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せかぶ日誌
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2011 年 1 月

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  2011 年 1 月 31 日 (月)


    激寒

                  





 寒い日が続きます。下呂支所では、流しの氷もどんどん成長しています (関連記事 : 2011 年 1 月 5 日と比べてみてください)。水の落下部は逆つらら状態になってしまいました。











  2011 年 1 月 28 日 (金)


    巡回指導

                  





 養殖業者への巡回指導を行いました。今回はイワナの養殖業者 1 軒を訪問し、発眼卵やふ化仔魚の生育状況を確認しました。





ふ化盆に収容したイワナの発眼卵




イワナのふ化仔魚






  2011 年 1 月 27 日 (木)


    フィールドワーカーによる学際的ワークショップ@岐阜

                  





 東京外国語大学アジア ・アフリカ言語文化研究所の 「Fieldnet (フィールドネット)」 の 「フィールドワーカーによる学際的ワークショップ@岐阜」 が岐阜大学で開催されました。

 このネットワークは、さまざまな専門分野の研究者が参加し、分野間の交流を促進するとともに、新たな学際的研究の可能性を模索しています。今回は、国内外でフィールドワークを行う研究者が集まって、水文学 ・雪氷学 ・考古学 ・文化人類学 ・自然地理学など多岐にわたる分野の発表が行われました。当研究所の職員は、飛騨地方における渓流魚の生息状況について発表しました。








  2011 年 1 月 26 日 (水)


    カジカの発眼卵

                  





 現在、下呂支所ではカジカの採卵が続いています (関連記事 : 1 月19 ・24 日)。

 産み付けられた卵は、卵管理用の水槽で管理しています。初期に採取した卵では、発生が進み、眼球が確認できる段階 (発眼期) となりました。今後、かたまりになっていた卵をほぐしながら死卵や水カビの除去作業 (検卵作業) を順次行う予定です。








  2011 年 1 月 25 日 (火)


    飼育魚の移動

                  





 下呂支所では、屋外の飼育池でアマゴやニジマスなどを飼育しています。

 魚が混みあっている飼育池では病気が発生しやすくなるので、個体数や体サイズに応じて、より大きい池に魚を移し替えるか、いくつかの池に分けて飼育するようにしています。今日の作業では、アルビノアマゴ (関連記事 : 2010 年 1 月 25 日 ・10 月 30 日 ・12 月 15 日) などの移し替えを行いました。






アルビノアマゴ






  2011 年 1 月 24 日 (月)


    カジカの採卵作業

                  





 下呂支所でカジカの採卵がピークを迎えています (関連記事 : 2010 年 12 月 21 日、2011 年 1 月 10 ・19 日)。

 連日、職員が卵を回収して卵管理用の水槽に移しています。




瓦の裏面に産み付けられた卵のかたまり
(右端の黄色の部分)








  2011 年 1 月 21 日 (金)


    展示中のアマゴの餌付け

                  





 下呂支所で展示中のアマゴの仔魚が人工配合飼料を食べ始めました (関連記事 : 2010 年 11 月 30 日 ・12 月 7 日)。

 自然界では、アマゴ ・ヤマメ ・イワナなどサケ科魚類の雌の親魚は、秋に川底を掘って産卵し砂利で埋めます。冬に砂利の中で孵化した仔魚は、すぐには川の中には出てきません。仔魚は、腹部の卵黄を吸収しながら、砂利の中で春までじっと過ごします。そのため、野外でふ化仔魚を見かける機会はほとんどありません。

 下呂支所では、毎年秋にアマゴなどの採卵と人工受精を行っており、仔魚を観察用に展示しています。現在、仔魚は腹部の卵黄を吸収して泳ぎ始め、人工配合飼料を食べるようになりました。下呂支所にお越しの際は、是非ご覧ください。








  2011 年 1 月 20 日 (木)


    大寒

                  





 今日は、二十四節季のひとつ 「大寒」 です。

 その文字通りの強い冷え込みで、下呂支所のカジカ飼育施設は、窓ガラスが凍っています。










  2011 年 1 月 19 日 (水)


    カジカの採卵作業

                  





 現在、下呂支所ではカジカの採卵が続いています(関連記事 : 2010 年 12 月 21 日 ・2011 年 1 月 10 日)。

 産み付けられた卵のかたまりは、卵管理用の水槽に移して管理しています。この後、発生が進んで眼球が確認できる段階 (発眼期) になったら、卵のかたまりをほぐしながら死卵や水カビの除去作業 (検卵作業) を行う予定です。




卵管理水槽




採卵日ごとに分けて収容






  2011 年 1 月 18 日 (火)


    本所でも雪が積もる

                  





 普段は雪のない美濃地方の平野部でも雪が積もりました。今日は、本所 (各務原市) に勤務しているとなかなか見ることのできない冬景色を見ることができました。









  2011 年 1 月 17 日 (月)


    除雪

                  





 飛騨地方では、強い冷え込みが続いています。

 下呂支所では、昨夜はマイナス 10.9 度まで下がりました。また、先週から断続的に雪が降っており、職員が通路の除雪や飼育施設の点検に追われています。








  2011 年 1 月 14 日 (金)


    寒い日が続く

                  





 下呂支所では、寒い日が続いています。

 雪の下の氷の層にアオサギの足跡が残っていました (関連記事 : 2010 年 1 月 7 ・28 日)。









  2011 年 1 月 13 日 (木)


    アマゴの体サイズの測定

                  





 下呂支所で、試験魚の体サイズの測定を行いました (関連記事 : 2010 年 3 月 4 日)。

 写真は、デジタルノギスでアマゴの全長を測定中です。








  2011 年 1 月 12 日 (水)


    飼育魚の移送

                  





 下呂支所では、屋外の飼育池でアマゴやニジマスなどを飼育しています。

 魚が混みあっている飼育池では病気が発生しやすくなるので、個体数や体サイズに応じて、より大きい池に魚を移し替えるか、いくつかの池に分けて飼育するようにしています。今日の作業では、A 号池で飼育していたニジマスの移し替えを行いました。






取り上げた魚は、移送する前に重量を測定






  2011 年 1 月 11 日 (火)


    冷え込みが続く

                  





 下呂支所では、雪は少ないものの寒い日が続いています。凍結に備えて、職員が飼育池の注水部や配管の点検を行っています。




C 号池の注水部




注水部にできた氷






  2011 年 1 月 10 日 (月)


    カジカが産卵

                  





 カジカの産卵が始まりました (関連記事 : 2010 年 12 月 21 日)。

 カジカは、水槽に設置した産卵巣の屋根裏の部分に卵を産み付けます。河川では、産み付けられた卵は雄の親魚によってふ化まで保護されますが、下呂支所の飼育施設では、次から次へと卵を産ませるために、親魚はそのままにして、卵だけを別の水槽に移して管理しています。




鉄製アングル材の下面に産みつけられた卵




卵を守っていた雄の親魚






  2011 年 1 月 7 日 (金)


    水温計の交換

                  





 昨日に引き続き、調査河川で水温計の回収と交換作業を行いました。

 天気は晴れですが、気温 0 度以下の中での作業で体が冷えました。









  2011 年 1 月 6 日 (木)


    水温計の交換

                  





 アマゴの定着状況の調査 (関連記事 : 2010 年 10 月 5 ・7 ・13 ・18 ・20 日) を実施している河川で水温計の回収と交換作業を行いました。

 手を切るような水の冷たさですが、ロングカバーの手袋 (関連記事 : 2010 年 2 月 5 日) のおかげで気にせずスムーズに交換できました。








  2011 年 1 月 5 日 (水)


    寒の入り

                  





 寒に入り、まさに凍てつく寒さです。下呂支所では、凍結防止のため屋外の水道の水を少しずつ出しておいたところ、流しの周囲が凍結してしまいました。








  2011 年 1 月 4 日 (火)


    ツグミ

                  





 冬になると、温かい飼育施設には様々な野生生物が侵入します。特にスズメやセキレイなどの小鳥の類はわずかな隙間からでも入ってきます。

 先日は、温室にツグミ (Turdus naumanni) が入り込んでいました。出口を開けて外へ逃がそうとしましたが、なかなか見つけられず飛び回っているうちに疲れてしまったようです。

 このような小鳥は、サギ (関連記事 : 2010 年 1 月 28 日) やイタチ (関連記事 : 2010 年 3 月 3 日) などとは違い、大切な試験魚を食害することはありませんが、そこら中に糞を落とし機材を汚してしまうので、なるべく早いうちに帰ってもらうようにしています。








  2011 年 1 月 3 日 (月)


    年末年始の飼育管理

                  





 下呂支所では、強い冷え込みの中、当番の職員が飼育池のスクリーンの掃除や給餌機への餌の補充などを行いました。








  2011 年 1 月 1 日 (土)


    年末年始の飼育管理

                  





 新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。


 本所では、元日から当番の職員が出勤して、水槽の掃除や飼育魚への給餌などを行いました。










記 事


激寒

巡回指導

フィールド
ワーカーによる
学際的ワーク
ショップ@岐阜

カジカの発眼卵

飼育魚の移動

カジカの採卵作業

展示中のアマゴの
餌付け

大寒

カジカの採卵作業

本所でも雪が積もる

除雪

寒い日が続く

アマゴの
体サイズの測定

飼育魚の移送

冷え込みが続く

カジカが産卵

水温計の交換

水温計の交換

寒の入り

ツグミ

年末年始の飼育管理

年末年始の飼育管理




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