> さかな図鑑 > コイ目 > ドジョウ科 シマドジョウ亜科 アジメドジョウ属

アジメドジョウ

 学名 Niwaella delicata
口ひげは 3対、口が吸盤状になっている、
頭部に細かい黒い点がたくさんある
県内での地方名
  あじめ
大きさ  8-10 cm
県内での分布
  矢作川水系を除く各水系の上流から中流域
食 性
  付着藻類、水生昆虫
産卵期   春、伏流水の水温が 10℃に上昇する頃
利 用
  アジメ筌、登り落ちなどで漁獲される、煮付け ・甘露煮 ・焼き物などで美味、
  朴葉寿司の具材としても珍重される

その他

 晩秋から春までの間、伏流水の湧き出す礫中に潜入して越冬するため、冬期には川でほとんど姿を見ることが出来ない。産卵も越冬場所の礫中であるため、産卵生態の詳細はわかっていない。

 環境省レッドリストで絶滅危惧 II 類 (VU) に選定されている。




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