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2020 年 12 月

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< 11 月  1 月 >


2020 12 31 日 (木)
年末年始の飼育管理
 





 年末年始も職員が交代で出勤して飼育管理を行っています。

 下呂支所では、敷地全体を巡回して飼育池のスクリーンの掃除や給餌機への餌の補充などを行いました。


 本年はお世話になりました。ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。





2020 12 30 日 (水)
水温計のデータ回収
 





 先日、下呂支所で水温計のデータ回収を行いました。

 下呂支所では、敷地内の井戸や水路など計 6 ヶ所で水温を計測しており、データ回収や電池交換を定期的に行っています。冬季は、他の時期と比べて電池の消耗が早いため、こまめに点検しています。








2020 12 29 日 (火)
年末年始の飼育管理
 





 年末年始も職員が交代で出勤して飼育管理を行っています。

 下呂支所では、敷地全体を巡回して飼育池のスクリーンの掃除や給餌機への餌の補充などを行いました。








2020 12 28 日 (月)
飼育魚の体サイズ測定
 





 先週に引き続き、下呂支所でニジマスの体サイズ測定を行いました(関連記事 : 12 月 21・24 日)。

 今日は、先週とは別のニジマスの体サイズを測定しました。








2020 12 25 日 (金)
アマゴ・ヤマメの池出し
 





 下呂支所のふ化水槽 (関連記事 : 12 月 3・22 日) に収容したアマゴやヤマメの発眼卵のふ化が続いており、早いものは卵黄を吸収し終わって餌付け時期を迎えています。

 先日から、ふ化水槽からふ化盆を取り出し、稚魚を餌付け用の水槽や飼育池に移す作業を実施中です。下呂支所では、この作業を 「池出し」 と呼んでいます。餌付けのタイミングが遅れると稚魚の生残率が悪化するおそれがあるため、水温や稚魚の成育状況を勘案して池出しの時期を調整しています。







ふ化水槽から ふ化盆を取り出す




餌付け用の水槽に移動




バンドを外す




餌付け用の水槽に稚魚を出す








2020 12 24 日 (木)
飼育魚の体サイズ測定
 





 今日も下呂支所でニジマスの体サイズ測定を行いました (関連記事 : 12 月 21 日)。

 今日の体サイズ測定は、前回とは別の飼育池のニジマスを対象に実施しました。











2020 12 23 日 (水)
チャイロカワモズク
 





 飛騨地方の渓流でチャイロカワモズク (Sheathia arcuata) が出現し始めました。

 チャイロカワモズクは、湧水が流入する小川や水路に生育する淡水産の紅藻の 1 種で、岐阜県内では冬から春にかけて観察されています。








 国内のカワモズク科は、いずれも分布が局所的である上に減少傾向にあることから、環境省レッドデータブック 2014 では、絶滅危惧 I 類 (CR+EN) に 15 分類群(13 種、1 変種、1 品種)、絶滅危惧 II 類 (VU) に 4 種、準絶滅危惧 (NT) にチャイロカワモズクを含む 2 種、情報不足 (DD) に 1 種がそれぞれ選定されています。また、栃木県足利市では、ニホンカワモズク (Batrachospermum japonicum) の自生地が天然記念物に指定されています。

 カワモズク科は、環境改変に弱いため、集水域を含めて生育河川を保全することが望まれます。


参考文献

岸 大弼.2018.岐阜県高山市の苔川における
 食用藻類“すのり”の過去の分布および利用.
 地域生活学研究,9: 1-15.  < 外部リンク >

岸 大弼・洲澤多美枝・袖垣一也.2020.岐阜県の
 小坂川支流における紅藻チャイロカワモズクの
 生育環境.藻類,68: 73-76.  < 外部リンク >











2020 12 22 日 (火)
ヤマメ・イワナの発眼卵をふ化室に収容
 





 先日、下呂支所でヤマメ・イワナの発眼卵をふ化室に収容しました。ふ化室への収容は、検卵 (関連記事 : 11 月 25・30 日、12 月 1・16 日) が完了したものから順次行っています。

 ふ化室では、まず 「ふ化盆 (ふかぼん)」 と呼ばれる枠付きの金網に発眼卵を 500〜1000 粒ずつ小分けして入れます。ふ化盆はいくつか重ねた状態で上下をひもで固定し、ふ化水槽の中に設置します。ふ化水槽では、ふ化盆の中で発眼卵をふ化させた後、仔魚期の終わりまで収容しています。







ふ化盆に発眼卵を小分けして入れる




発眼卵を入れた ふ化盆を重ねる










重ねた ふ化盆の上下をバンドで固定




ふ化水槽に入れて くさびで固定




ふ化盆とふ化水槽との隙間を 縄でふさぐ




ふたをして遮光し、井戸水を流しながら、
餌付け直前まで収容






2020 12 21 日 (月)
飼育魚の体サイズ測定
 





 下呂支所でニジマスの体サイズ測定を行いました。

 同じ魚種であっても系統によって成長速度に差が生じることがありますし、同じ系統であっても飼育方法によって差が生じることもあります。下呂支所では、飼育魚の体サイズ測定を目的に応じて随時行っています。














2020 12 18 日 (金)
イワナの発眼卵の検卵作業
 





 下呂支所でイワナの発眼卵の検卵作業を実施しました。

 現在は、11 月下旬に人工受精を行った卵が発眼期を迎えており、検卵作業を順次進めています。














2020 12 17 日 (木)
水温計のデータ回収
 





 下呂支所で水温計のデータ回収を行いました。

 下呂支所では、敷地内の井戸や水路など計 6 ヶ所で水温を計測しており、データ回収や電池交換を定期的に行っています。








2020 12 16 日 (水)
河川調査
 





 先日、河川調査を実施しました。

 今回の調査では、水温・川幅・藻類の状況などを確認しました。














2020 12 15 日 (火)
井戸の遮光シートの取り外し
 





 今週、下呂支所で井戸の遮光シートの取り外しを行いました。

 井戸の中に藻が生えると配水管が詰まりやすくなるので、春から秋は、藻が生えないよう井戸に遮光シートをかぶせています (関連記事 : 3 月 16 日)。しかし、冬は、雪の重みで破れる恐れがあるので、毎年、雪が降る前に遮光シートを取り外すようにしています。















2020 12 14 日 (月)
飼育魚の移動
 





 先週に引き続き、下呂支所で飼育魚の移動を行いました。

 今日の作業では、ふ化室の FRP (強化プラスチック) 水槽で飼育していたニジマスを A 号池に移動させました。








2020 12 11 日 (金)
飼育魚の移動
 





 今日も下呂支所で飼育魚の移動を行いました。

 今日の作業では、A 号池のニジマスや C 号池のヤマメの移動を行いました。







計数しながら 魚を新しい飼育池に入れる
(左手にカウンターを持っている)








2020 12 10 日 (木)
飼育魚の移動
 





 下呂支所で飼育魚の移動を行いました。

 下呂支所では、主に屋外の飼育池でアマゴやニジマスなどを飼育しています。魚が混みあっている飼育池では病気が発生しやすくなるので、個体数や体サイズに応じて、より大きい池に魚を移し替えるか、いくつかの池に分けて飼育するようにしています。

 今日の作業では、A 号池で飼育していたヤマメを B 号池に移動させました。







計数しながら 魚を新しい飼育池に入れる
(左手にカウンターを持っている)






2020 12 9 日 (水)
水温計の交換
 





 今日も渓流で水温計の交換を行いました。

 今日の作業では、12 ヶ所の水温計を交換しました。








2020 12 8 日 (火)
水温計の交換
 





 渓流で水温計の交換を行いました。

 今日の作業では、9 ヶ所の水温計を交換しました。








2020 12 7 日 (月)
渓流で魚類調査
 





 渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査では、イワナ・ヤマメ・タカハヤ・アブラハヤ・ウグイ・カジカ大卵型の生息が確認されました。




ヤマメ




カジカ大卵型





2020 12 4 日 (金)
飼育魚の体サイズ測定
 





 下呂支所でニジマスの体サイズ測定を行いました。

 同じ魚種であっても系統によって成長速度に差が生じることがありますし、同じ系統であっても飼育方法によって差が生じることもあります。下呂支所では、飼育魚の体サイズ測定を目的に応じて随時行っています。








2020 12 3 日 (木)
アマゴ・ヤマメの発眼卵をふ化室に収容
 





 先日、下呂支所でアマゴ・ヤマメの発眼卵をふ化室に収容しました。ふ化室への収容は、検卵 (関連記事 : 11 月 25・30 日、12 月 1 日) が完了したものから順次行っています。

 ふ化室では、まず 「ふ化盆 (ふかぼん)」 と呼ばれる枠付きの金網に発眼卵を 500〜1000 粒ずつ小分けして入れます。ふ化盆はいくつか重ねた状態で上下をひもで固定し、ふ化水槽の中に設置します。ふ化水槽では、ふ化盆の中で発眼卵をふ化させた後、仔魚期の終わりまで収容しています。




ふ化盆に発眼卵を小分けして入れる




発眼卵を入れた ふ化盆を重ねる










重ねた ふ化盆の上下をバンドで固定







ふ化水槽に入れる




くさびを打ち込んで固定




ふ化盆とふ化水槽との隙間を 縄でふさぐ




ふたをして遮光




井戸水を流しながら、餌付け直前まで収容





2020 12 2 日 (水)
水温計のデータ回収
 





 先日、下呂支所で水温計のデータ回収を行いました。

 下呂支所では、敷地内の井戸や水路など計 6 ヶ所で水温を計測しており、データ回収や電池交換を定期的に行っています。








2020 12 1 日 (火)
アマゴ・ヤマメの発眼卵の検卵作業
 





 今月も下呂支所でアマゴ・ヤマメの発眼卵の検卵作業を実施中です。

 現在は、11 月上旬に人工受精を行った卵が発眼期を迎えており、検卵作業を順次進めています。











記 事


年末年始の飼育管理

水温計のデータ回収

年末年始の飼育管理

飼育魚の
体サイズ測定

アマゴ・ヤマメの
池出し

飼育魚の
体サイズ測定

チャイロカワモズク

ヤマメ・イワナの
発眼卵を
ふ化室に収容

飼育魚の
体サイズ測定

イワナの
発眼卵の検卵作業

水温計のデータ回収

河川調査

井戸の遮光シートの
取り外し

飼育魚の移動

飼育魚の移動

飼育魚の移動

水温計の交換

水温計の交換

渓流で魚類調査

飼育魚の
体サイズ測定

アマゴ・ヤマメの
発眼卵をふ化室に
収容

水温計のデータ回収

アマゴ・ヤマメの
発眼卵の検卵作業

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