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せかぶ日誌
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2021 年 2 月

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< 1 月  3 月 >


2021 2 26 日 (金)
養殖場への巡回指導
 





 養殖場への巡回指導を行いました。

 今回は下呂市の養殖場 4 軒を訪問し、飼育魚の流通状況や魚病の発生状況について聞き取りを行いました。








2021 2 25 日 (木)
環境収容力推定手法開発事業の成果検討会
 





 水産庁 「環境収容力推定手法開発事業」 の成果検討会が 25・26 日にオンラインで開催されました。

 当研究所の職員は、今年度に実施したアユや渓流魚の調査結果について報告しました。





2021 2 24 日 (水)
飼育池の掃除
 





 下呂支所で飼育池の掃除を行いました。

 魚を飼育している池では、残餌や排泄物の掃除が必要です。また、水源の飛騨川(益田川) の増水時に濁った水が流入すると飼育池の底に泥が堆積するので、その都度、掃除しなければなりません。使用していない池でも藻が生えたり落ち葉がたまったりするので、使用を再開する前に掃除するようにしています。








2021 2 23 日 (火)
カジカの発眼卵の検卵作業
 





 先日、下呂支所でカジカの発眼卵の検卵作業を行いました (関連記事 : 2 月 9・16 日)。

 検卵完了後の発眼卵は、ふ化用の水槽に入れて管理しています。










検卵完了後の発眼卵




直径 約 2 mm 、重量 約 0.007 g




ふ化用の水槽に発眼卵を収容








2021 2 22 日 (月)
渓流で魚類調査
 





 渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査では、ヤマメ・イワナ・ウグイの生息が確認されました。




イワナ




ウグイ





2021 2 19 日 (金)
ミズワタクチビルケイソウ
 





 ミズワタクチビルケイソウ (Cymbella janischii) は、アメリカ原産の外来珪藻です。日本への移入の経緯はよく分かっていませんが、近年、国内各地で分布拡大が懸念されています。

 ミズワタクチビルケイソウが繁茂すると、アユの餌となる付着藻類の生育が妨げられるおそれがあります。別の河川で使用した胴長・タモ・オトリ缶などを持ち込む場合は、ミズワタクチビルケイソウの分布拡大を防止するため、あらかじめ消毒や乾燥を念入りに行うようお願いします。

 釣り具や漁具の消毒や乾燥は、アユの冷水病やエジワジエラ・イクタルリ病の持ち込みを防ぐためにも不可欠です。良好なアユ漁場を維持するため、ご協力をお願いします。







胴長の靴底は、特に念入りに消毒
(消毒液を十分にしみ込ませる)





参考文献

芦澤晃彦・加地弘一.2019.ミズワタクチビル
 ケイソウが放流アユの定着に与える影響.
 山梨県水産技術センター事業報告書, 46:
 34-38.  < 外部リンク >

長野県水産試験場.2020.ミズワタクチビル
 ケイソウが発見されました.水産だより, 39:
 7.   < 外部リンク >

洲澤多美枝・清野聡子・真山茂樹.2011.筑後
 川上流に大量出現した Cymbella janischii
 (A.W.F.Schmidt) De Toni と Gomphoneis
 minuta
(Stone) Kociolek & Stoermer:外来種
 珪藻の可能性について.Diatom, 27: 58-64.
 < 外部リンク >

洲澤多美枝・洲澤 譲.2016.日本に侵入して
 いる外来珪藻.豊田市矢作川研究所季刊誌
 RIO, 201: 4.  < 外部リンク >





2021 2 18 日 (木)
養殖場への巡回指導
 





 養殖場への巡回指導を行いました。

 今回は関市の養殖場 1 軒を訪問し、飼育や採卵の状況について聞き取りを行いました。








2021 2 17 日 (水)
水温計のデータ回収
 





 下呂支所で水温計のデータ回収を行いました。

 下呂支所では、敷地内の井戸や水路など計 6 ヶ所で水温を計測しており、データ回収や電池交換を定期的に行っています。冬季は、他の時期と比べて電池の消耗が早いため、こまめに点検しています。








2021 2 16 日 (火)
カジカの発眼卵の検卵作業
 





 今週も下呂支所でカジカの発眼卵の検卵作業を実施中です (関連記事 : 2 月 9 日)。

 検卵作業では、卵塊をほぐしながら、死んだ卵をピンセットで取り除いていきます。根気がいりますが、カジカの養殖では非常に大事な作業です。









検卵完了後、ふ化用の水槽に発眼卵を収容





2021 2 15 日 (月)
飼育魚の移動
 





 下呂支所で飼育魚の移動を行いました。

 下呂支所では、主に屋外の飼育池でアマゴやニジマスなどを飼育しています。魚が混みあっている飼育池では病気が発生しやすくなるので、個体数や体サイズに応じて、より大きい池に魚を移し替えるか、いくつかの池に分けて飼育するようにしています。

 今回の作業では、H 号池で飼育していた大型のニジマスを C 号池と G 号池に分けたほか、F 号池で飼育していた中型のニジマスを H 号池に、A 号池で飼育していた小型のニジマスを F 号池にそれぞれ移動させました。

















2021 2 12 日 (金)
渓流で魚類調査
 





 一昨日に引き続き、渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査では、イワナ・ヤマメ・ニジマス・ウグイの生息が確認されました。







ヤマメ





2021 2 11 日 (木)
飼育池の掃除
 





 12 日にも下呂支所で飼育池の掃除を行いました。

 下呂支所では、魚の飼育には井戸水と河川水を使用しています。ただし、井戸の水量に限界があるため、大部分の魚の飼育には河川水を使用しています。河川水は、飛騨川 (益田川) から水路を使って導入しています。先月、飛騨川の増水時に濁った水が流入し、飼育池の底に土砂が堆積してしまいました。職員がその除去作業に追われています。





2021 2 10 日 (水)
渓流で魚類調査
 





 渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査では、ヤマメ・イワナ・ウグイの生息が確認されました。




ウグイ




ヤマメ





2021 2 9 日 (火)
カジカの発眼卵の検卵作業
 





 下呂支所でカジカの発眼卵の検卵作業が始まりました。

 検卵作業では、卵塊をほぐしながら、死んだ卵をピンセットで取り除いていきます。根気が必要ですが、カジカの養殖では非常に大事な作業です。検卵完了後の発眼卵は、ふ化用の水槽に入れて管理しています。







カジカの発眼卵
直径 約 2 mm 、重量 約 0.007 g




ふ化用の水槽




検卵完了後の発眼卵を収容





2021 2 8 日 (月)
飼育池の掃除
 





 下呂支所で飼育池の掃除を行いました。

 魚を飼育している池では、残餌や排泄物の掃除が必要です。また、水源の飛騨川 (益田川) の増水時に濁った水が流入すると飼育池の底に泥が堆積するので、その都度、掃除しなければなりません。使用していない池でも藻が生えたり落ち葉がたまったりするので、使用を再開する前に掃除するようにしています。








2021 2 5 日 (金)
カジカの採卵作業
 





 下呂支所でカジカの採卵が続いています (関連記事: 1 月 13・18・22 日、2 月 3 日)。

 回収した受精卵は、卵管理用の水槽に移しています。




産み付けられた卵塊







重量の測定




この後、卵管理用の水槽に収容





2021 2 4 日 (木)
カジカ仔魚の飼育水槽の準備
 





 下呂支所でカジカの仔魚の飼育水槽を準備しました。

 カジカは、普段は淡水で飼育しており、採卵やふ化の時にも淡水を使用していますが、ふ化直後から 1 ヶ月半ほどの間だけは人工海水での飼育が必要です。そのため、ふ化後の仔魚は、人工海水が使用可能な専用の水槽で飼育するようにしています。


参考文献

藤井亮吏・下村雄志・田原大輔・棗田孝晴・岸 大弼.
 2018.飼育環境におけるカジカ大卵型・中卵型・
 小卵型の卵および仔稚魚の生残状況.岐阜県
 水産研究所研究報告, 63: 7-16.  < PDF >








2021 2 3 日 (水)
カジカの採卵作業
 





 先月に引き続き、下呂支所でカジカの採卵を実施中です (関連記事 : 1 月 13・18・22 日)。

 回収した受精卵は、卵管理用の水槽に移しています。




雌親魚 (左側)、雄親魚 (右側)

















2021 2 2 日 (火)
飼育池の掃除
 





 下呂支所で飼育池の掃除を行いました。

 魚を飼育している池では、残餌や排泄物の掃除が必要です。また、水源の飛騨川(益田川) の増水時に濁った水が流入すると飼育池の底に泥が堆積するので、その都度、掃除しなければなりません。使用していない池でも藻が生えたり落ち葉がたまったりするので、使用を再開する前に掃除するようにしています。








2021 2 1 日 (月)
イワナの池出し
 





 下呂支所のふ化水槽に収容したイワナの発眼卵がふ化し、卵黄を吸収し終わって餌付け時期を迎えています。

 今日は、ふ化水槽からふ化盆を取り出し、稚魚を餌付け用の水槽に移しました。下呂支所では、この作業を 「池出し」 と呼んでいます(関連記事 : 2020 年 12 月 25 日、2021 年 1 月 6・26 日)。餌付けのタイミングが遅れると稚魚の生残率が悪化するおそれがあるため、水温や稚魚の成育状況を勘案して池出しの時期を調整しています。











記 事


養殖場への
巡回指導

環境収容力推定
手法開発事業の
成果検討会

飼育池の掃除

カジカの発眼卵の
検卵作業

渓流で魚類調査

ミズワタ
クチビルケイソウ

養殖場への
巡回指導

水温計の
データ回収

カジカの発眼卵の
検卵作業

飼育魚の移動

渓流で魚類調査

飼育池の掃除

渓流で魚類調査

カジカの発眼卵の
検卵作業

飼育池の掃除

カジカの採卵作業

カジカ仔魚の
飼育水槽の準備

カジカの採卵作業

飼育池の掃除

イワナの池出し

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