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2011 年 12 月


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  2011 年 12 月 31 日 (土)


    年末年始の飼育管理

                  





 下呂支所では、当番の職員が飼育池のスクリーンの掃除や給餌などを行いました。大晦日は、すっきりとした青空となりましたが、その分冷え込みは強く、たまり水の池や排水部の水の飛沫は、すっかり凍っていました。


 本年中は、格別のご高配を賜りありがとうございました。来年も変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願いします。










  2011 年 12 月 30 日 (金)


    年末年始の飼育管理

                  





 本所では、アユやウシモツゴなどを飼育しています。中でもこの時期のアユは、動物プランクトンの給餌 ・配合飼料の給餌 ・水槽の掃除など、毎日の飼育管理が欠かせません。そこで職員が交代で出勤して、年末年始も飼育管理を行っています。








  2011 年 12 月 29 日 (木)


    年末年始の飼育管理

                  





 年末年始でも、本所 ・下呂支所どちらも職員が交代で出勤して飼育管理を行っています。

 本所では、水槽の掃除や飼育魚への給餌などを行いました。下呂支所では、敷地全体を巡回して飼育池のスクリーンの掃除や給餌機への餌の補充などを行いました。








  2011 年 12 月 28 日 (水)


    アマゴなどの仔魚の池出し

                  





 下呂支所のふ化水槽 (関連記事 : 11 月 24 日) に収容したアマゴなどの発眼卵がふ化し、卵黄を吸収し終わって、自分でエサを食べ始める餌付け時期となりました。

 今年は水温が高めに推移したため、平年より餌付けも 1 週間以上早くなっています。









  2011 年 12 月 27 日 (火)


    カワウの編隊

                  





 長良川下流部で見かけた、カワウの群れです。名前はカワウ (川鵜) ですが、この群れは海域をエサ場にしているようです。これだけの量 (写真は一部しか写っていません) のカワウが生きていくためには相当数の魚が必要でしょう。

 現在、長良川はサツキマス幼魚の降下時期です。カワウの補食をかわし 1 尾でも多く生き残って欲しいものです。








  2011 年 12 月 26 日 (月)


    除雪

                  





 下呂支所では、24 ・25 日と雪が降りました。職員が通路の除雪や飼育施設の点検に追われています。










  2011 年 12 月 23 日 (金)


    カジカ産卵準備

                  





左 : 雌、 右 : 雄


 まもなくカジカの産卵が始まります。小卵型のカジカは、河川では早ければ 12 月上旬には産卵をはじめる個体もいるようですが、下呂支所では 12 月下旬からです。

 最近は、雌のお腹がかなり大きくなり、産卵が近いことがわかります。このような雌は、あらかじめ雄に営巣させておいた水槽に入れ、産卵するのを待ちます。




巣 (鉄製アングル材) を守る雄






  2011 年 12 月 22 日 (木)


    アマゴのふ化仔魚の展示

                  





 アマゴ ・ヤマメ ・イワナなどサケ科魚類の雌の親魚は、秋に川底を掘って産卵し砂利で埋めます。冬に砂利の中でふ化した仔魚は、すぐには川の中には出てきません。仔魚は、腹部の卵黄を吸収しながら、砂利の中で春までじっと過ごします。そのため、川で仔魚を観察できる機会はなかなかありません。

 現在、下呂支所ではアマゴのふ化仔魚を水槽で展示しています。下呂支所にお越しの際は、是非ご覧ください。








  2011 年 12 月 21 日 (水)


    井戸の日よけシートの取り外し

                  





 16 日に下呂支所の井戸の日よけシートの取り外しを行いました。

 井戸の中に藻が生えると、配水管が詰まるなどトラブルの原因になるので、春から秋は、藻が生えないよう井戸に日よけシートをかぶせています (関連記事 : 3 月 23 日)。しかし、冬は、雪の重みで破れる恐れがあるので、毎年、雪が降り始める頃に日よけシートを取り外すようにしています。




シートを外す前




シートを外した後






  2011 年 12 月 20 日 (火)


    カジカ飼育指導

                  





 白川町でカジカの養殖実用化に向けて取り組んでいる 「カジカ養殖研究会」 のメンバーの所へ、飼育指導に行きました。

 カジカはまもなく産卵期を迎えますので、産卵水槽や卵管理水槽の準備を進めることとしました。






  2011 年 12 月 19 日 (月)


    カジカ飼育指導

                  





 美濃市と本巣市でカジカの養殖実用化に向けて取り組んでいる 「カジカ養殖研究会」 のメンバーの所へ、飼育指導に行きました。

 飼育中の親魚は成熟も進んできていましたが、産卵までにはもう少し時間がかかるようでした。産卵期間中の親魚の養成方法や産卵に向けた準備についての注意点を確認しました。






  2011 年 12 月 16 日 (金)


    渓流で魚類調査

                  





 雪の降る中、渓流で魚類調査を行いました。イワナ ・アマゴ ・カジカ大卵型の生息を確認しました。




体サイズの測定作業




日中でも気温は氷点下で、タモ網がすぐに凍る






  2011 年 12 月 15 日 (木)


    イワナの発眼卵の検卵作業

                  





 先週に引き続き、下呂支所でイワナの発眼卵の検卵作業を実施しました (関連記事 : 10 月 28 日)。

 検卵が終わった発眼卵は、次の親魚養成用として下呂支所に残し、ふ化室に収容する予定です (関連記事 : 11 月 14 日)。






  2011 年 12 月 14 日 (水)


    益田川漁業協同組合 役員会

                  





 下呂市萩原町の益田川漁業協同組合で役員会が開催されました。

 当研究所の職員は、本年度に益田川漁協管内で実施したアマゴの調査結果を報告しました。






  2011 年 12 月 13 日 (火)


    カモ

                  





カルガモ



 下呂支所内の飼育池は水流もあまり速くなく、適度に藻類が繁茂するなどで過ごしやすいためか、カモ類の姿を見ることも少なくありません。普段よく見かけるのはカルガモですが、冬になると冬鳥として渡ってくるマガモも飛来します。

 カルガモやマガモは、アオサギ (関連記事 : 2010 年 1 月 28 日) やカワウなどと違って飼育している魚が捕られる心配はないので、職員に追い立てられることはありませんが、警戒心が強く、人の気配ですぐに逃げていってしまいます。





マガモ






  2011 年 12 月 12 日 (月)


    ホームページへのアクセス数が50万に到達

                  





 いつも当研究所のホームページをご覧くださり、ありがとうございます。2009 年 2 月のリニューアル以降のアクセス数が、先月、50 万に到達しました。

 今後も、岐阜県の川や魚の情報源として当研究所のホームページをご活用ください。






  2011 年 12 月 9 日 (金)


    初冠雪

                  





下呂支所の東方にある御前山 (1646 m)



 12 月に入り、寒さが増し、山の方には積雪がありました。本格的な冬の到来です。






  2011 年 12 月 8 日 (木)


    養殖魚の魚病診断

                  





 下呂支所に県内の養殖場 2 ヶ所から魚病診断の依頼がありました。

 診断の依頼があったのは、カジカとニジマスです。養殖場は、自然界よりも高い密度で魚を飼育しており、病気が蔓延すると大きな被害が出る恐れがあるので、原因の把握と適切な対応が不可欠です。当研究所では、寄生虫 ・細菌 ・ウイルスの有無などを調べて死亡原因を明らかにし、養殖業者に対応策を指導しています。








  2011 年 12 月 7 日 (水)


    アマゴの体サイズ測定

                  





 下呂支所でアマゴの体サイズ測定を行いました。

 同じ魚種であっても系統によって成長の速さに差が生じることがあれば、同じ系統であっても飼育方法によって差が生じることもあります。下呂支所では、アマゴやヤマメなどの体サイズ測定を目的に応じて随時行っており、どれくらいの差異があるのかを調べています。






  2011 年 12 月 6 日 (火)


    イワナの発眼卵の検卵作業

                  





 下呂支所でイワナの発眼卵の検卵作業を実施しました (関連記事 : 10 月 28 日)。

 卵の生育状況を確認しながら、検卵をあと 1 回行う予定です。








  2011 年 12 月 5 日 (月)


    渓流で流量測定と水温計回収

                  





 渓流で流量の測定と水温計の回収を行いました。








  2011 年 12 月 2 日 (金)


    全国湖沼河川養殖研究会 マス類資源研究部会

                  





 「全国湖沼河川養殖研究会 マス類資源研究部会」 が 1 ・2 日に東京海洋大学で開催されました。

 この研究部会では、イワナ ・ヤマメ ・アマゴの増殖や保全についての研究発表や意見交換が行われました。当研究所の職員は、サケ科魚類の卵の一時的な付着性について発表しました。






  2011 年 12 月 1 日 (木)


    渓流で魚類調査

                  






 
11 月 29 日に渓流で魚類調査を行いました。イワナ ・アマゴ ・カジカ大卵型 ・ウグイ ・アブラハヤの生息を確認しました。










記 事


年末年始の飼育管理

年末年始の飼育管理

年末年始の飼育管理

アマゴなどの
仔魚の池出し

カワウの編隊

除雪

カジカ産卵準備

アマゴの
ふ化仔魚の展示

井戸の日よけ
シートの取り外し

カジカ飼育指導

カジカ飼育指導

渓流で魚類調査

イワナの発眼卵の
検卵作業

益田川漁業協同組合
役員会

カモ

ホームページへの
アクセス数が
50万に到達

初冠雪

養殖魚の魚病診断

アマゴの
体サイズ測定

イワナの発眼卵の
検卵作業

渓流で流量測定と
水温計回収

全国湖沼河川
養殖研究会
マス類資源研究部会

渓流で魚類調査




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