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  2011 年 9 月 30 日 (金)


    渓流で魚類調査

                  





 渓流で魚類調査を行いました。今日は 90 m の区間を調査し、ヤマメ ・イワナ ・カジカ大卵型 ・タカハヤの計197 個体の生息を確認しました。

 今月のこの川の調査では、今日までに計1 km の区間で行い、4 種 計 1732 個体を確認しました。採捕した個体は、体サイズを測定または個体数を記録した後、調査区間内に戻しました。来年 5 月にも調査を行う予定です。






  2011 年 9 月 29 日 (木)


    渓流で魚類調査

                  





 今日も渓流で魚類調査を行いました。今日は 150 m の区間を調査し、ヤマメ ・イワナ ・カジカ大卵型の生息を確認しました。

 採捕した 257 個体は、体サイズを測定または個体数を記録した後、調査区間内に戻しました。明日も上流側の区間を調査する予定です。






  2011 年 9 月 28 日 (水)


    渓流で魚類調査

                  





 渓流で魚類調査を行いました。昨日 ・一昨日の調査区間の上流側の60 m の区間を調査し、ヤマメ ・イワナ ・カジカ大卵型の生息を確認しました。

 採捕した 131 個体は、体サイズを測定または個体数を記録した後、調査区間内に戻しました。引き続き、明日も調査を行う予定です。




ヤマメ






  2011 年 9 月 27 日 (火)


    渓流で魚類調査

                  





 渓流で魚類調査を行いました。昨日の調査区間の上流側の130 m の区間を調査し、ヤマメ ・イワナ ・カジカ大卵型の生息を確認しました。

 採捕した 210 個体は、体サイズを測定または個体数を記録した後、調査区間内に戻しました。明日も調査を行う予定です。






  2011 年 9 月 26 日 (月)


    渓流で魚類調査

                  





 渓流で魚類調査を行いました。先日の調査区間の上流側の 210 m の区間を調査し、ヤマメ ・イワナ ・カジカ大卵型 ・タカハヤの生息を確認しました。

 採捕した 250 個体は、体サイズを測定または個体数を記録した後、調査区間内に戻しました。明日も同じ川の上流側の区間を調査する予定です。




ヤマメ






  2011 年 9 月 23 日 (金)


    養殖魚の魚病診断

                  





 下呂支所に県内の養殖場2ヶ所から魚病診断の依頼がありました。

 診断の依頼があったのは、イワナとニジマスです。養殖場は、自然界よりも高い密度で魚を飼育しており、病気が蔓延すると大きな被害が出る恐れがあるので、原因の把握と適切な対応が不可欠です。当研究所では、寄生虫 ・細菌 ・ウイルスの有無などを調べて死亡原因を明らかにし、養殖業者に対応策を指導しています。








  2011 年 9 月 22 日 (木)


    飼育魚の移動

                  





 下呂支所では、屋外の飼育池でアマゴやニジマスなどを飼育しています。魚が混みあっている飼育池では病気が発生しやすくなるので、個体数や体サイズに応じて、より大きい池に移し替えるか、いくつかの池に分けて飼育するようにしています。

 今日の作業では、A 号池 1 ヶ所で飼育していたアマゴを 2ヶ所に分けました。






  2011 年 9 月 21 日 (水)


    雨が続く

                  





 昨日からの大雨で下呂支所の飼育用水の水源である飛騨川 (益田川) が増水しています。

下呂支所では、21 日の晩も職員が待機して、飼育池のスクリーンの掃除や施設の点検を行いました。




水門のスクリーンにたまった流木






  2011 年 9 月 20 日 (火)


    大雨洪水警報

                  





 下呂支所では、魚の飼育には井戸水と河川水を使用しています。ただし、井戸の水量に限界があるため、大部分の魚の飼育には河川水を使用しています。

 河川水は、飛騨川 (益田川) から水路を使って導入しています。益田川は、このところの雨で増水して流下してくるごみが多く、飼育池のスクリーンが詰まりやすい状況です。今日は台風の接近に伴って大雨洪水警報が発令され、21 日の朝まで職員が待機してスクリーンの掃除や施設の点検を行いました。






  2011 年 9 月 19 日 (月)


    飼育池の掃除

                  





 下呂支所は、屋外に飼育池を有する施設です。

 魚を飼育している池では、残餌や排泄物の掃除が必要です。使用していない池でも藻が生えたり落ち葉がたまったりするので、使用を再開する前には掃除をしています。








  2011 年 9 月 16 日 (金)


    カマキリモドキ

                  





 渓流での調査中、陸に置いたタモ網に変わった虫が付いていました。上半身はカマキリ、下半身はヘビトンボに似ています。調べてみると、カマキリモドキといってアミメカゲロウ目カマキリモドキ科に属する昆虫でした。見つけたのは川岸でしたが、本種は水生昆虫ではありません。

 特徴的なのは腕 (第一脚) の鎌の構え方で、カマキリは鎌下の関節 (人間で言えば肘関節に相当するのでしょうか) より前に構えるのですが、カマキリモドキは鎌の部分を関節より後ろにずらして構えます。

 昔、カンフー映画でカマキリの構えをかたどった蟷螂 (とうろう : カマキリのこと) 拳というものを見たことがありますが、カマキリモドキ拳はできそうにありませんね。




カマキリ




カマキリモドキ






  2011 年 9 月 15 日 (木)


    渓流で魚類調査

                  





 渓流で魚類調査を行いました。昨日 ・一昨日の調査区間の上流側 140 m の区間を調査し、ヤマメ ・イワナ ・カジカ大卵型 ・タカハヤの生息を確認しました。

 採捕した 372 個体は、体サイズを測定または個体数を記録した後、調査区間内に戻しました。来週も上流側の区間を調査する予定です。




ヤマメ






  2011 年 9 月 14 日 (水)


    渓流で魚類調査

                  





 渓流で魚類調査を行いました。昨日の調査区間の上流側の120 m の区間を調査し、ヤマメ ・イワナ ・カジカ大卵型 ・タカハヤの生息を確認しました。また、ヤマメとイワナとの交雑個体も採捕されました (関連記事 : 2009 年 6 月 8 日 ・7 月 14 日、2010 年 7 月 8 日、2011 年 7 月 26 日)。

 採捕した 253 個体は、体サイズを測定または個体数を記録した後、調査区間内に戻しました。明日も同じ川の上流側の区間を調査する予定です。




体サイズの測定作業




ヤマメとイワナの交雑個体






  2011 年 9 月 13 日 (火)


    渓流で魚類調査

                  





 渓流で魚類調査を行いました。100 m の区間を調査し、ヤマメ ・イワナ ・カジカ大卵型 ・タカハヤの生息を確認しました。

 採捕した 169 個体は、体サイズを測定または個体数を記録した後、調査区間内に戻しました。今月は、同じ川の上流側の区間を順次調査する予定です。




イワナ






  2011 年 9 月 12 日 (月)


    アマゴの体サイズ測定

                  





 下呂支所でアマゴの体サイズ測定を行いました。

 同じ魚種であっても系統によって成長の速さに差が生じることがあれば、同じ系統であっても飼育方法によって差が生じることもあります。下呂支所では、アマゴやヤマメなどの体サイズ測定を目的に応じて随時行っており、どれくらいの差異があるのかを調べています。




体重の測定






  2011 年 9 月 9 日 (金)


    地域の状況を踏まえた効果的な増殖手法開発事業
    中間検討会

                  




 8 ・9 日に長野県佐久市で 「地域の状況を踏まえた効果的な増殖手法開発事業」 の中間検討会が開催されました。

 初日は、事業に参加している各研究機関の中間報告があり、当研究所の職員は現在実施中のアマゴ ・ヤマメの調査の途中経過を報告しました。2 日目は 長野県水産試験場佐久支場が調査中の水田でのフナ養殖の現場を視察しました。




フナ養殖を実施中の水田




フナの回収生け簀 (手前のふたをしてある部分)




水田から出荷されたフナ
地元の農協の直売所で計量・販売される






  2011 年 9 月 8 日 (木)


    養殖魚の魚病診断

                  





 下呂支所に県内の養殖場 から魚病診断の依頼がありました。

 診断の依頼があったのは、イワナです。養殖場は、自然界よりも高い密度で魚を飼育しており、病気が蔓延すると大きな被害が出る恐れがあるので、原因の把握と適切な対応が不可欠です。当研究所では、寄生虫 ・細菌 ・ウイルスの有無などを調べて死亡原因を明らかにし、養殖業者に対応策を指導しています。








  2011 年 9 月 7 日 (水)


    渓流で魚類調査

                  





 渓流で魚類調査を行い、アマゴ ・イワナ ・アジメドジョウ ・アブラハヤ ・カワヨシノボリ ・カジカ大卵型の生息を確認しました。






  2011 年 9 月 6 日 (火)


    渓流で測量

                  





 渓流で調査予定区間の測量を行いました。






  2011 年 9 月 5 日 (月)


    ハリガネムシ

                  





 写真をご覧下さい。長さは 30 cm ぐらいでしょうか? 曲がった針金みたいな物が写っていますが、これでも生き物です。ハリガネムシ (ヒネリがないですね・・・) と言い、類線形動物門ハリガネムシ綱ハリガネムシ目に属するれっきとした動物の仲間です。

 このハリガネムシは寄生性で、最初は水生昆虫に寄生し、その水生昆虫が羽化して成虫となり、陸上でカマドウマやカマキリに捕食されることでそれらの体内に寄生し終宿主とします。そして繁殖期である秋に、宿主を水辺に誘導し、体内から現出し、水中で繁殖活動をするそうです。

 カマドウマから現出するのを見たことがありますが、出てくるはじめは白く柔らかそうでした (下の写真の円内) 。ハリガネムシは宿主の体内でどのように収納されているのか? どうやって宿主を操っているのか? まったく不思議な生き物です。








  2011 年 9 月 2 日 (金)


    モクレンがまだ咲いています

                  





 下呂支所の敷地内にあるモクレンの木は、毎年 4 月頃に花を咲かせますが、7 月半ばになってまた花が咲きました (関連記事 : 7 月 18 日)。

 どういうわけか、9 月になった現在も季節外れの花を咲かせています。






  2011 年 9 月 1 日 (木)


    渓流で魚類調査

                  






 
渓流で魚類調査を行いました。今日は 81 m の区間を調査し、アマゴ ・イワナ ・カジカ大卵型の生息を確認しました。

 採捕した計 75 個体は、体サイズを測定した後、調査区間内に戻しました。




アマゴ








記 事


渓流で魚類調査

渓流で魚類調査

渓流で魚類調査

渓流で魚類調査

渓流で魚類調査

養殖魚の魚病診断

飼育魚の移動

雨が続く

大雨洪水警報

飼育池の掃除

カマキリモドキ

渓流で魚類調査

渓流で魚類調査

渓流で魚類調査

アマゴの
体サイズ測定

地域の状況を
踏まえた効果的な
増殖手法開発事業
中間検討会

養殖魚の魚病診断

渓流で魚類調査

渓流で測量

ハリガネムシ

モクレンが
まだ咲いています

渓流で魚類調査




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