その他
|
本来は海の魚だが、淡水への適応能力を持っており、一時的に川に遡上することがある。江戸時代後期に著された 「新撰美濃志」 では、美濃國羽栗郡笠松村
(現在の羽島郡笠松町)
の項目に “ 『木曾川』
は村の南にあり。圓城寺村
(現在の笠松町円城寺)、当村
(笠松村のこと) の辺にて鱒、年魚
(アユ)、鱸
(スズキ) 等の諸魚をとる”
と記述されている。漁業対象種としてサツキマスやアユのほか、スズキが挙げられているところを見ると、当時の木曽川には、まとまった量のスズキが遡上していたのかもしれない。
岐阜県レッドリスト(平成21年3月31日公表)で準絶滅危惧に選定されている。 |
|