
トップページ
▼
せかぶ日誌
バックナンバー
▼
2014 年 6 月
日 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
22 |
23 |
24 |
25 |
26 |
27 |
28 |
29 |
30 |
|
|
|
|
|
< 5 月 7 月 >
|
|
|
|
|
|
|

渓流で魚類調査を行いました。今回の調査は先週月曜日と同じ渓流で実施し、イワナとアマゴの生息を確認しました。
採捕した 61 個体は、体サイズ測定の後、調査区間内に戻しました。
|

上側のアマゴは、尾鰭が損傷していた
(捕食者によるものと推測される)
|
|
|
|
|
|
|
|

飛騨地方では空梅雨が続いています。渓流では水量がどんどん減少し、部分的に干出してしまったところ
(瀬切れ) もあります。
当研究所が
5 月から定点調査を実施している渓流でも一部の区間で干出が続いています。
|

6 月 10 日の調査区間の様子

同一地点の 6 月 24 日の様子
今回の調査は梅雨の増水の影響を検証するもので、標識したアマゴやイワナの追跡調査を実施中です
(関連記事 : 5 月 28 ・30 日、6 月 2 ・4
・10 ・16 ・23 日)。
しかし、調査区間では、増水ではなく減水が続いている状況で、標識したイワナ
1 個体が干出により死亡しているのが発見されています
(関連記事 : 6 月 14 日)。24 ・27 日にあらためて調査区間を踏査したところ、標識したアマゴ
2 個体が干出により死亡しているのが確認されたほか、消えかけの小さな水たまりに孤立していたアマゴが計
7 個体発見されました。
今回の調査は、増水の影響が検証できていない一方、図らずも減水の影響を例示する形になりました。渓流魚の減耗要因のひとつとして増水による流失がこれまで疑われてきましたが、減水もまた無視できない要因といえます。
|

干出した淵


干出により死亡していたアマゴ

尾鰭や尾柄部が一部損壊
(昆虫による摂食か)

干上がる寸前で発見されたアマゴ
(この後、上流の淵に移送)
|
|
|
|
|
|
|
|

下呂支所のカジカを飼育している温室でセキレイのヒナが生まれました。
温室の中には、屋根の骨材にある小さな隙間から小鳥は出入りできますが、カラスなど大きな敵は入ることができません。これを覚えたセキレイが、巣を作り、子育てをしています
(関連記事 : 2013 年 6 月 20 日、7 月 15
・19 日)。
このところ、温室の温度がかなり高くなり、温室の上のほうに作られた巣の中では辛くなったのか、歩き回れるようになったヒナが床面の隅に移動していました。セキレイは飼育魚に危害を加えませんが、あちこち糞で汚すので、できれば早めに出ていってほしいものです。
|

巣

暑さを避けて床へ

|
|
|
|
|
|
|
|

下呂支所の建物の軒下には、アシナガバチが頻繁に巣を作ります。近づかない限り悪さはしませんが、研究所の一日開放が近づいているので念のため退治しました。巣が大きくなると蜂の数も増えるので、ジェット噴射式の殺虫剤を使っています。
|


|
|
|
|
|
|
|
|

渓流で魚類調査を行いました。今日は、昨日と同じ渓流の上流側の区間を調査し、110
m の区間でイワナ・アマゴ・カジカ大卵型・アジメドジョウの生息を確認しました。
採捕した 214 個体は、体サイズ測定の後、調査区間内に戻しました。引き続き、同じ渓流で調査を行う予定です。
|

今日も毛虫だらけ (関連記事 : 6 月 20 日)
|
|
|
|
|
|
|
|

渓流で魚類調査を行いました。今日は、昨日や先週木曜日とは別の渓流の調査を開始し、100
m の区間でイワナ ・アマゴ ・ニジマス ・カジカ大卵型
・アジメドジョウ ・タカハヤの生息を確認しました。
採捕した 223 個体は、体サイズ測定の後、調査区間内に戻しました。明日は、同じ渓流の上流側の区間で調査を行う予定です。
|

アマゴ
|
|
|
|
|
|
|
|

渓流で魚類調査を行いました。今回の調査は先週月曜日と同じ渓流で実施し、イワナとアマゴの生息を確認しました。
採捕した 78 個体は、体サイズ測定の後、調査区間内に戻しました。
|

イワナ
|
|
|
|
|
|
|
|

飛騨地方では、マイマイガの幼虫が大量に発生しており、樹木・家屋・路上など、ところ構わず這い回っているのを見かけます
(関連記事 : 2013 年 8 月 7 日)。
渓流沿いの木の枝や岩の上でも、おびただしい数の毛虫が蠢動している状況です。さらには、調査道具どころか職員にじかに取り付くという傍若無人ぶりを発揮する個体もおり、職員を恐慌状態に陥れています。
|





すごく嫌
|
|
|
|
|
|
|
|

今日も渓流で魚類調査を行いました。今日は一昨日と同じ渓流の上流側の
150 m の区間で調査し、アマゴとイワナの生息を確認しました。
採捕した 218 個体は、体サイズを測定した後、調査区間内に戻しました。
|

アマゴ
|
|
|
|
|
|
|
|

A3 型アナログプロジェクタ (17 インチ)
は、2006 年に下呂支所で製作したスライド上映装置です
(関連記事 : 2013 年 7 月 17 日)。PC プロジェクタが投影できない屋外での生物教育企画で重用しています。
アナログプロジェクタの本体は、塩ビ管で組んだ簡素な外見ではあるものの、直径
16 ・20 ・25 mm の管を使い分けて計 31 個の部材で設計しています。装置の前面には、実際のアナログテレビ
(17 インチ) の外枠を流用しました。内部には
A3 サイズのスライドを連結した 「巻き物」
を装備しており、ハンドルを回すと次のスライドが表示される仕掛けになっています。手動ですが、巻き戻しも可能です。現在、企画の内容に応じて
5 種類のスライドを用意しており、長いものでは
12 m を超す巻き物もあります。
今年 4 月、研究所の名称が 「岐阜県河川環境研究所」
から 「岐阜県水産研究所」 に変更されました
(関連記事 : 2014 年 4 月 3 日)。そのため、巻き物に記載している研究所の名称の変更を順次行っています。
アナログプロジェクタは、電子ファイルと違って簡単に修正ができません。該当ページをカッターナイフで切り離した後、新しく印刷したページを
2 種類のテープで連結して巻き物を再形成するという細かい作業を行っています。
|



|
|
|
|
|
|
|
|

渓流で魚類調査を行いました。今日は、先週木曜日と同じ渓流の上流側の
100 m の区間で調査し、アマゴとイワナの生息を確認しました。
採捕した 286 個体は、体サイズを測定した後、調査区間内に戻しました。引き続き、同じ渓流のさらに上流側の区間で調査を行う予定です。
|

イワナ
|
|
|
|
|
|
|
|

渓流で魚類調査を行いました。今回の調査は先週火曜日と同じ渓流で実施し、イワナとアマゴの生息を確認しました。
採捕した 82 個体は、体サイズ測定の後、調査区間内に戻しました。
|

イワナ
|
|
|
|
|
|
|
|

飛騨地方は、梅雨入りしたものの、雨がほとんど降っていません。渓流では水量がどんどん減少し、部分的に干出してしまったところ
(瀬切れ) もあります。
当研究所が 5 月から定点調査を実施している渓流でも一部の区間が干出し始めています。
|

調査開始日 (5 月 27 日) の調査区間の様子

同一地点の 6 月 10 日の様子
(6 月 4 日に梅雨入りするも、ほとんど降雨なし)
今回の調査は梅雨の増水の影響を検証するもので、標識したアマゴやイワナの追跡調査を実施中です
(関連記事 : 5 月 28 ・30 日、6 月 2 ・4
・10 日)。
しかし、調査区間では、空梅雨のために増水ではなく減水が続いている状況です。10
日の調査時には、標識したイワナ 1 個体が干出により死亡しているのがとうとう確認されました。 |

干出した堰堤直近の淵


干出により死亡していたイワナ
(ハエやアリによる摂食が進行)
|
|
|
|
|
|
|
|

給餌機は、魚を安定的に生産するためには欠かせないものです。しかし、時には給餌量がおかしいな?と思うこともあります。そんなときには、給餌機を分解して掃除します。分解してみると、中にはこぼれた餌が詰まっていたり、時にはネズミのふんが出てくることもあります。
日々の飼育管理のためには、このようなメンテナンスも重要です
(関連記事
: 2013 年 6 月 6 日)。
|

|
|
|
|
|
|
|
|

今日も渓流で魚類調査を行いました。今日は、昨日と同じ渓流の上流側の
100 m の区間で調査し、アマゴとイワナの生息を確認しました。
採捕した 325 個体は、体サイズを測定した後、調査区間内に戻しました。来週も調査を継続する予定です。
|

イワナ
|
|
|
|
|
|
|
|

渓流で魚類調査を行いました。今日は、昨日とは別の渓流で調査を行い、120
m の区間でアマゴ ・イワナ ・カジカ大卵型の生息を確認しました。
採捕した計 296 個体は、体サイズを測定した後、調査区間内に戻しました。明日は、同じ渓流のさらに上流側の区間で調査を行う予定です。
|

アマゴ
|
|
|
|
|
|
|
|

渓流で魚類調査を行いました。今日も先週と同じ渓流で調査し、イワナとアマゴの生息を確認しました。
採捕した 65 個体は、体サイズ測定の後、調査区間内に戻しました。
|

|
|
|
|
|
|
|
|

渓流での調査中、アオダイショウに遭遇しました。
調査地やその行き帰りの途中でヘビを見かけることは珍しくありません
(関連記事 : 2013 年 10 月 24 日)。先月の最終週は、火曜日にアオダイショウとヤマカガシを
1 回ずつ、水曜日にアオダイショウを 1 回、木曜日にヤマカガシを
3 回、金曜日にアオダイショウを 3 回目撃しました。
|

手乗り

手巻き
|
|
|
|
|
|
|
|

下呂支所では、魚の飼育には井戸水と河川水を使用しています。ただし、井戸の水量に限界があるため、大部分の魚の飼育には河川水を使用しています。
河川水は、飛騨川 (益田川) から水路を使って導入しており、草や枯れ葉のほか空き缶などのごみも流れてくるため、昼夜を問わず、配水池にあるごみ取り用のスクリーンの掃除を行っています。特に、飛騨川の増水
(関連記事 : 2013 年 7 月 5 日) あるいは水路沿いの草刈り
(関連記事 : 2013 年 6 月 9 日) の際には大量の流下物があり、スクリーンがすぐに目詰まりしてしまうため、配水池に常時待機して回収しなければなりません。
今日は、この水路沿いで草刈りが行われました。刈り払われた草が大量に流れてくるため、地元の方々の協力を得て回収にあたりました。ありがとうございました。
|

流下してきた草の回収作業
|
|
|
|
|
|
|
|

下呂支所では、主に屋外の飼育池でアマゴやニジマスなどを飼育しています。魚が混みあっている飼育池では病気が発生しやすくなるので、個体数や体サイズに応じて、より大きい池に魚を移し替えるか、いくつかの池に分けて飼育するようにしています。
今週の作業では、A 号池で飼育していたアマゴやヤマメを
B 号池に、A 号池で飼育していたニジマスを
C 号池にそれぞれ移動させました。
|


計数しながら 新しい飼育池に魚を投入
(左手にカウンターを持っている)
|
|
|
|
|
|
|
|

サツキマスは秋に海に下ったアマゴが “さつき”
の咲く 5 月ごろに川に遡上したものを指します
(関連記事 : 2011 年 6 月 6 日)。
当研究所では、昨年 12 月に銀化 (スモルト)
アマゴの標識放流を実施しました (関連記事
: 2013 年 12 月 9 日)。写真の 2 個体は、その時の放流に由来するサツキマスで、先日、木曽川下流部で漁獲されたものです。放流時に体重
70 g 程度だったものが 396 g と 450 g にまで成長していました。
|

脂鰭の切除による標識
|
|
|
|
|
|
|
|

渓流で魚類調査を行いました。今日も一昨日と同じ渓流で調査し、イワナとアマゴの生息を確認しました。
採捕した 78 個体は、体サイズ測定の後、調査区間内に戻しました。
|

アマゴ
|
|
|
|
|
|
|
|

下呂支所で飼育池の掃除を行いました。
魚を飼育している池では、残餌や排泄物の掃除が必要です。使用していない池でも藻が生えたり落ち葉がたまったりするので、飼育を再開する前に掃除しています。
|

|
|
|
|
|
|
|
|

渓流で魚類調査を行いました。今日も先週と同じ渓流で調査し、イワナとアマゴの生息を確認しました。
採捕した 83 個体は、計数または体サイズ測定の後、調査区間内に戻しました。
|

イワナ
|
|
|
|
|

記 事
渓流で魚類調査
渓流魚に対する
減水の影響
セキレイのヒナ
蜂の巣
渓流で魚類調査
渓流で魚類調査
渓流で魚類調査
毛虫
渓流で魚類調査
アナログ
プロジェクタ
渓流で魚類調査
渓流で魚類調査
渓流魚に対する
減水の影響
給餌機の
メンテナンス
渓流で魚類調査
渓流で魚類調査
渓流で魚類調査
アオダイショウ
配水池の管理
飼育魚の移動
標識サツキマス
渓流で魚類調査
飼育池の掃除
渓流で魚類調査
|