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オイカワ

 学名 Opsariichthys platypus
産卵期の雄 (上の写真) は、鮮やかな
赤や青緑色を帯び、雌 (下の写真) よりも
尻びれが大きくなる
県内での地方名
  しらはえしろはえはえばば など
大きさ  15 cm
県内での分布
  美濃地方や飛騨地方の川の中流から下流域
食 性
  雑食性 (水生昆虫、付着藻類など)
産卵期   6月から 8月にかけて
利 用
  遊漁の対象、美濃地方では “いかだばえ” の名称で甘露煮にされる
その他

 本種は、流れの緩やかな水域を好むため、河川工事により平坦化された水域で勢力を拡大している。また、冬期には、本種を対象とした釣りが盛んで、釣りの競技会が行われ、専用の釣り道具が存在している。木曽川での鵜飼で、アユを除いた魚類の中では本種の漁獲が多かったと記録されている。




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