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< 6 月 8 月 >
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2011 年 7 月 31 日 (日)
一日開放

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「河川環境研究所 一日開放」 を下呂支所で開催しました。
この一日開放は、毎年、夏休み期間中に実施しており、今年は、水産試験場の時代から数えて
15 回目となりました。釣り ・つかみどり ・体験学習などの企画を実施し、多くの方々に参加していただきました。ありがとうございました。こうしたイベントをきっかけとして、川や魚への興味をより深めていただければ幸いです。

釣り |
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水槽 ・パネル展示 |
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タッチングプール |
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体験学習 「魚のかたちを勉強しよう」 |
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体験学習 「魚のかたちを勉強しよう」
(風船を魚に見立てて目やヒレなどを描いているところ) |
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つかみ取り (幼児の部) |
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体験学習 「養魚体験」 |
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体験学習 「養魚体験」
(ニジマスへの餌やり体験の様子) |
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つかみ取り |
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2011 年 7 月 29 日 (金)
一日開放の準備

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明後日 31 日 (日) に下呂支所で開催予定のイベント
「河川環境研究所 一日開放」 の準備を行いました。
テントの組み立て、展示水槽やパネルの設置作業を行い、準備がほぼ完了しました。ただ、このところ曇りや雨の日が続いているので、当日、天気が回復することを祈るばかりです。
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2011 年 7 月 28 日 (木)
ホタルの幼虫

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下呂支所周辺でホタルを見るのは 6 月ごろ (関連記事
: 6 月 19 日) ですが、7 月も終わりに近づいたにもかかわらず、ホタルの幼虫を発見しました。
下呂支所内の飼育施設の中にあるコンテナ水槽の中に
2 匹 (後日さらに 1 匹) を見つけました。ずいぶんと季節がずれてしまっていますが、薄暗い屋内の飼育施設だったことや、この施設で使っている水が比較的水温変化の少ない井戸水だったりしたことで、幼虫の季節感が狂ってしまったのかもしれません。
屋内の水槽の中にどのようにして幼虫が入ったのかはわかりませんが、近くの木製の水槽を登ってサナギになろうと上陸を試みたものの、途中でコンテナに落ちた可能性が高いように思います。
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2011 年 7 月 27 日 (水)
レインボー

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調査の終わりに夕立の雷雨に打たれ下呂支所に戻ってきたら虹が見えました。
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2011 年 7 月 26 日 (火)
渓流で魚類調査

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渓流で魚類調査を行い、イワナ ・アマゴ ・アユ
・タカハヤ ・アブラハヤ ・カワヨシノボリの生息を確認しました。また、イワナとアマゴとの交雑個体も採捕されました
(関連記事 : 2009 年 6 月 8 日 ・7 月 14
日、2010 年 7 月 8 日)。

イワナとアマゴとの交雑個体 |
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背にサバに似た模様がある
(関連記事 : 2009 年 6 月 8 日) |
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2011 年 7 月 25 日 (月)
川の生物調査隊 清流の忍者ヨシノボリの実験

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「川の生物調査隊 清流の忍者ヨシノボリの実験」
が 24 日に下呂市馬瀬の 「フィッシングセンター
水辺の館」 で開催され、当研究所の職員が講師として出張しました。
前半は馬瀬川で生物を採集し、水生昆虫の形態や食性について解説したほか、石の表面に生育する付着藻類から葉緑素の抽出を行いました。
後半は室内で実験を行い、当研究所が製作した
「傾斜可変実験水路」 でヨシノボリの定位能力を調べて、吸盤状になっている腹鰭の機能を視覚化して解説しました。

カワヨシノボリ |
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傾斜可変実験水路 (H18-FU 型) |
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参考文献
岸 大弼.2007.底生魚の定位能力を観察する傾斜
可変実験水路 (H18-FU型) について.岐阜県河川
環境研究所研究報告,52: 27-30. < PDF >
岸 大弼.2009.底生魚の定位能力を観察する傾斜
可変実験水路 (H20-MN型) について.岐阜県
河川環境研究所研究報告,54: 19-21. < PDF >
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2011 年 7 月 22 日 (金)
養殖魚の魚病診断

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下呂支所に県内の養殖場 2 ヶ所から魚病診断の依頼がありました。
今週、診断の依頼があったのは、イワナです。養殖場は、自然界よりも高い密度で魚を飼育しており、病気が蔓延すると大きな被害が出る恐れがあるので、原因の把握と適切な対応が不可欠です。当研究所では、寄生虫
・細菌 ・ウイルスの有無などを調べて死亡原因を明らかにし、養殖業者に対応策を指導しています。
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2011 年 7 月 21 日 (木)
人工産卵河川で魚類調査

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2009 年 9 月に下呂市馬瀬で整備した 「渓流魚の人工産卵河川
(関連記事 : 2009 年 9 月 26 日)」 で魚類調査を行いました。イワナ
・アマゴ ・タカハヤ ・カワヨシノボリ ・カジカ大卵型の生息を確認しました。
カジカ大卵型は、初回 2009 年の魚類調査では
1 個体も確認されませんでしたが、翌 2010 年には馬瀬川本流から遡上したと考えられる親魚
2 個体が採捕されました。今年の調査では、全長
92-107 mm の親魚 5 個体のほか、新たに 28-32
mm の稚魚 12 個体が採捕されました。この人工産卵河川は、イワナ
(関連記事 : 2009 年 11月 2 ・13 ・21 日)
だけでなく、カジカ大卵型の自然繁殖にも寄与していることが示唆されました。来年も魚類調査を行い、各魚種の生息状況を確認する予定です。

カジカ大卵型 |
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アマゴ |
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2011 年 7 月 20 日 (水)
小学生向け 自由研究テキスト 「水草の光合成実験」

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小学生向けの自由研究テキスト 「水草の光合成実験」
は、川や水路で見られる水草を使用して、明るさと光合成の活性との関係について実験しながら学習する教材です。
このテキストは、当研究所が昨年度まで実施していた
「水生生物保全のための環境教育活動に関する研究」
の一環で作成した教材です (関連記事 : 2009
年 8 月 10 日)。夏休みの自由研究に活用できるよう、テキストには、必要な道具
・実験の手順 ・観察の方法 ・まとめ方の例などを一通り記載しています。
水草や光合成に興味のある小学生向けの教材として、あるいは、夏休みに自由研究の題材をお探しのご家庭で、このテキストを役立てていただければ幸いです。
テキスト 「水草の光合成実験」 ダウンロード
→ < PDF >
両面印刷したものを左とじにすると冊子ができます。

こんな感じのテキストです |
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2011 年 7 月 19 日 (火)
飼育池の掃除

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下呂支所は、屋外に飼育池を有する施設です。
魚を飼育している池では、残餌や排泄物の掃除が必要です。使用していない池でも藻が生えたり落ち葉がたまったりするので、使用を再開する前には掃除をしています。
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2011 年 7 月 18 日 (月)
モクレンの花が咲きました

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下呂支所の敷地内にあるモクレンの木は、毎年
4 月頃に花を咲かせています。
今年も 4 月に開花しましたが、どういうわけか、この
7 月半ばになって また花が咲きました。現在、季節外れの紫色の花が見頃を迎えています。
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2011 年 7 月 15 日 (金)
試験魚の測定

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下呂支所でアマゴの試験魚の体サイズ測定を行いました。
昔は 「測定する人」 と 「測定値を記録する人」
の 2 人一組でやっていましたが、現在ではパソコンに接続したデジタルノギスで自動入力ができるため、すべて
1 人で測定できるようになっています。さらにパソコンに直接入力されるため、筆記した数値をパソコンに入力する作業が省略され、時間も節約できるようになっています。
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2011 年 7 月 14 日 (木)
渓流で魚類調査

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昨日 ・一昨日とは別の渓流で魚類調査を行いました。アマゴ
・カジカ大卵型 ・カワヨシノボリ ・アジメドジョウ
・タカハヤ ・アカザの生息を確認しました。

アマゴ |
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カジカ大卵型 |
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2011 年 7 月 13 日 (水)
渓流で魚類調査

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昨日の調査に引き続き、同じ渓流の上流側の区間で魚類調査を行いました。2
日間で計 200 m の区間を調査し、イワナ ・ヤマメ
・カジカ大卵型 ・タカハヤの生息を確認しました。
採捕した計 329 個体は、体サイズの測定後に調査区間内に戻しました。秋にも同じ区間で調査を行う予定です。

イワナ |
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2011 年 7 月 12 日 (火)
渓流で魚類調査

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渓流で魚類調査を行いました。100 m の区間を調査し、イワナ
・ヤマメ ・カジカ大卵型の生息を確認しました。
採捕した 150 個体は、体サイズの測定後に調査区間内に戻しました。秋にも同じ区間で調査を行う予定です。
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2011 年 7 月 11 日 (月)
養殖魚の魚病診断

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下呂支所に県内の養殖場 2 ヶ所から魚病診断の依頼がありました。
今週、診断の依頼があったのは、アマゴとニジマスです。養殖場は、自然界よりも高い密度で魚を飼育しており、病気が蔓延すると大きな被害が出る恐れがあるので、原因の把握と適切な対応が不可欠です。当研究所では、寄生虫
・細菌 ・ウイルスの有無などを調べて死亡原因を明らかにし、養殖業者に対応策を指導しています。
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2011 年 7 月 8 日 (金)
養殖魚の魚病診断

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下呂支所に県内の養殖場から魚病診断の依頼がありました。
診断の依頼があったのは、イワナです。養殖場は、自然界よりも高い密度で魚を飼育しており、病気が蔓延すると大きな被害が出る恐れがあるので、原因の把握と適切な対応が不可欠です。当研究所では、寄生虫
・細菌 ・ウイルスの有無などを調べて死亡原因を明らかにし、養殖業者に対応策を指導しています。
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2011 年 7 月 7 日 (木)
アオガエルとアカガエル

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調査中に見つけたカエルです。
上の写真は、鼓膜付近に黒条が無いこと、目の虹彩の色がオレンジがかっていることからモリアオガエル
(Rhacophorus arboreus) と思われます。本種は水の中ではなく、水面の上を覆う木の枝に泡で覆われた卵塊を産み、ふ化したオタマジャクシが池に落ちて育つという一風変わった産卵をすることで有名です。
こちらはアカガエルです。背側線が鼓膜後方でカーブしているのでヤマアカガエル
(Rana ornativentris) かと思ったのですが、この仲間はタゴガエル
(Rana tagoi tagoi) との分類が難しいらしく断定できません。
暑い中の野外調査は大変ですが、いろいろな生き物に出会えることは楽しいことです。
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2011 年 7 月 6 日 (水)
飼育魚の選別作業

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同じ池で飼育している同じ系統の魚でも、成長速度には個体差があります。水槽実験などでは、使用する魚のサイズを揃える必要があるので、選別かご
(関連記事 : 2009 年 7 月 6 日) を使用して、必要な体サイズの個体を選び出しています。
今日の作業では、下呂支所の ふ化室で飼育中のヤマメの選別を行いました。
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2011 年 7 月 5 日 (火)
渓流で魚類調査

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先月 28 ・29 ・30 日の調査に引き続き、同じ渓流の上流側の区間で魚類調査を行いました
(関連記事 : 6 月 30 日)。4 日間で計 729
m の区間を調査し、イワナ ・ヤマメ ・カジカ大卵型の生息を確認しました。
採捕した計 808 個体は、体サイズの測定後に調査区間内に戻しました。秋にも同じ区間で調査を行う予定です。

ヤマメ |
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2011 年 7 月 4 日 (月)
施設の点検

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下呂支所では、魚の飼育には井戸水と河川水を使用しています。ただし、井戸の水量に限界があるため、大部分の魚の飼育には河川水を使用しています。
河川水は、飛騨川 (益田川) から水路を使って導入しています。益田川は、このところの雨で増水して流下してくるごみが多く、スクリーンが詰まりやすい状況です。今日は、夜に水路の水位が一時的に低下したため、職員が出動して益田川にある取水場のスクリーンの掃除や水門の点検を行いました。

取水場の水門 |
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2011 年 7 月 1 日 (金)
タモの補修

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タモは、野外での魚類調査や所内での飼育魚の管理に欠かせない道具です。使用頻度が高いので、よくほつれたり穴が開いたりしますが、その都度、職員が手作業で補修して、少しでも長く使用できるようにしています。
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記 事
一日開放
一日開放の準備
ホタルの幼虫
レインボー
渓流で魚類調査
川の生物調査隊
清流の忍者
ヨシノボリの実験
養殖魚の魚病診断
人工産卵河川で
魚類調査
小学生向け
自由研究テキスト
「水草の光合成実験」
飼育池の掃除
モクレンの花が
咲きました
試験魚の測定
渓流で魚類調査
渓流で魚類調査
渓流で魚類調査
養殖魚の魚病診断
養殖魚の魚病診断
アオガエルと
アカガエル
飼育魚の選別作業
渓流で魚類調査
施設の点検
タモの補修
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