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2018 年 6 月
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< 5 月 7 月 >
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下呂支所のある下呂市萩原町では、この数日間の総雨量が
300 mm に達しました。大雨洪水警報は解除されたものの、飛騨川
(益田川) では、水位の高い状態が続いています。
飛騨川の水門や下呂支所の飼育池では、落ち葉などの流下物が大幅に増加しているため、今日も職員が
24 時間態勢でその除去作業に当たりました。
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27 日から 30 日の未明にかけて、下呂支所のある下呂市萩原町付近で集中豪雨がありました。
濁水が激しく、2 日間にわたって昼夜なく職員が水門の点検や飼育池のスクリーンの掃除など維持管理を交代で行いました。
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下呂支所では、魚の飼育には井戸水と河川水を使用しています。ただし、井戸の水量に限界があるため、大部分の魚の飼育には河川水を使用しています。
河川水は、飛騨川 (益田川) から水路を使って導入しています。飛騨川は、昨日からの大雨で増水しており、流下してくるごみで水門の取水口や飼育池のスクリーンが詰まりやすい状況です。職員が夜を徹して水門の点検や飼育池のスクリーンの掃除など維持管理を行いました。
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下呂支所の飼育池にヤマカガシが現れました。全長約
40 cm の小さい個体でしたが、その後、臆することなく庁舎に出入りして職員を恐慌状態に陥れました。
下呂支所は、飛騨川 (益田川) の河原の薮がすぐ近くにあるためか、敷地内にさまざまなヘビが現れます
(関連記事 : 2010 年 5 月 2 日)。ヘビは、アオサギ
(関連記事 : 2013 年 3 月 20 日・11 月 26
日、2014 年 7 月 21 日、2015 年 1 月 8 日)
などの水鳥と違って、飼育魚を食害する心配はありません。ただし、ときどきマムシやヤマカガシといった毒蛇も現れるので、草むらに近い場所では足元に注意しながら作業を行っています。
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先週に引き続き、郡上市立大和西小学校のカワシンジュガイ学習会が開催されました
(関連記事 : 6 月 20 日)。
カワシンジュガイは、北海道から中国地方にかけての限られた地点にしか生息していない希少種で、全国各地で天然記念物に指定されています。岐阜県内では、郡上市や高山市の天然記念物に指定されています。
当研究所の職員は、カワシンジュガイ生息地の保全について解説しました。
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高山市奥飛騨温泉郷の蒲田川にある渓流魚人工産卵河川で魚類調査を行いました
(関連記事 : 2017 年 10 月 27 日)。
今日の調査では、イワナとヤマメの生息が確認されました。
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ヤマメ (上側) と イワナ (下側)
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渓流での調査中、ヒキガエルをよく見かけます。
ヒキガエルは、ヒル (関連記事 : 2013 年
10 月 23 日・2014 年 5 月 27 日・2015 年
10 月 14 日・2016 年 10 月 31 日) と違って職員の血を吸うおそれはないので、いつも大目に見ています。
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下呂支所の横を流れる飛騨川 (益田川) の堤防でナデシコが咲き始めました。
ナデシコは、秋の七草のひとつですが、下呂支所周辺では毎年夏至の頃に咲き始めます。
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郡上市立大和西小学校でカワシンジュガイ学習会が開催されました。
カワシンジュガイは、イシガイ目カワシンジュガイ科カワシンジュガイ属の淡水二枚貝で、北海道から中国地方にかけての限られた地点にしか生息していない希少種です。特に本州では、岐阜県を含む各地で減少しており、絶滅した地点も少なくありません。
当研究所の職員は、カワシンジュガイの生活史や成長速度などについて解説しました。
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先週に引き続き、渓流で魚類調査を行いました。
今日の調査は先週と同じ渓流のさらに上流側の区間で実施し、イワナとアマゴの生息を確認しました。来週からは、別の渓流で調査を行う予定です。
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アマゴ
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下呂支所の庁舎内と飼育施設内でカジカガエルが相次いで発見されました
(関連記事 : 5 月 24 日)。
カジカガエルは、ヘビ (関連記事 : 5 月
1・10・31 日) と違って職員に巻き付くおそれがないため、いつも大目に見ています。
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出張の帰りに、美しい蛾を見つけました。調べたところオオミズアオ
(Actias aliena) という種類のようです。
ただし、オナガミズアオという近縁種がいて、実は見分けるのがなかなか難しいとのこと。写真の個体も実際どちらなのかは謎です。
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昨日に引き続き、渓流で魚類調査を行いました。
今日の調査は昨日と同じ渓流のさらに上流側の区間で実施し、イワナとアマゴの生息を確認しました。
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アマゴ
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今週も渓流で魚類調査を実施中です。
今日の調査は先週と同じ渓流の上流側の区間で実施し、イワナとアマゴの生息を確認しました。
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イワナ (上側) と アマゴ (下側)
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東京水産振興会豊海センタービル (東京都中央区)
で 「環境収容力推定手法開発事業」 の計画検討会が開催されました。
当研究所の職員は、アユおよび渓流魚の調査計画について発表し、水産庁や国立研究開発法人水産研究・教育機構
中央水産研究所などの職員と意見交換を行いました。
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下呂支所では、魚の飼育には井戸水と河川水を使用しています。ただし、井戸の水量に限度があるため、大部分の魚の飼育には河川水を使用しています。
河川水は、飛騨川 (益田川) から水路を使って導入しており、草や枯れ葉のほか空き缶などのごみも流れてくるため、昼夜を問わず、配水池にあるごみ取り用のスクリーンの掃除を行っています。特に、飛騨川の増水
(関連記事 : 2017 年 4 月 7・19・21 日)
あるいは水路沿いの草刈り (関連記事 : 2016
年 6 月 12 日) の際には大量の流下物があり、スクリーンがすぐに目詰まりしてしまうため、配水池に常時待機して回収しなければなりません。
昨日は、この水路沿いで草刈りが行われました。刈り払われた草が大量に流れてくるため、地元の方々の協力を得て回収にあたりました。
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今日も渓流で魚類調査を行いました。
今日の調査は昨日と同じ渓流の上流側の区間で実施し、イワナとアマゴの生息を確認しました。
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アマゴ
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4・5 日に引き続き、渓流で魚類調査を行いました。
今日の調査は 4・5 日と同じ渓流のさらに上流側の区間で実施し、イワナとアマゴの生息を確認しました。
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アマゴ (上側) と イワナ (下側)
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5〜7 日の 3 日間、下呂市立萩原北中学校
2 年生の生徒 1 名が職場体験学習のため下呂支所に来訪しました。
今回は、ニジマスへの給餌を行ったほか、敷地内の実験水路でカワヨシノボリやウグイなどの採捕を行い、各魚種の生息密度を調べました。
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今日も渓流で魚類調査を行いました。
今日の調査は昨日と同じ渓流のさらに上流側の区間で実施し、イワナとアマゴの生息を確認しました。
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イワナ
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渓流で魚類調査を行いました。
今日の調査は先月と同じ渓流の上流側の区間で実施し、イワナ・アマゴ・カジカ大卵の生息を確認しました。
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アマゴ
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郡上市白鳥町石徹白で 「いとしろアウトドアフェスティバル」
が開催されました。
当研究所の職員は、石徹白漁業協同組合から依頼を受け、郡上市の河川に生息する魚類についてスライドや配布資料を使って解説しました。そのほか、会場に実験装置を持ち込んで、公開実験
「川ぞいの林のやくわり」 を行いました。
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「川ぞいの林のやくわり」 に使用する実験装置
(水温観察水路)

アナログプロジェクタ
(関連記事 : 5 月 16 日)
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下呂支所で飼育中のカジカの稚魚を人工海水の水槽から淡水の水槽に移し替えました。
両側回遊性のカジカの仔魚は、冬にふ化してすぐに川を流下して海で生活していますが、春に稚魚に変態した後、川に遡上してきます。下呂支所では、仔魚は人工海水
(循環水槽) で飼育していますが、稚魚に変態してからは塩分濃度を徐々に下げた後、淡水
(かけ流し水槽) に順次移し替えています。
参考文献
藤井亮吏・下村雄志・田原大輔・棗田孝晴・岸
大弼.
2018.飼育環境におけるカジカ大卵型・中卵型・
小卵型の卵および仔稚魚の生残状況.岐阜県
水産研究所研究報告,63: 7-16. < PDF >
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仔魚の飼育水槽 (人工海水 循環)

稚魚の飼育水槽 (淡水 かけ流し)

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記 事
増水が続く
今日も大雨
大雨
ヤマカガシ
カワシンジュガイ
学習会
人工産卵河川で
魚類調査
ヒキガエル
ナデシコ
カワシンジュガイ
学習会
渓流で魚類調査
カジカガエル
オオミズアオ
渓流で魚類調査
渓流で魚類調査
環境収容力推定
手法開発事業
計画検討会
配水池の管理
渓流で魚類調査
渓流で魚類調査
職場体験学習
渓流で魚類調査
渓流で魚類調査
いとしろアウトドア
フェスティバル
カジカの稚魚
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