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せかぶ日誌
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2018 年 1 月

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< 12 月  2 月 >


2018 1 31 日 (水)
ホームページへのアクセス数が
200万回に到達
 





 いつも当研究所のホームページをご覧くださり、ありがとうございます。2009 年 2 月のリニューアル以降のアクセス数が、今月、200 万回に到達しました (関連記事 : 2014 年 5 月 31 日)。

 今後も、岐阜県の川や魚の情報源として当研究所のホームページをご活用ください。





2018 1 30 日 (火)
巡回指導
 





  昨日に引き続き、養殖業者への巡回指導を行いました。

 今日は下呂市の 2 軒を訪問し、飼育魚の流通状況や魚病の発生状況について聞き取りを行いました。








2018 1 29 日 (月)
巡回指導
 





 養殖業者への巡回指導を行いました。

 今日は本巣市と揖斐川町の各 1 軒を訪問し、飼育魚の流通状況や魚病の発生状況について聞き取りを行いました。写真は道中に撮影した、坂内川です。





2018 1 26 日 (金)
大寒波
 





  大寒波が居座っています。下呂支所のある下呂市萩原町では、雪はそれほど多くはないですが、猛烈な寒さが続いています。

 下呂支所の敷地内は、今日も冷凍庫状態です。つららがどんどん成長しています。











2018 1 25 日 (木)
本所でも雪が積もりました
 





 強い寒波が日本各地に雪をもたらしています。

 各務原市にある本所でも昨日の夕方から雪が降り始め、雪景色となりました。幸い、昼には気温が上がり、外池の周りに積もった雪は既に融けかけています。雪や低温による大きなトラブルもなく一安心です。








2018 1 24 日 (水)
寒波
 





 日本列島を覆う寒波のため、本所も下呂支所も雪が降っています。

 凍結に備えて、職員が飼育池の注水部や配管の点検を行っています。














2018 1 23 日 (火)
カジカの採卵作業
 





 今週も下呂支所でカジカの採卵を実施中です (関連記事 : 1 月 9・17 日)。

 回収した受精卵は、卵管理用の水槽に移しています。




産み付けられた卵塊とそれを守っていた雄親








2018 1 22 日 (月)
放流用種苗育成手法開発事業の
渓流魚の課題に係る研究打ち合わせ
 





  「放流用種苗育成手法開発事業」 の渓流魚の課題に係る研究打ち合わせのため、当研究所の職員が 22 日に群馬県水産試験場を、23 日に栃木県水産試験場を訪問しました。

 当研究所の職員は、これまでに実施したアマゴ・ヤマメの調査結果について報告し、各試験場の職員と意見交換を行ったほか、飼育施設や実験装置等を視察しました。また、今後の誌面発表の方針について意見交換を行いました。24 日は、栃木県水産試験場の調査河川を視察しました。

















2018 1 19 日 (金)
水門の維持管理
 





 下呂支所の横を流れる飛騨川 (益田川) は、一昨日の雨の影響で増水が続いています。

 水路の取水口が落ち葉などの流下物でたびたび詰まるので、下呂支所の職員が除去作業に追われています (関連記事 : 1 月 18 日)。今日の早朝も、飛騨川の水門の取水口が流下物で閉塞して通水量が減少したため、職員が現場に急行して復旧作業を行いました。








2018 1 18 日 (木)
水門の維持管理
 





 下呂支所では、魚の飼育には井戸水と河川水を使用しています。ただし、井戸の水量に限界があるため、大部分の魚の飼育には河川水を使用しています。河川水は、飛騨川 (益田川) から水路を使って導入しています。

 飛騨川は、昨日の雨で増水しています。流下してくる落ち葉で水門の取水口や飼育池のスクリーンが詰まりやすい状況が続いており、職員が除去作業に追われています。











2018 1 17 日 (水)
カジカの採卵作業
 





 下呂支所でカジカの採卵を実施中です (関連記事 : 1 月 9 日)。

 回収した受精卵は、卵管理用の水槽に移しています。




雌親魚 (左側) と 雄親魚 (右側)




産み付けられた卵塊





2018 1 16 日 (火)
岐阜大学3年生の施設見学
 





 岐阜大学応用生物学部の 3 年生 (34 名) が本所に来訪しました。

 研究所の概要と水みち事業の研究結果の説明を行った後で、施設内の見学を行いました。希少魚のイタセンパラについては、野外池やインキュベータでの飼育中の仔魚を見せながら、飼育繁殖の研究内容について解説しましたが、産卵母貝イシガイの長期飼育について質問するなど、とても熱心に見学している学生の姿がみられました。


 本所の見学通路では、研究内容などを紹介するパネルや、岐阜県に分布している魚を水槽で展示しています。平日 9 時から 17 時まで見学可能です。一般の見学者は、予約は不要ですが、来所時に事務所の受付窓口へお越しください。

 団体で来所される場合や、当研究所の職員による解説を希望される場合には、事前にご連絡ください。なお、調査や飼育管理の都合上、ご要望にお応えできない場合があります。あらかじめご了承ください。





2018 1 15 日 (月)
ヤマメの池出し
 





 昨年 12 月に引き続き、下呂支所でヤマメの 「池出し」 を行いました (関連記事 : 2017 年 12 月 13・21 日)。

 現在、ふ化水槽に収容したヤマメの発眼卵のふ化が続いており、卵黄を吸収し終わって餌付け時期を迎えています (関連記事 : 2018 年 1 月 10 日)。下呂支所では、ふ化水槽からふ化盆を取り出し、稚魚を餌付け用の水槽や飼育池に移す作業を 「池出し」 と呼んでいます。

 餌付けのタイミングが遅れると稚魚の生残率が悪化するおそれがあるため、水温や稚魚の成育状況を勘案して池出しの時期を調整しています。




ふ化盆








2018 1 12 日 (金)
アユカケの全長・体重測定
 





 下呂支所では、アユカケを異なる密度で飼育し、1 ヶ月に 1 度、全長と体重を測定しています (関連記事 : 2017 年 10 月 4 日・12 月 18 日)。

 魚が弱らないよう迅速に作業を行うことを心がけています。














2018 1 11 日 (木)
巡回指導
 





 12 日に養殖業者への巡回指導を行いました。

 今回は下呂市の 4 軒を訪問し、飼育魚の流通状況や魚病の発生状況について聞き取りを行いました。








2018 1 10 日 (水)
アマゴ・ヤマメの稚魚の餌付け
 





 下呂支所のふ化室でアマゴ・ヤマメの稚魚の餌付けを実施中です (関連記事 : 2017 年 12 月 13・21 日)。

 餌が不足すると成長が悪くなる一方、多過ぎると食べ残した餌に水カビが発生して病気が出やすくなります。餌の量の調節と水槽のこまめな掃除が欠かせません。














2018 1 9 日 (火)
カジカの採卵
 





 今週、下呂支所でカジカの採卵が始まりました。

 カジカは、雄親が石の下に巣を作り、そこへ雌親が次々とやってきて卵を産み付けます。下呂支所では、石の代わりに屋根瓦や鉄製アングル材 (L 字鋼) を水槽内に設置して産卵させています (関連記事 : 1 月 4 日)。回収した受精卵は、卵管理用の水槽に移しています。




雌親魚




アングル材の内側 (天井部分) に産み付け
られた卵塊と それを守っていた雄親魚




卵管理用の水槽に収容した卵塊





2018 1 8 日 (月)
ホタルの幼虫
 





 下呂支所の屋内の水槽でゲンジボタルの幼虫 1 個体が発見されました。

 職員が尋問しましたが、当の幼虫が黙秘を続けたため、どういう動機でどこからどういう経路で侵入してきたのかは不明です。水槽内には餌がないので、近くの水路に放逐しました。











2018 1 5 日 (金)
寒い日が続く
 





 下呂支所のある下呂市萩原町では、雪は少ないものの寒い日が続いています。

 下呂支所では、凍結に備えて、職員が飼育池の注水部や配管の点検を行っています。




注水部分にできた氷








2018 1 4 日 (木)
カジカの産卵準備
 





 下呂支所でカジカの産卵用の水槽の準備を始めました (関連記事 : 2016 年 12 月 28 日)。カジカ小卵型は、河川では早ければ 12 月上旬に産卵を始める個体もいるようですが、下呂支所の飼育施設内では 1 月上旬に産卵が始まります。

 下呂支所では、雌雄両方の親魚を産卵用の水槽に入れて自発的に産卵させています。産卵用の水槽は、普段の飼育用の水槽とは別に用意しています。




雄親魚


 カジカは、雄が川底の石と石の隙間を産卵のための巣として縄張りを持ち、そこに雌が訪れて産卵するという習性があります。このとき、産卵は雄の営巣と同時に始まるのではなく、営巣して数日後に雄親魚の雄性ホルモンが増加し、フェロモンが含まれると思われる尿を放出し始め、それを頼りに雌が巣を訪れると考えられています。そのため、飼育環境下で採卵する際には、実際の産卵期が始まる前に、巣となる材料を設置した水槽にあらかじめ雄親魚を入れて、営巣をさせておきます。

 下呂支所では、巣の材料として石の代わりに屋根瓦や鉄製アングル材 (L 字鋼) を用いています。




水槽内に設置したアングル材


参考文献

Koya Y, Fujii R, Yambe H & Tahara D (2016)
 Nesting behavior is associated with increased
 urinary volume in the urinary bladder during
 the reproductive period in small-egged Kajika,
 Cottus pollux SE. Ichthyological Research, 63:
 59-67.  < 外部リンク >

Koya Y, Fujii R, Yambe H & Tahara D (2016)
 Hypertrophy and polysaccharide production in
 the kidney associated with sexual maturation of
 male small-egged Kajika, Cottus pollux SE.
 Ichthyological Research, 63: 260-266.  
 < 外部リンク >





2018 1 3 日 (水)
井戸の水位が低下
 





 毎年この時期は、下呂支所に隣接する飛騨川 (益田川) の水量が特に減少します。地下水の水位は飛騨川の水位と連動しているため、下呂支所の井戸も減水してしまいます。

 下呂支所では、アマゴ・ヤマメなどの稚魚の飼育に井戸水が不可欠です (関連記事 : 2017 年 12 月 13・21 日)。春先の雪どけで水量が回復するまでの間は、飼育用水の配分に細心の注意が必要です。職員の気苦労が絶えません。








2018 1 2 日 (火)
年末年始の飼育管理
 





 年末年始も職員が交代で出勤して飼育管理を行っています。

 下呂支所では、敷地全体を巡回して飼育池のスクリーンの掃除や給餌機への餌の補充などを行いました。








2018 1 1 日 (月)
本年もよろしくお願いします
 





 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。




戌年
(関連記事 : 2013 年 1 月 1 日)








記 事


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巡回指導

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大寒波

本所でも
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水門の維持管理

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アユカケの
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巡回指導

アマゴ・ヤマメの
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寒い日が続く

ホタルの幼虫

カジカの産卵準備

井戸の水位が低下

年末年始の飼育管理

本年もよろしく
お願いします


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