> さかな図鑑 > スズキ目 > カジカ亜目 カジカ科 カジカ属

カジカ 小卵型

 学名 Cottus sp.SE
鱗がない、腹びれは吸盤になっていない、
胸びれの条数が多い
県内での地方名
  せかぶ ・びんが ・せびん など
大きさ  17 cm
県内での分布
  美濃地方の川の中流から下流域
食 性
  水生昆虫、小魚 など
産卵期   12月から 翌年 3月にかけて
利 用
  から揚げ、甘露煮、味噌汁、骨酒などで賞味される
その他

 カジカ大卵型と同じ魚種の生態的に異なる “型” とされてきたが、現在では別種とされている。小さな卵を産み、卵からかえった仔魚はすぐに泳ぎ回り、そのまま海に流れ下る。海で成長し稚魚となって川に戻る。特産品として養殖生産の試みが行われている。
 環境省レッドリスト(令和2年3月27日公表)で絶滅危惧 IB 類 (EN)、岐阜県レッドリスト(平成21年3月31日公表)で絶滅危惧 II 類に選定されている。平成15年4月18日から岐阜県内水面漁場管理委員会の指示により、県内の河川でカジカ卵 (いわゆるカブ玉) を採取することが禁止されている。




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