断の依頼があったのはニジマスです。養殖場は、自然界よりも高い密度で魚を飼育しており、病気が蔓延すると大きな被害が出る恐れがあるので、原因の把握と適切な対応が不可欠です。当研究所では、寄生虫や細菌の有無などを調べ、養殖場に対応策を指導しています。








2021 10 20 日 (水)
渓流で魚類調査
 





 渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査では、イワナとアマゴの生息が確認されました。また、アマゴとイワナとの交雑と考えられる個体も確認されました。この個体は、当研究所が確認したものとしては 24 河川計 34 地点目の事例です (関連記事: 2020 年 10 月 17 日)。




イワナ (メス)




イワナ (オス)




上側: アマゴ
中央: 交雑と考えられる個体
下側: イワナ








2021 10 19 日 (火)
アオダイショウ
 





 先日、下呂支所の庁舎付近にアオダイショウが現れました。

 全長約 1.2 m とそれほど大きくはない個体でしたが、その後、臆することなく事務室に出入りして職員を恐慌状態に陥れました (関連記事 : 5 月 3 日、7 月 1・16 日)。

















2021 10 18 日 (月)
飼育魚の体サイズ測定
 





 下呂支所でニジマスの体サイズ測定を行いました。

 同じ魚種であっても系統によって成長速度に差が生じることがありますし、同じ系統であっても飼育方法によって差が生じることもあります。下呂支所では、飼育魚の体サイズ測定を目的に応じて随時行っています。











2021 10 15 日 (金)
水棲生物保全活動
 





 郡上市立大和西小学校の総合学習 「水棲生物保全活動」 が開催されました。

 当研究所の職員は、渓流魚の産卵環境や人工産卵場の造成方法 (関連記事 : 2020 年 8 月 31 日) について、アナログプロジェクタ (関連記事 : 2021 年 10 月 12 日) を使用して解説しました。その後、渓流で人工産卵場の造成を行いました。




アナログプロジェクタ
(関連記事 : 2021 年 10 月 12 日)





















中村智幸.1999.人工産卵場におけるイワナの
 産卵と産着卵のふ化.日本水産学会誌,65:
 434-440.  < 外部リンク >

コ原哲也・佐藤正人・大原健一・辻 寛人・岸
 大弼.2019.人工産卵場におけるヤマメ
 およびアマゴ卵の発眼率.水産技術,11:
 91-96.  < 外部リンク >





2021 10 14 日 (木)
人工産卵河川で魚類調査
 





 昨日に引き続き、高山市奥飛騨温泉郷にある渓流魚人工産卵河川で魚類調査が行われました (関連記事 : 2019 年 10 月 28 日、2021 年 1 月 11 日)。

 今日の調査でもイワナとヤマメの生息が確認されました。





参考文献

岸 大弼・コ原哲也.2017.岐阜県下呂市
 馬瀬に整備された人工産卵河川の物理
 環境およびイワナの産卵状況.応用生態
 工学,19: 221-231.  < 外部リンク >

岸 大弼・上田利章・徳田幸憲・コ原哲也.
 2017.渓流魚人工産卵河川における
 産卵場整備での砂利の使用量.岐阜県
 水産研究所研究報告,62: 9-13.  
 < PDF >

岸 大弼・佐々木 茂・徳田幸憲・コ原哲也.
 2020.渓流魚人工産卵河川における
 産卵場整備後の土砂の堆積状況.岐阜
 県水産研究所研究報告,65: 1-10.  
 < PDF >





2021 10 13 日 (水)
人工産卵河川で魚類調査
 





 高山市奥飛騨温泉郷にある渓流魚人工産卵河川で魚類調査が行われました。

 今日の調査では、イワナとヤマメの生息が確認されました。




イワナ





2021 10 12 日 (火)
アナログプロジェクタ
 





 アナログプロジェクタは、2006 年に下呂支所で製作したスライド上映装置です (関連記事 : 2013 年 7 月 17 日、2014 年 6 月 18 日・11 月 22 日)。PC プロジェクタが使用できない屋外での生物教育企画で重用しています。

 アナログプロジェクタの本体は、塩ビ管で組んだ簡素な外見ではあるものの、直径 16 ・20 ・25mm の管を使い分けて計 31 個の部材で設計しています。装置の前面には、実際のアナログテレビ (17 インチ) の外枠を流用しました。

 内部には A3 サイズのスライドを連結した 「巻き物」 を装備しており、ハンドルを回すと次のスライドが表示される仕掛けになっています。手動ですが、巻き戻しも可能です。現在、企画の内容に応じて 9 種類の巻き物があり、必要に応じて新しい巻き物を随時製作しています (関連記事: 2017 年 9 月 19 日、2019 年 8 月 20 日)。

 巻き物の元となるファイルは、パソコンで作成しています。ただし、PC プロジェクタ用のファイルとは異なり、文字のサイズや配置など特別な調整が必要で、その作成は容易ではありません。また、その印刷後の作業にも時間と労力が必要で、A3 サイズで印刷したスライドを表裏で 2 種類のテープを使い分けて連結するという細かい作業を延々と行わなければなりません。

 今回の新作は、渓流魚の人工産卵場を紹介するもので、計 29 ページ、長さ 8 m を超える巻き物です。A3 用紙への印刷後、この巻き物 1 本の製作に 2 人がかりで 3 時間を費やしました。









































2021 10 11 日 (月)
渓流で魚類調査
 





 渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査では、イワナの生息が確認されました。








2021 10 8 日 (金)
飼育魚の体サイズ測定
 





 先日、下呂支所でニジマスの体サイズ測定を行いました。

 同じ魚種であっても系統によって成長速度に差が生じることがありますし、同じ系統であっても飼育方法によって差が生じることもあります。下呂支所では、飼育魚の体サイズ測定を目的に応じて随時行っています。











2021 10 7 日 (木)
渓流で魚類調査
 





 また今日も渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査では、アマゴ・カワムツ・アジメドジョウ・アカザ・カワヨシノボリの生息が確認されました。




アカザ




アマゴ (メス)




アマゴ (オス)








2021 10 6 日 (水)
渓流で魚類調査
 





 今日もまた渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査では、アマゴ・イワナ・カワムツ・タカハヤ・アジメドジョウ・アカザ・カワヨシノボリ・カジカ大卵型の生息が確認されました。




カワムツ




タカハヤ





2021 10 5 日 (火)
渓流で魚類調査
 





 今日も渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査では、カワムツ・アブラハヤ・カマツカ・アジメドジョウ・アカザ・カワヨシノボリの生息が確認されました。




カマツカ




アカザ





2021 10 4 日 (月)
渓流で魚類調査
 





 先週に引き続き、渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査では、ヤマメ・イワナ・カジカ大卵型の生息が確認されました。




イワナ (メス)




イワナ (オス)




ヤマメ (オス)





2021 10 1 日 (金)
渓流で魚類調査
 





 渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査では、イワナとカジカ大卵型の生息が確認されました。




イワナ




カジカ大卵型








記 事


ヒバカリ

アマゴ・ヤマメの
採卵と人工受精

渓流で魚類調査

渓流で魚類調査

アマゴの
採卵と人工受精

渓流で魚類調査

コカマキリ

養殖魚の魚病診断

渓流で魚類調査

アオダイショウ

飼育魚の
体サイズ測定

水棲生物保全活動

人工産卵河川で
魚類調査

人工産卵河川で
魚類調査

アナログ
プロジェクタ

渓流で魚類調査

飼育魚の
体サイズ測定

渓流で魚類調査

渓流で魚類調査

渓流で魚類調査

渓流で魚類調査

渓流で魚類調査

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