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せかぶ日誌
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2019 9 30 日 (月)
渓流で魚類調査
 





 先週に引き続き、渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査は先週とは別の渓流で行い、イワナ・ヤマメ・アジメドジョウ・カジカ大卵型の生息を確認しました。




アジメドジョウ





2019 9 29 日 (日)
渓流魚の人工産卵河川で産卵場整備
 





 郡上市白鳥町の石徹白川にある渓流魚の人工産卵河川の産卵場整備が石徹白漁業協同組合の主催で実施されました (関連記事 : 9 月 23 日)。

 当研究所の職員は、産卵場の整備作業に協力しました。また、渓流釣りに関する教材 「魚つりのはなし」 を使用し、遊漁者を対象に体長制限や禁漁区の重要性について解説しました。













魚つりのはなし








2019 9 28 日 (土)
馬瀬川下流漁業協同組合
組合設立 70 周年感謝祭
 





 馬瀬川下流漁業協同組合 (下呂市金山町) の組合設立 70 周年感謝祭が開催されました。

 当研究所の職員は、来場した小学生向けに公開実験 「ヨシノボリの不思議の研究しよう」 を行いました。また、渓流釣りに関する教材 「魚つりのはなし」 を使用し、体長制限や禁漁区の重要性について解説しました。


参考文献

岸 大弼.2007.底生魚の定位能力を観察する傾斜可変
  実験水路 (H18-FU 型) について.岐阜県河川環境
  研究所研究報告,52: 27-30.   < PDF >

岸 大弼.2009.底生魚の定位能力を観察する傾斜可変
  実験水路 (H20-MN 型) について.岐阜県河川環境
  研究所研究報告,54: 19-21.   < PDF >




傾斜派遣実験水路 (H18-FU 型)




魚つりのはなし





2019 9 27 日 (金)
東京海洋大学大泉ステーションを訪問
 





 東京海洋大学大泉ステーション (山梨県北杜市) を訪問しました。

 今回は、同大学からの依頼を受け、渓流魚の産卵場造成や親魚放流の方法について解説しました。








2019 9 26 日 (木)
スズメガの幼虫
 





 下呂支所の庁舎付近にスズメガの幼虫が現れました。

 スズメガの幼虫は、ヒル (関連記事 : 7 月 15 日) と違って職員の血を吸うおそれはないため、いつも大目に見ています。











2019 9 25 日 (水)
渓流で魚類調査
 





 昨日に引き続き、渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査は昨日とは別の渓流で行い、イワナ・アマゴ・アジメドジョウ・カジカ大卵型の生息を確認しました。




アマゴ




アジメドジョウ





2019 9 24 日 (火)
渓流で魚類調査
 





 渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査では、イワナ・アマゴ・ウグイ・タカハヤ・アブラハヤ・アジメドジョウ・アカザ・カワヨシノボリ・カジカ大卵型の生息が確認されました。




アマゴ




アカザ





2019 9 23 日 (月)
渓流魚の人工産卵河川
 





 渓流魚の人工産卵河川は、野生個体の自然繁殖を助けるため、水がないところに 「人工河川」 を造成し、さらに 「人工産卵場」 を整備した水域のことです。国内では、主にイワナの自然繁殖の補助を目的とする人工産卵河川がこれまでに 5 箇所で実施されています。そのうち 3 箇所は県内での事例であり、岐阜県は渓流魚の人工産卵河川の先進地といえます (関連記事 : 2009 年 9 月 26 日・10 月 10 日、2017 年 10 月 28 日)。

 人工産卵河川は、単に水を流すだけでは産卵適地が形成されないため、砂利の敷設など産卵場の整備作業が不可欠です。2009 年の下呂市馬瀬の人工産卵河川の事例では、産卵適地の割合は、整備前は 2.0% だったのに対し、整備後は 11.1% と 5 倍以上に増えたことが確認されています。また、この研究では、整備した産卵場をイワナが実際に利用することも確認されています (関連記事 : 2009 年 9 月 26 日・10 月 10 日、2017 年 10 月 28 日)。

 当研究所では、引き続き、整備後の産卵場における土砂の堆積状況 (関連記事 : 2017 年 3 月 30 日) や、稚魚の生息密度 (関連記事 : 2018 年 6 月 25 日、7 月 10・11・18・19・23・24 日) などを調査中です。


参考文献

岸 大弼・コ原哲也.2017.岐阜県下呂市馬瀬に整備
  された人工産卵河川の物理環境およびイワナの
  産卵状況.応用生態工学,19: 221-231.
  < 外部リンク >

岸 大弼・上田利章・徳田幸憲・コ原哲也.2017.渓流魚
  人工産卵河川における産卵場整備での砂利の使用
  量.岐阜県水産研究所研究報告,62: 9-13.
  < PDF >














2019 9 20 日 (金)
ヤマカガシ
 





 渓流での調査中、ヤマカガシが現れました。全長 30 cm ほどの小さな個体でしたが、臆することなくからみ付いて職員を恐慌状態に陥れました。

 調査地ではヤマカガシやマムシといった毒蛇が現れるので、注意しながら作業を行っています。











2019 9 19 日 (木)
カワウコロニー調査
 





 西濃地区にあるカワウのコロニーで、木の伐採が始まりました。ここで営巣しているカワウが移動し、周辺のカワウの生息状況が変化する可能性があるため調査を行いました。

 早朝 4 時半に現地集合という大変な調査ですが、当研究所の職員はめげずに取り組んでいます。先週の調査では、6 時頃飛び立った子育て中の群れ (約 200 羽) と、10 時頃飛び立った子育てが終了した群れ (推定 1000 羽) が観察されました。カワウも私と同じように、仕事がなければ朝はゆっくりしたいと思っているのかもしれません。








2019 9 18 日 (水)
イタセンパラの親魚交換
 





 生態環境部では環境省など関係省庁や、中部地域の水族館など飼育施設等と連携して、希少魚イタセンパラの保護活動を行っています。

 今週、各施設の飼育個体群の遺伝的多様性を保つための親魚交換を行いました。2 施設から当研究所へ約 50 尾のイタセンパラを受け入れ、当研究所からは 3 施設に 20 尾ずつのイタセンパラを搬出しました。














2019 9 17 日 (火)
全雌アユ生産用の精液の出荷
 





 全雌アユ生産用の性転換雄精液をアユ生産業者に出荷しました。

 全雌アユは、その名のとおりすべて雌なので、高値で取引される子持ちアユの効率的な生産に欠かせない種苗で、遺伝的には雌だが機能的には雄の性転換雄の精子を用いて受精させることによって生産されます。当所では、その性転換雄の作出と維持、精液の供給を行っています。今回は、朝、性転換雄から採取した精巣の懸濁液を昼まで培養し、精子の運動性をチェックしたうえで全雌アユ生産業者に出荷しました。





2019 9 16 日 (月)
渓流で魚類調査
 





 17 日に渓流で魚類調査を行いました。

 今回の調査は先週とは別の渓流で行い、ヤマメ・イワナ・ウグイ・タカハヤの生息を確認しました。




ヤマメ





2019 9 13 日 (金)
渓流で魚類調査
 





 今日も渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査は9〜12 日とは別の渓流で行い、アマゴ・イワナ・タカハヤ・アブラハヤ・カワヨシノボリ・カジカ大卵型の生息を確認しました。




アマゴ




カワヨシノボリ (左側)、カジカ大卵型 (右側)





2019 9 12 日 (木)
渓流で魚類調査
 





 今日もまた渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査は9〜11 日とは別の渓流で行い、イワナとアマゴの生息を確認しました。




イワナ





2019 9 11 日 (水)
渓流で魚類調査
 





 今日も渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査は昨日・一昨日とは別の渓流で行い、ヤマメ・ニジマス・ウグイ・タカハヤの生息を確認しました。




ヤマメ





2019 9 10 日 (火)
渓流で魚類調査
 





 今日も渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査は昨日とは別の渓流で行い、イワナ・アマゴ・タカハヤ・アカザ・カワヨシノボリの生息を確認しました。




アマゴ




アカザ





2019 9 9 日 (月)
渓流で魚類調査
 





 先週に引き続き、渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査は先週とは別の渓流で行い、イワナ・ヤマメ・アジメドジョウ・カジカ大卵型の生息を確認しました。




ヤマメ




アジメドジョウ





2019 9 7 日 (土)
全国湖沼河川養殖研究会
 





 5・6 日に甲府市で開催された全国湖沼河川養殖研究会第 92 回大会に出席しました。
この研究会は、今年で発足 100 年という歴史のある研究会であり、全国の多くの水産試験場などが会員となって組織されています。

 毎年開催される大会では、内水面の漁業や養殖や河川環境などについて、シンポジウムや研究発表を通して討議され、今回は、「河川環境の変化と今後の課題−魚が住みやすい河川環境の再生は可能なのか?」 をサブテーマとして、アユを中心とした魚の生育や産卵場となる河床環境や、山から海岸までの土砂管理などに関する講演や発表がありました。





2019 9 6 日 (金)
渓流で魚類調査
 





 今日も渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査は2・4・5 日とは別の 2 箇所の渓流で行い、アマゴの生息を確認しました。







アマゴ





2019 9 5 日 (木)
渓流で魚類調査
 





 昨日に引き続き、渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査は2・4 日とは別の渓流で行い、イワナとカジカ大卵型の生息を確認しました。




イワナ





2019 9 4 日 (水)
渓流で魚類調査
 





 渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査は一昨日とは別の渓流で行い、イワナとヤマメの生息を確認しました。また、イワナとヤマメとの交雑と考えられる個体も確認されました。

 飛騨地方とその周辺地域では、イワナとアマゴとの交雑あるいはイワナとヤマメとの交雑と考えられる個体が散発的ながらも広い範囲で見つかっています (関連記事 : 2009 年 6 月 8 日・7 月 14 日、2010 年 7 月 8 日、2011 年 7 月 26 日・9 月 14 日、2012 年 8 月 7 日・11 月 20 日、2015 年 6 月 1 日・7 月 21 日・11 月 13 日、2016 年 4 月 22 日・8 月 8 日、2017 年 6 月 6 日、2018 年 7 月 11 日・11月 12 日)。今回の個体は、当研究所が確認したものとしては 20 河川計 28 地点目の事例です。




上側: ヤマメ、下側: イワナ
中間: 交雑と考えられる個体





2019 9 3 日 (火)
インターンシップ研修
 





 2〜6 日に岐阜大学応用生物科学部の 3 年生のインターンシップ研修を実施しました。

 2・6 日は生態環境部、3 日は漁業研修部、4 日は資源増殖部、5 日は下呂支所が担当し、調査や実験のほか、飼育管理に関する研修を行いました。








2019 9 2 日 (月)
渓流で魚類調査
 





 渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査では、イワナとカジカ大卵型の生息が確認されました。











記 事


渓流で魚類調査

渓流魚の
人工産卵河川で
産卵場整備

馬瀬川下流漁業
協同組合 組合設立
70 周年感謝祭

東京海洋大学
大泉ステーションを
訪問

スズメガの幼虫

渓流で魚類調査

渓流で魚類調査

渓流魚の
人工産卵河川

ヤマカガシ

カワウ
コロニー調査

イタセンパラの
親魚交換

全雌アユ生産用の
精液の出荷

渓流で魚類調査

渓流で魚類調査

渓流で魚類調査

渓流で魚類調査

渓流で魚類調査

渓流で魚類調査

全国湖沼河川
養殖研究会

渓流で魚類調査

渓流で魚類調査

渓流で魚類調査

インターンシップ
研修

渓流で魚類調査

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