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< 7月 9 月 >
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2012 年 8 月 31 日 (金)
タモの補修

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タモは、野外での魚類調査や所内での飼育魚の管理に欠かせない道具です。使用頻度が高いので、よくほつれたり穴が開いたりしますが、その都度、職員が手作業で補修して、少しでも長く使用できるようにしています。
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2012 年 8 月 30 日 (木)
渓流で魚類調査

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今日も渓流で魚類調査を行いました。今日は、一昨日とは別の渓流でイワナとヤマメの生息を確認しました。
採捕した 21 個体は、体サイズを測定した後、調査区間内に戻しました。来月は別の渓流で調査を行う予定です。
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2012 年 8 月 29 日 (水)
飼育魚の移動

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下呂支所では、屋外の飼育池でアマゴやニジマスなどを飼育しています。魚が混みあっている飼育池では病気が発生しやすくなるので、個体数や体サイズに応じて、より大きい池に魚を移し替えるか、いくつかの池に分けて飼育するようにしています。
今週の作業では、ふ化室で飼育していたニジマスを
A 号池に移動させました。
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2012 年 8 月 28 日 (火)
渓流で魚類調査

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渓流で魚類調査を行いました。今日は、先週とは別の渓流でイワナ
・アマゴ ・カジカ大卵型の生息を確認し、遺伝子分析用にヒレの一部を採取・保存しました。
採捕した 96 個体は、体サイズを測定した後、調査区間内に戻しました。明後日は別の渓流で調査を行う予定です。

上側 : アマゴ、下側 : イワナ |
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2012 年 8 月 27 日 (月)
下呂市立下呂中学校 2 年生の職場体験学習

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21〜23 日の 3 日間、下呂市立下呂中学校 2
年生の生徒 1 名が職場体験学習のため下呂支所に来訪しました。下呂中学校では、夏休みに
3 日間の職場体験学習を行っており、今年は魚好きの
1 名の生徒が希望して来ました。
今回の職場体験学習では、飼育魚への給餌作業のほか、ニジマスの解剖実習を行いました。また、魚から検出した細菌の検査を行いました。初めてのことで戸惑っていましたが、手本を見せたとおりに頑張って取り組んでいました。
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2012 年 8 月 24 日 (金)
渓流で魚類調査

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昨日も渓流で魚類調査を行いました。昨日は、一昨日までとは別の
2 ヶ所の渓流でイワナ ・アマゴ ・カジカ大卵型の生息を確認し、遺伝子分析用にヒレの一部を採取・保存しました。
採捕した計 113 個体は、体サイズを測定した後、調査区間内に戻しました。

アマゴ |
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イワナ |
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2012 年 8 月 23 日 (木)
マス類大型魚生産と今後の取り組みについての
講習会

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下呂総合庁舎で 「マス類大型魚生産と今後の取り組みについての講習会」
を農政部農政課水産振興室と当研究所の共同で開催しました。
今回の講習会は、来春から大型マス類を生産するための
「全雌三倍体ニジマス」 の発眼卵供給を開始するのに先立ち、県内養殖業者を対象として行いました。また、信州サーモンの生産供給を行っている長野県水産試験場から講師をお招きし、「信州サーモン
(大型マス類) 生産への取り組み」 について講演していただきました。また当研究所から
「河川研における大型魚用種卵等の生産状況および使用上の注意点」
について、農政課水産振興室から 「岐阜県の大型マス類に対する取り組みと今後について」
講演しました。
今回は、大型マス類の生産に関心をお持ちの
16 名の養殖業者が参加され、講演終了後は意見交換会を行い、活発な質疑応答が行われました。
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2012 年 8 月 22 日 (水)
渓流で魚類調査

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今日も渓流で魚類調査を行いました。今日は、昨日
・一昨日とは別の 2 ヶ所の渓流でイワナやカジカ大卵型の生息を確認し、遺伝子分析用にヒレの一部を採取
・保存しました。
採捕した計 104 個体は、体サイズを測定した後、調査区間内に戻しました。

イワナ |
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2012 年 8 月 21 日 (火)
渓流で魚類調査

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今日も渓流で魚類調査を行いました。今日は、昨日とは別の渓流でイワナやアマゴの生息を確認し、遺伝子分析用にヒレの一部を採取
・保存しました。
採捕した 41 個体は、体サイズを測定した後、調査区間内に戻しました。

イワナ |
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2012 年 8 月 20 日 (月)
渓流で魚類調査

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渓流で魚類調査を行いました。今日は、先週とは別の渓流でイワナの生息を確認し、遺伝子分析用にヒレの一部を採取
・保存しました。
採捕した 21 個体は、体サイズを測定した後、調査区間内に戻しました。明日は別の渓流で調査を行う予定です。

イワナ |
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2012 年 8 月 18 日 (土)
養殖魚の魚病診断

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下呂支所に県内の 3 ヶ所の養殖場から魚病診断の依頼がありました。
今週、診断の依頼があったのはアマゴとイワナです。養殖場は、自然界よりも高い密度で魚を飼育しており、病気が蔓延すると大きな被害が出る恐れがあるので、原因の把握と適切な対応が不可欠です。当研究所では、寄生虫
・細菌 ・ウイルスの有無などを調べて死亡原因を明らかにし、養殖業者に対応策を指導しています。
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2012 年 8 月 17 日 (金)
渓流で魚類調査

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昨日に引き続き渓流で魚類調査を行いました。今日は、昨日と同じ渓流の上流側で調査し、200
m の区間でイワナ ・ヤマメ ・カジカ大卵型の生息を確認しました。
採捕した 161 個体は、体サイズを測定または個体数を記録した後、調査区間内に戻しました。来週は別の渓流で調査を行う予定です。

イワナ |
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2012 年 8 月 16 日 (木)
渓流で魚類調査

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渓流で魚類調査を行いました。今日は、先週と同じ渓流の上流側で調査し、180
m の区間でイワナ ・ヤマメ ・カジカ大卵型の生息を確認しました。
採捕した 191 個体は、体サイズを測定または個体数を記録した後、調査区間内に戻しました。明日も同じ渓流で調査を行う予定です。

カジカ大卵型 |
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2012 年 8 月 15 日 (水)
ナベブタムシ

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ナベブタムシ (Aphelocheirus vittatus) は、カメムシ目ナベブタムシ科に属する昆虫で、下呂支所の飼育池の注水部のスクリーン
(ゴミを止めるための金網) を掃除しているとよく見かけます。
名前は、体つきがまん丸く、鍋の落としぶたに似ていることに由来するものだと考えられます。1
cm 弱と小さな体ですが、素手で捕まえると尖った口で刺す
(結構痛い) こともある油断ならない虫です。

鍋の落としぶた (似てる!?) |
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2012 年 8 月 14 日 (火)
アユカケ

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春に生まれたアユカケは 5 cm ほどに成長し、だいぶしっかりした体つきになってきました
(関連記事 : 3 月 7 ・22 日、4 月 6 日、6
月 4 日)。
アユカケは、水中での一発のダッシュ力はなかなかのものがありますが、一度捕まえてしまうとじっとして動かないことが多くあります。石化けという言葉があるように、川の中では石に似せて自分の身を隠しています。捕まえられて水から出されても、自分が石になったつもりでバレていないとでも思っているのでしょうか。
川での魚採りでは、ハゼやカジカの仲間がいろいろ採れますが、網の中でピチピチと跳ねるのはヨシノボリなどのハゼの仲間、比較的動かないのがカジカ、そして鰓蓋さえ動かさずに固まってしまうのがアユカケという傾向に感じます。
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2012 年 8 月 13 日 (月)
カジカガエル

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下呂支所の飼育池を掃除していたら、カジカガエル
(Buergeria buergeri) がいました。
指先が吸盤状になっていることが特徴の渓流性カエルであり、下呂支所の近辺では見ることがありません。どうも飛騨川
(益田川) から水路を通じて流されてきたようです。前回のモリアオガエル
(関連記事 : 6 月
21 日) といい、今年は変わったカエルがやってきます。
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2012 年 8 月 10 日 (金)
木製構造物の設置による水路の環境改善

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小川は、小さな水域ですが、さまざまな魚種が産卵や成長に利用する重要な場所です。しかし
現在、その多くは護床・護岸されて、「水路」
につくり変えられています。水路は、浅くて流れが速い上、砂礫が消失しており、魚類が暮らしにくい環境になってしまいました。
そこで、当研究所では、水路での魚類の生息状況の改善を目的とし、木製構造物
(間伐材を使用) の設置を試行しました。この研究では、下呂支所の実験水路を使用して
2007 ・2008 年に調査を行い、物理環境 (水深
・流速 ・砂礫) の変化を記録するとともに、木製構造物を設置した区間
(操作区) と設置しない区間 (対照区) で魚類の現存量や種数を比べました
(関連記事 : 2010 年 2 月 4 日)。

木製構造物の設置前
↓
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木製構造物の設置後 |
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今回、これらのデータの再解析を行った結果、砂礫の堆積効果は確認できませんでしたが、木製構造物の設置によって水深が増大する傾向や流速が緩和される傾向があらためて確認されました。また、魚類の現存量については明瞭な変化は認められなかったものの、種数は操作区が対照区を上回っており、木製構造物が設置された区間が選好されることが示唆されました。この研究の内容は、応用生態工学会の学会誌
「応用生態工学」 に投稿して受理され、このほど
7 月 31 日発行の最新号に掲載されました。
本研究で提示した木製構造物は、簡素な構造で効果は限定的であり、まだまだ改善の余地があります。ただし、土木車両や大型機械が不要であり、身近な材料を用いて低予算かつ短期間で実施できるという長所を持っています。また、原状復帰や移設が容易であるため、用水管理や農作業の状況変化に対応しやすく、相応の実用性を有するものと考えられます。
参考文献
岸 大弼・原 徹・苅谷哲治・コ原哲也.2011.下呂支所敷地
内の水路の魚類相.岐阜県河川環境研究所研究報告,
56: 1-4. < PDF >
岸 大弼・原 徹・苅谷哲治・コ原哲也.2012.水路での木製
構造物の設置による物理環境の改善と魚類に対する効
果.応用生態工学,15: 81-89. < 外部リンク >
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2012 年 8 月 9 日 (木)
渓流で魚類調査

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昨日に引き続き、渓流で魚類調査を行いました。今日は、昨日と同じ渓流の上流側で調査し、200
m の区間でイワナ ・ヤマメ ・カジカ大卵型
・タカハヤの生息を確認しました。
採捕した 219 個体は、体サイズを測定または個体数を記録した後、調査区間内に戻しました。来週も同じ渓流で調査を行う予定です。

イワナ |
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2012 年 8 月 8 日 (水)
渓流で魚類調査

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渓流で魚類調査を行いました。今日は、先週と同じ渓流の上流側で調査し、198
m の区間でイワナ ・ヤマメ ・カジカ大卵型
・タカハヤの生息を確認しました。
採捕した 241 個体は、体サイズを測定または個体数を記録した後、調査区間内に戻しました。明日も同じ渓流で調査を行う予定です。

ヤマメ |
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2012 年 8 月 7 日 (火)
イワナとヤマメの交雑個体

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渓流の魚類調査でイワナとヤマメの交雑と考えられる魚が2個体発見されました
(関連記事 : 2009 年 6 月 8 日 ・7 月 14
日、2010 年 7 月 8 日、2011 年 7 月 26 日
・9 月 14 日)。
体の側面にある模様 (パーマーク) はヤマメと同様にはっきりしていますが、体形は細身でイワナに近く、両者の特徴が混在しています。イワナとヤマメ
(またはイワナとアマゴ) がどういった要因で交雑するのかはっきりしていないものの、こうした個体は北海道から近畿にかけての広い範囲で見つかっています。
当初は珍しい事例かと考えていましたが、岐阜県内でも交雑個体があちこちで散発的に見つかっており、今回の事例は当研究所が確認しているものとしては
10 地点目になります。

だ円形の模様 (パーマーク) が ヤマメと同様に
はっきりしているが、ヤマメより乱れた形状になる |
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2012 年 8 月 6 日 (月)
公開実験 「ヨシノボリの不思議を研究しよう」

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剱正幼稚園 ・中田剱正幼稚園 (愛知県一宮市)
の卒園生を対象とした小学生キャンプが白川町の佐見キンダーハイムで開催されました。
当研究所の職員は、現地に 「傾斜可変実験水路」
を持ち込んで公開実験 「ヨシノボリの不思議を研究しよう」
を実施し、ヨシノボリの吸盤状になっている腹鰭の機能を視覚化して解説しました。
参考文献
岸 大弼.2007.底生魚の定位能力を観察する傾斜
可変実験水路 (H18-FU型) について.岐阜県河川
環境研究所研究報告,52: 27-30. < PDF >
岸 大弼.2009.底生魚の定位能力を観察する傾斜
可変実験水路 (H20-MN型) について.岐阜県河川
環境研究所研究報告,54: 19-21. < PDF >

傾斜可変実験水路 (H18-FU型) |
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カワヨシノボリ |
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2012 年 8 月 5 日 (日)
一日開放

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「河川環境研究所 一日開放」 を下呂支所で開催しました。
この一日開放は、毎年、夏休み期間中に実施しており、今年は、水産試験場の時代から数えて
16 回目となりました。釣り ・つかみどり ・体験学習などの企画を実施し、多くの方々に参加していただきました。ありがとうございました。こうしたイベントをきっかけとして、川や魚への興味をより深めていただければ幸いです。

体験学習 「魚の絵を描こう」 |
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体験学習 「魚の絵を描こう」 |
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釣り堀 |
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水槽 ・パネル展示 |
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体験学習 「養魚体験」 |
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ミナモも来場 |
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つかみ取り |
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2012 年 8 月 3 日 (金)
一日開放の準備

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明後日 5 日 (日) に下呂支所で開催予定のイベント
「河川環境研究所 一日開放」 の準備を行いました。
テントの組み立て、展示水槽やパネルの設置作業を行い、準備がほぼ完了しました。
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2012 年 8 月 2 日 (木)
渓流で魚類調査

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渓流で魚類調査を行いました。今日は、先月とは別の渓流で調査し、224
m の区間でイワナ ・ヤマメ ・カジカ大卵型
・タカハヤの生息を確認しました。また、イワナとヤマメとが交雑したと思われる個体も確認されました。
採捕した 262 個体は、体サイズを測定または個体数を記録した後、調査区間内に戻しました。来週は、同じ渓流の上流側の区間で調査を行う予定です。
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2012 年 8 月 1 日 (水)
飼育池の掃除

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下呂支所は、屋外に飼育池を有する施設です。
魚を飼育している池では、残餌や排泄物の掃除が必要です。使用していない池でも藻が生えたり落ち葉がたまったりするので、使用を再開する前には掃除をしています。
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記 事
タモの補修
渓流で魚類調査
飼育魚の移動
渓流で魚類調査
下呂市立下呂中学校
2 年生の
職場体験学習
渓流で魚類調査
マス類大型魚生産と
今後の取り組みに
ついての講習会
渓流で魚類調査
渓流で魚類調査
渓流で魚類調査
養殖魚の魚病診断
渓流で魚類調査
渓流で魚類調査
ナベブタムシ
アユカケ
カジカガエル
木製構造物の
設置による
水路の環境改善
渓流で魚類調査
渓流で魚類調査
イワナとヤマメの
交雑個体
公開実験
「ヨシノボリの
不思議を研究しよう」
一日開放
一日開放の準備
渓流で魚類調査
飼育池の掃除
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