> さかな図鑑 > スズキ目 > スズキ亜目 サンフィッシュ科 ブルーギル属

ブルーギル

 学名 Lepomis macrochirus macrochirus
平べったい体型、
繁殖期の雄は婚姻色を呈する
県内での地方名
  ギル
大きさ  25 cm
県内での分布
  美濃地方のため池や川の流れの緩やかな場所 (国外からの移入種)
食 性
  底生無脊椎動物、動物プランクトン、陸生昆虫など
産卵期   6月から 7月にかけて (まれに 8月まで)
利 用
  食用魚として検討されたが、現在はほとんど利用されていない
その他

 特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律 (外来生物法) で 「特定外来生物」 に指定され、飼育や運搬などが原則禁止されている。日本のブルーギルはアイオワ州のミシシッピ川ら 1960年に持ち込まれた 15個体に由来する可能性が高いことが分かっている。ため池などでは、数・量ともに優占魚種となる。雄親が産卵床をつくり卵・仔魚を保護する。沈水植物や付着藻類が胃内容物から発見されることがあるが、同化能力はそれほど高くないことが示唆されている。




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