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2020 年 11 月

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2020 11 30 日 (月)
アマゴ・ヤマメの発眼卵の検卵作業
 





 下呂支所でアマゴ・ヤマメの発眼卵の検卵作業を実施中です。

 現在は、11 月上旬に人工受精を行った卵が発眼期を迎えており、検卵作業を順次進めています。











2020 11 29 日 (日)
渓流魚の産卵状況の調査
 





 渓流魚の産卵状況を調査しました。

 今週は計 18 ヶ所を巡回しましたが、アマゴやイワナの産卵は終了したようで、いずれの地点でも産卵行動は確認されませんでした。








2020 11 27 日 (金)
イワナの採卵と人工受精
 





 下呂支所でイワナの採卵と人工受精を実施しました。

 今日は、イワナ 1 系統の採卵と人工受精を行いました。今シーズンのアマゴ・ヤマメ・イワナの採卵と人工受精は、今日の作業で完了しました。




親魚の選別作業
1 個体ずつ触診して、採卵可能な個体を選び出す





雌親魚から採取した卵




受精作業





2020 11 26 日 (木)
渓流で魚類調査
 





 一昨日に引き続き、渓流で魚類調査を行いました。

 今日は一昨日とは別の渓流で調査を行い、イワナの生息を確認しました。








2020 11 25 日 (水)
アマゴ・ヤマメの発眼卵の検卵作業
 





 下呂支所でアマゴ・ヤマメの発眼卵 (はつがんらん) の検卵 (けんらん) 作業を実施中です。

 発生の最終段階の卵は、発現した眼球が透けて見えることから 「発眼卵」 と呼ばれます。卵は、受精後しばらくの間は安静が必要ですが、発眼卵の段階になると外部からの衝撃に比較的強くなり、収容水槽から取り出すことができるので、生卵と死卵とを分別する作業が可能になります。死卵は、放置すると水カビ発生の原因となるので取り除かなければなりません。

 これらの作業は 「検卵」 と呼ばれ、卵の出荷やふ化室への移送の前に必ず行っています。検卵が終了した発眼卵は、養殖業者への出荷や当研究所での継代飼育などに使用しています。











2020 11 24 日 (火)
渓流で魚類調査
 





 渓流で魚類調査を行いました。

 今日は 2 ヶ所で調査を行い、1 ヶ所でアマゴ・イワナ・カジカ大卵型、もう 1 ヶ所でイワナの生息を確認しました。




アマゴ




イワナ





2020 11 23 日 (月)
水温計のデータ回収
 





 先日、下呂支所で水温計のデータ回収を行いました。

 下呂支所では、敷地内の井戸や水路など計 6 ヶ所で水温を計測しており、データ回収や電池交換を定期的に行っています。





2020 11 21 日 (土)
水門の維持管理
 





 下呂支所では、職員が飼育用水の水源である飛騨川 (益田川) の水門のスクリーン掃除などの維持管理をしています。

 昨晩は、増水の影響で大量の落ち葉が流れ着いたため、職員が夜を徹してスクリーンの掃除にあたりました。











2020 11 20 日 (金)
ヤマメ・イワナの採卵と人工受精
 





 下呂支所でヤマメ・イワナの採卵と人工受精を実施しました。今日の作業では、ヤマメ 2 系統とイワナ 1 系統の採卵と人工受精をそれぞれ行いました。

 同じ種の同じ系統の魚で、かつ同じ池で飼育してきた魚であっても、成熟の時期には個体差 (最大で半月ほど) が生じます。そのため、シーズン中は週 2 回、親魚の成熟度合いを繰り返し確認して採卵可能な個体だけを毎回選び出し、採卵と人工受精を行うようにしています。







親魚の選別作業
1 個体ずつ触診して、採卵可能な個体を選び出す




雌親魚からの採卵作業















雄親魚からの採精作業




受精前に精子の運動性を顕微鏡で確認




受精作業




受精卵を卵管理水槽に収容





2020 11 19 日 (木)
飼育魚の移動
 





 下呂支所で飼育魚の移動を行いました。

 下呂支所では、主に屋外の飼育池でアマゴやニジマスなどを飼育しています。魚が混みあっている飼育池では病気が発生しやすくなるので、個体数や体サイズに応じて、より大きい池に魚を移し替えるか、いくつかの池に分けて飼育するようにしています。

 今週の作業では、A 号池で飼育していたヤマメを C 号池に、ふ化室の FRP (強化プラスチック) 水槽で飼育していたニジマスを A 号池にそれぞれ移動させました。







A 号池で飼育していたヤマメを C 号池へ







ふ化室で飼育していたニジマスを A 号池へ





2020 11 18 日 (水)
渓流で魚類調査
 





 一昨日に引き続き、渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査では、イワナとアマゴの生息が確認されました。




イワナ




アマゴ





2020 11 17 日 (火)
ヤマメ・イワナの採卵と人工受精
 





 下呂支所でヤマメ・イワナの採卵と人工受精を実施しました。

 今日の作業では、ヤマメ 1 系統とイワナ 1 系統の採卵と人工受精をそれぞれ行いました。親魚の成熟度合いを確認しながら、可能であればあと 1・2 回、採卵と人工受精を行う予定です。




親魚の選別作業




1 個体ずつ触診して、採卵可能な個体を選び出す




雌親魚からの採卵作業









受精前の洗卵作業 (等張液で卵を洗浄)




雄親魚からの採精作業




精液




受精前に精子の運動性を顕微鏡で確認




受精作業




受精卵を卵管理水槽に収容





2020 11 16 日 (月)
渓流で魚類調査
 





 渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査では、ヤマメ・イワナ・タカハヤ・ニホンウナギの生息が確認されました。




ヤマメ




ニホンウナギ







タカハヤ








2020 11 15 日 (日)
渓流魚の産卵状況の調査
 





 先日、渓流魚の産卵状況を調査しました。

 今回は計 11 ヶ所を巡回し、そのうち 4 ヶ所でイワナの産卵行動を確認しました。











2020 11 14 日 (土)
渓流で魚類調査
 





 先日、渓流で魚類調査を行いました。

 今回の調査では、ヤマメ・イワナ・カジカ大卵型の生息が確認されました。




ヤマメ




イワナ








2020 11 13 日 (金)
ヤマメの採卵と人工受精
 





 下呂支所でヤマメの採卵と人工受精を実施しました。

 今日の作業では、ヤマメ 1 系統の採卵と人工受精を行いました。来週は、イワナの採卵と人工受精も行う予定です。







親魚の選別作業




1 個体ずつ触診して、採卵可能な個体を選び出す




雌親魚からの採卵作業








2020 11 12 日 (木)
渓流で魚類調査
 





 昨日に引き続き、渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査では、イワナの生息が確認されました。











2020 11 11 日 (水)
渓流で魚類調査
 





 渓流で魚類調査を行いました。

 今日は 2 ヶ所で調査を行い、1 ヶ所でアマゴ・イワナ・カジカ大卵型、もう 1 ヶ所でイワナの生息を確認しました。




アマゴ





2020 11 10 日 (火)
ヤマメの採卵と人工受精
 





 下呂支所でヤマメの採卵と人工受精を実施しました。

 今日の作業では、ヤマメ 2 系統の採卵と人工受精をそれぞれ行いました。




雌親魚からの採卵作業












雄親魚からの採精作業




精液




受精前に精子の運動性を顕微鏡で確認




受精作業





2020 11 9 日 (月)
食味試験
 





 下呂支所では、ニジマスを対象とし、農産物の加工残渣を添加した給餌試験を行っています (関連記事: 8 月 17 日)。

 この給餌試験では、添加量を変えて食味や肥満度にどのような影響が出るのかを調べています。今回は、ユズの皮をペースト状にしたものを餌に混ぜて 2 週間ニジマスに与え、においや食感に変化が出るのかを確かめるために食味試験を行いました。その結果、今回の試験では参加者からあまり変化が感じられなかったという声が上がりました。

 この試験は 12 月下旬まで続ける予定なので、今後の変化が楽しみです。




食味試験




ユズの皮のペースト




ニジマスの餌に混ぜる





2020 11 7 日 (土)
オオゲジ
 





 先日、下呂支所の採卵室にオオゲジが現れました。

 オオゲジは、ヘビ (関連記事 : 5 月 28 日、7 月 16 日、9 月 21・24 日、10 月 11 日) と違って職員に巻き付くおそれはないため、いつも大目に見ています。














2020 11 6 日 (金)
アマゴ・ヤマメの採卵と人工受精
 





 今日も下呂支所でアマゴ・ヤマメの採卵と人工受精を実施しました。 今日の作業では、アマゴ 2 系統とヤマメ 3 系統の採卵と人工受精をそれぞれ行いました。

 同じ種の同じ系統の魚で、かつ同じ池で飼育してきた魚であっても、成熟の時期には個体差(最大で半月ほど) が生じます。そのため、シーズン中は週 2 回、親魚の成熟度合いを繰り返し確認して採卵可能な個体だけを毎回選び出し、採卵と人工受精を行うようにしています。




親魚の選別作業




1 個体ずつ触診して、採卵可能な個体を選び出す




雌親魚からの採卵作業















受精前の洗卵作業 (等張液で卵を洗浄)




雄親魚からの採精作業




精液




受精前に精子の運動性を顕微鏡で確認




受精作業




受精卵は卵管理水槽に収容





2020 11 5 日 (木)
渓流で魚類調査
 





 昨日に引き続き、渓流で魚類調査を行いました。

 今日は昨日とは別の渓流で調査を行い、イワナ・アマゴ・タカハヤ・アブラハヤ・カジカ大卵型の生息を確認しました。




タカハヤ




アマゴ





2020 11 4 日 (水)
渓流で魚類調査
 





 渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査では、イワナ・ヤマメ・タカハヤ・アブラハヤ・カジカ大卵型の生息が確認されました。




ヤマメ





2020 11 3 日 (火)
ヒル
 





 先日、渓流での調査中にヤマビルの襲撃を受けました (関連記事 : 2013 年 10 月 23 日、2014 年 5 月 27 日、2015 年 10 月 14 日、2016 年 10 月 31 日、2019 年 6 月 12 日・7 月 15 日、2020 年 9 月 2 日・10 月 10 日)。

 ヤマビルは、身体への影響は軽微であるものの精神面での衝撃は甚大であり、著しい敗北感をもたらす恐るべき生物です。それでも当研究所の職員は、めげずに調査に勤しんでいます。














2020 11 2 日 (月)
アマゴ・ヤマメの採卵と人工受精
 





 下呂支所でアマゴ・ヤマメの採卵と人工受精を実施しました。

 今日の作業では、アマゴ 1 系統とヤマメ 3 系統の採卵と人工受精をそれぞれ行いました。




親魚の選別作業
1 個体ずつ触診して、採卵可能な個体を選び出す




雌親魚からの採卵作業




受精前の洗卵作業 (等張液で卵を洗浄)




受精作業





2020 11 1 日 (日)
ムカデ
 





 下呂支所の庁舎内にムカデが現れました。

 全長 7 cm 程度の小さめの個体でしたが、臆することなく足元を歩きまわって職員を恐慌状態に陥れました。

















記 事


アマゴ・ヤマメの
発眼卵の検卵作業

渓流魚の
産卵状況の調査

イワナの
採卵と人工受精

渓流で魚類調査

アマゴ・ヤマメの
発眼卵の検卵作業

渓流で魚類調査

水温計のデータ回収

水門の維持管理

ヤマメ・イワナの
採卵と人工受精

飼育魚の移動

渓流で魚類調査

ヤマメ・イワナの
採卵と人工受精

渓流で魚類調査

渓流魚の
産卵状況の調査

渓流で魚類調査

ヤマメの
採卵と人工受精

渓流で魚類調査

渓流で魚類調査

ヤマメの
採卵と人工受精

食味試験

オオゲジ

アマゴ・ヤマメの
採卵と人工受精

渓流で魚類調査

渓流で魚類調査

ヒル

アマゴ・ヤマメの
採卵と人工受精

ムカデ

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