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せかぶ日誌
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2010 年 8 月

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  2010 年 8 月 31 日 (火)


    カジカ商品開発検討委員会

                  





 「第 1 回 カジカ商品開発検討委員会」 を開催しました。

 この委員会は総務省の 「緑の分権改革」 調査事業の一環として、カジカを地域ブランド水産物としての定着を目指し、料理や加工品に対する消費者の意見を調査するために、カジカ養殖研究会のメンバーを中心として商品の開発に関して検討を行うものです。

 第 1 回目は、カジカ料理に関するアンケート調査に用いる料理法などの意見交換を行いました。






  2010 年 8 月 30 日 (月)


    渓流で魚類調査

                  





 渓流で魚類調査を行いました。

 1 河川の計 3 地点で調査し、24 日の調査と同様、イワナ ・ヤマメ ・カジカ大卵型 ・タカハヤの生息を確認しました。




ヤマメ






  2010 年 8 月 29 日 (日)


    田んぼの生きもの調査 in かみいしづ

                  





 岐阜県西濃農林事務所の主催による田んぼの生きもの調査が 24 日に行われました。

 当日は当研究所の職員 2 名が講師として参加し、田んぼや周辺の用水路でみられる生きものを紹介するとともに、子どもらが捕まえた生きものなどの解説を行いました。




採集した生物のスケッチ




採集した生物の解説






  2010 年 8 月 28 日 (土)


    渓流で魚類調査

                  





 25 日に渓流で魚類調査を行いました。

 3 河川の計 8 地点で調査し、イワナ ・ヤマメ ・カジカ大卵型 ・タカハヤの生息を確認しました。




ヤマメ







  2010 年 8 月 27 日 (金)


    夏季 川辺 わくわく子ども教室 ・楽しい環境教室

                  





 川辺町役場主催の 「夏季 川辺 わくわく子ども教室 ・楽しい環境教育」 が、24 日に河川環境楽園内の国土交通省水辺共生体験館と当研究所の協働で実施されました。

 水辺共生体験館は、「水質のパックテスト」 プログラムを担当し、当研究所は施設見学と 「川と生き物」 プログラムを担当しました。参加した 29 名の小学生親子は、生活排水と川の水質の関係 ・川の環境と生物の関係について知ることで、日々の水を使った生活について考えるきっかけになったようです。








  2010 年 8 月 26 日 (木)


    職場体験学習 3 日目

                  





 下呂市立下呂中学校 2 年生の職場体験学習の 3 日目です。

 午前中は飼育魚のニジマスに餌を手撒きしてもらったのち、魚の移動を行いました。午後からは、魚の移動や選別作業を体験してもらいました。暑い中、慣れない作業で大変だったと思いますが、内水面の水産業、もしくは 「仕事」 というものに対して何か得るものがあれば幸いです。








  2010 年 8 月 25 日 (水)


    職場体験学習 2 日目

                  





 下呂市立下呂中学校 2 年生の職場体験学習の 2 日目です。

 午前中は飼育魚のニジマスへの餌やりや飼育池の掃除を行いました。午後からは、ニジマスの解剖実習を行いました。初めての魚の解剖にぎこちない手付きで苦労していました。解剖したニジマスをスケッチして、それぞれの臓器の名前や働きについて学習しました。






  2010 年 8 月 24 日 (火)


    職場体験学習 1 日目

                  





 24 〜 26 日の 3 日間、下呂市立下呂中学校 2 年生の生徒 1 名が職場体験学習のため下呂支所に来訪しています。

 下呂中学校では、夏休みに 3 日間の職場体験学習を行っており、生徒同士が頼り合わないように、各職場に 1 名ずつ訪問しているとのことです。

 午前中は飼育魚のニジマスに餌を手撒きで与えました。最初は恐る恐る餌を与えていましたが、慣れてくると魚の食べ具合を見ながら、適量の餌を与えられるようになりました。午後からは当研究所の職員とともに実験水路で魚を採捕して、魚の種類や個体数を記録しました。








  2010 年 8 月 23 日 (月)


    ヤマメの定着状況の調査

                  





 昨年の秋にヤマメの発眼卵を埋設した渓流 (関連記事 : 2009 年 11 月 16 日) の 4 ヶ所目で、稚魚の定着状況を調査しました。

 この渓流は河川規模が小さいものの、定着状況は特に良好でした。全長は平均 92.5 mm でした。








  2010 年 8 月 20 日 (金)


    アマゴの体サイズの測定

                  





 アマゴの体サイズの測定を行いました。

 今年は猛暑のため、盆過ぎのこの時期でも飼育水温が 20 ℃を超え、低水温を好むアマゴは弱り気味です。測定時の麻酔に氷水を使うなど、いつも以上に注意を払っています。






  2010 年 8 月 19 日 (木)


    アユの漁獲調査

                  





 調査河川の友釣り解禁後の漁獲状況を把握するため、アユの友釣り採捕調査を行いました。

 2 つの調査区間において 4 人で各区間 2 時間アユを友釣りで採捕し、1 時間当たり 1 人平均何尾釣れるかを調べました。また、採捕したアユは下呂支所に持ち帰り、鰓や腎臓から冷水病原因菌などの保菌検査を行いました。




培地へのサンプルの塗布
この後、培養と判定に 3 週間程度を要する






  2010 年 8 月 18 日 (水)


    アユの餌の調査

                  





 アユの餌になる付着藻類が 1 日でどのくらい増えるのか調査するため、石から付着藻類を採集しました。

 採集したサンプルは、下呂支所に持ち帰って分析を行いました。





吸引ろ過装置を使って、サンプルをろ過






  2010 年 8 月 17 日 (火)


    アユ漁場の環境調査

                  





 5 月 27 日に試験放流したアユの友釣り解禁後の生息状況を調べるため、放流場所の周辺で潜水観察を行いました。

 今回は、アユの標識個体の数を調査したほか、調査区間の水深や流速の測定を行いました。また、川底の石の大きさも調べました。






  2010 年 8 月 16 日 (月)


    ヤマメの選別作業

                  





 同じ池で飼育している同じ系統の魚でも、成長速度には個体差があります。水槽実験や試験放流では、魚のサイズを揃える必要があるので、選別かご (関連記事 : 2009 年 7 月 6 日) を使用して、必要な体サイズの個体を選び出しています。

 今日の作業では、下呂支所の A 号池で飼育中のヤマメの選別を行いました。




選別かご (関連記事 : 2009 年 7 月 6 日)






  2010 年 8 月 13 日 (金)


    ヤマメの定着状況の調査

                  





 昨年の秋にヤマメの発眼卵を埋設した渓流 (関連記事 : 2009 年 11 月 16 日) の 3 ヶ所目で、稚魚の残存状況を調査しました。

 今回の渓流では、計 180 m の区間で採捕を行いましたが、元々生息しているイワナしか確認されず、ヤマメの稚魚は 1 個体も見つかりませんでした。どうやら発眼卵を埋設しても定着するとは限らないようなので、埋設に適した渓流の特徴 (河川規模 ・河床勾配など) について調べる必要があります。






  2010 年 8 月 11 日 (水)


    養殖魚の魚病診断

                  





 県内の養殖場から魚病診断の依頼がありました。

 今回診断の依頼があったのはニジマスです。養殖場は、自然界よりも高い密度で魚を飼育しており、病気が蔓延すると大きな被害が出る恐れがあるので、原因の把握と適切な対応が不可欠です。当研究所では、寄生虫 ・細菌 ・ウイルスの有無などを調べて死亡原因を明らかにし、養殖業者に対応策を指導しています。




培地へのサンプルの塗布






  2010 年 8 月 10 日 (火)


    ベストリバー事業 魚類調査

                  





 岐阜県下呂土木事務所のベストリバー事業の魚類調査が行われました。

 地元の漁業協同組合の組合員や当研究所の職員が魚類の採捕に協力し、アマゴ ・イワナ ・カジカ大卵型 ・アジメドジョウの生息を確認しました。








  2010 年 8 月 9 日 (金)


    ササゴイ

                  





 ササゴイ (サギ科ササゴイ属の水鳥) が下呂支所の G 号池の FRP (強化プラスチック) 水槽に侵入しました (関連記事 : 1 月 28 日)。

 水槽には防鳥ネットがかぶせてあり、このササゴイがどこからどうやって侵入したのか、まったく不明です。放置しておくと飼育魚が食べられるばかりなので、わざわざネットを開けて外へ取り出し、叱ってから逃がしました。






  2010 年 8 月 6 日 (金)


    ヤマメの定着状況の調査

                  





 昨年の秋にヤマメの発眼卵を埋設した渓流 (関連記事 : 2009 年 11 月 16 日) の 2 ヶ所目で、稚魚の定着状況を調査しました。

 今日は、一昨日の調査の続きを行いました。この渓流は河川規模が小さいものの、定着状況は良好でした。全長は平均 94.0 mm でした。








  2010 年 8 月 5 日 (木)


    シュレーゲルアオガエル

                  





 渓流での調査の際に見つけたシュレーゲルアオガエルです。

 アマガエルと似ていますが、鼓膜の部分が黒くならないことで区別できます。河川調査では他のカエルを見ることはありますが、このカエルは成体になると水域にあまり住まないため、実物を見るのは初めてです。






  2010 年 8 月 4 日 (水)


    ヤマメの定着状況の調査

                  





 昨年の秋にヤマメの発眼卵を埋設した渓流 (関連記事 : 2009 年 11 月 16 日) の 2 ヶ所目で、稚魚の定着状況を調査しました。

 今日は、計 324 m の区間で調査を行いました。この渓流では稚魚が広範囲に分散しているようなので、後日、さらに下流側も調査する予定です。








  2010 年 8 月 3 日 (火)


    ヤマメの定着状況の調査

                  





 昨年の秋にヤマメの発眼卵を埋設した渓流 (関連記事 : 2009 年 11 月 16 日) で、稚魚の定着状況を調査しました。

 これまでに調査したアマゴ (関連記事 : 2010 年 6 月 10 ・21 日、7 月 6 ・7 ・9 日) と同様、ヤマメ稚魚のすべてが発眼卵を埋設した地点よりも下流側 (範囲 32 ~ 95 m、平均 63.8 m) で見つかりました。全長は平均 89.3 mm でした。






  2010 年 8 月 2 日 (月)


    養殖業者への巡回指導

                  





 養殖業者の巡回指導を行いました。

 下呂市内の養殖業者 1 軒を訪れ、飼育池の環境条件を調べました。この養殖業者では、1 年を通じて飼育環境の状況を把握するため、水温や溶存酸素量等を測定しています。








  2010 年 8 月 1 日 (日)


    一日開放

                  






 
毎年夏に行っている 「河川環境研究所 一日開放」 を開催しました。

 今年は、水産試験場時代から数えて 14 回目となりました。ニジマス釣りやつかみどり、体験学習、公開実験などの催し物に、多くの方に参加していただきました。ありがとうございました。

 このようなイベントをきっかけとして、魚や川への興味をより深めていただければと思います。




釣り堀




ミナモ登場




体験学習 「魚のかたちを勉強しよう」




体験学習 「養魚体験」




つかみ取り (幼児の部)




公開実験 「川ぞいの林のやくわり」




つかみ取り (小学生以上の部)








記 事


カジカ商品開発
検討委員会

渓流で魚類調査

田んぼの
生きもの調査
in かみいしづ

渓流で魚類調査

夏季 川辺
わくわく子ども教室
・楽しい環境教室

職場体験学習
3 日目

職場体験学習
2 日目

職場体験学習
1 日目

ヤマメの
定着状況の調査

アマゴの
体サイズの測定

アユの漁獲調査

アユの餌の調査

アユ漁場の環境調査

ヤマメの選別作業

ヤマメの
定着状況の調査

養殖魚の魚病診断

ベストリバー事業
魚類調査

ササゴイ

ヤマメの
定着状況の調査

シュレーゲル
アオガエル

ヤマメの
定着状況の調査

ヤマメの
定着状況の調査

養殖業者への
巡回指導

一日開放




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