トップページ



せかぶ日誌
バックナンバー





2020 年 5

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

< 4 月  6 月 >


2020 5 29 日 (金)
飼育池の掃除
 





 下呂支所で飼育池の掃除を行いました。

 魚を飼育している池では、残餌や排泄物の掃除が必要です。また、水源の飛騨川(益田川) の増水時に濁った水が流入すると飼育池の底に泥が堆積するので、その都度、掃除しなければなりません。使用していない池でも藻が生えたり落ち葉がたまったりするので、使用を再開する前に掃除するようにしています。








2020 5 28 日 (木)
アオダイショウ
 





 下呂支所の庁舎付近にアオダイショウが現れました (関連記事 : 5 月 21 日)。

 全長約 1 m とそれほど大きくない個体でしたが、その後、臆することなく庁舎に出入りして職員を恐慌状態に陥れました。














2020 5 27 日 (水)
ニジマスのコバルト
 





 ニジマスのコバルトとは、体が淡い青色 (コバルトブルー) を呈した個体の通称で、脳下垂体を持たない個体だといわれています。こうしたコバルト個体は、昔から各地の養魚場のニジマスで見つかっているほか、下呂支所でも時々確認されています (関連記事 : 関連記事: 2012 年 3 月 20 日、2013 年 8 月 16 日、2014 年 8 月 14 日、2016 年 7 月 24 日、2019 年 7 月 17 日)。

 下呂支所では、毎年ニジマスの稚魚を生産していますが、コバルトが出現したのは2012・2013・2014・2016・2019 年と一定していません (関連記事 : 2017 年 9 月 7 日)。コバルトがどういう条件で出現するのかは不明ですが、同じ系統のニジマスであっても毎年出現するとは限らないようです。














2020 5 26 日 (火)
バッタの幼虫
 





 下呂支所の庁舎内にバッタの幼虫が現れました。

 バッタは、ヘビ (関連記事 : 5 月 28 日) と違って職員に巻き付くおそれはないため、いつも大目に見ています。











2020 5 25 日 (月)
アヤメ
 





 下呂支所のアヤメが見頃を迎えました。

 今年は、例年と同じ時期に咲き始めました。








2020 5 22 日 (金)
飼育池の掃除
 





 下呂支所で飼育池の掃除を行いました。

 魚を飼育している池では、残餌や排泄物の掃除が必要です。また、水源の飛騨川(益田川) の増水時に濁った水が流入すると飼育池の底に泥が堆積するので、その都度、掃除しなければなりません。使用していない池でも藻が生えたり落ち葉がたまったりするので、使用を再開する前に掃除するようにしています。








2020 5 21 日 (木)
ヤマカガシ
 





 下呂支所の庁舎にヤマカガシが現れました。

 下呂支所は、飛騨川 (益田川) の河原の薮がすぐ近くにあるためか、敷地内にさまざまなヘビが現れます (関連記事 : 2010 年 5 月 2 日)。ヘビは、アオサギ (関連記事 : 2013 年 3 月 20 日・11 月 26 日、2014 年 7 月 21 日、2015 年 1 月 8 日) などの水鳥と違って、飼育魚を食害する心配はありません。ただし、ときどきマムシやヤマカガシといった毒蛇も現れるので、草むらに近い場所では足元に注意しながら作業を行っています。





2020 5 20 日 (水)
クモ
 





 下呂支所の庁舎内にクモが現れました。

 クモは、ヒル (関連記事 : 2019 年 7 月 15 日) と違って職員の血を吸うおそれはないため、いつも大目に見ています。











2020 5 19 日 (火)
ニジマスの稚魚の餌付け
 





 下呂支所のふ化室でニジマスの稚魚の餌付けを実施中です。

 餌が不足すると成長が悪くなる一方、多過ぎると食べ残した餌に水カビが発生して病気が出やすくなります。餌の量の調節と水槽のこまめな掃除が欠かせません。




自動給餌機











2020 5 18 日 (月)
アマゴのアルビノ
 





 アルビノ (白化個体) とは、先天的に黒色の色素をつくる能力がない個体のことです。魚類を含めさまざまな動物でごくまれに出現しますが、自然界で生き残る個体は少ないと考えられ、発見されるとよくニュースになります。鳥類やほ乳類では名前の通り白い個体が多いですが、魚類では黄色っぽくなるものが多いようです (関連記事 : 2009 年 9 月 2 日 アカザのアルビノ、2011 年 6 月 10 日 ドジョウのアルビノ)。

 下呂支所では、アマゴのアルビノを飼育しています (関連記事 : 2010 年 1 月 25 日、2011 年 3 月 21 日)。これは、通常の系統のアマゴの中から突然変異によって出現した個体を初代親魚とし、交配を繰り返してアルビノ系統として固定したものです。








2020 5 15 日 (金)
飼育池の掃除
 





 下呂支所で飼育池の掃除を行いました。

 魚を飼育している池では、残餌や排泄物の掃除が必要です。また、水源の飛騨川(益田川) の増水時に濁った水が流入すると飼育池の底に泥が堆積するので、その都度、掃除しなければなりません。使用していない池でも藻が生えたり落ち葉がたまったりするので、使用を再開する前に掃除するようにしています。








2020 5 14 日 (木)
飼育魚の移動
 





 下呂支所で飼育魚の移動を行いました。

 下呂支所では、主に屋外の飼育池でアマゴやニジマスなどを飼育しています。魚が混みあっている飼育池では病気が発生しやすくなるので、個体数や体サイズに応じて、より大きい池に魚を移し替えるか、いくつかの池に分けて飼育するようにしています。

 今週の作業では、ふ化室の水槽で飼育していたアマゴやヤマメを A 号池にそれぞれ移動させました。














2020 5 13 日 (水)
寒天培地の作成
 





 下呂支所で寒天培地を作成しました。

 寒天培地は、ニジマスやアマゴなどの魚病診断 (関連記事 : 1 月 10 日、3 月 9 日) に使用しています。

















2020 5 12 日 (火)
ニジマスの池出し
 





 下呂支所のふ化水槽に収容したニジマス発眼卵 (関連記事 : 4 月 17・24 日) が順次ふ化しており、卵黄を吸収し終わって餌付け時期を迎えています。

 下呂支所では、稚魚を餌付け用の水槽に順次移しています。この作業は 「池出し」 と呼んでいます。餌付けのタイミングが遅れると稚魚の生残率が低下するおそれがあるため、水温や稚魚の成育状況を勘案して池出しの時期を調整しています。







ふ化水槽から ふ化盆を取り出す




ふ化盆を固定していたバンドを外す













餌付け用の水槽に稚魚を出す








2020 5 11 日 (月)
飼育池の掃除
 





 下呂支所で飼育池の掃除を行いました。

 魚を飼育している池では、残餌や排泄物の掃除が必要です。また、水源の飛騨川(益田川) の増水時に濁った水が流入すると飼育池の底に泥が堆積するので、その都度、掃除しなければなりません。使用していない池でも藻が生えたり落ち葉がたまったりするので、使用を再開する前に掃除するようにしています。








2020 5 8 日 (金)
水温計のデータ回収
 





 今週、下呂支所で水温計のデータ回収を行いました。

 下呂支所では、敷地内の井戸や水路など計 6 ヶ所で水温を計測しており、データ回収や電池交換を定期的に行っています。








2020 5 7 日 (木)
カジカの仔魚の飼育
 





 両側回遊性のカジカは、冬にふ化してすぐに川を流下し海で生活し、春に稚魚に変態した後、川に遡上します。

 下呂支所では、カジカの仔魚を人工海水の水槽で飼育しています。この後、稚魚に変態した段階で淡水の水槽に移し替える予定です。


参考文献

藤井亮吏・下村雄志・田原大輔・棗田孝晴・岸 大弼.
 2018.飼育環境におけるカジカ大卵型・中卵型・
 小卵型の卵および仔稚魚の生残状況.岐阜県水産
 研究所研究報告, 63: 7-16.  < PDF >








2020 5 6 日 (水)
ツツジが開花
 





 下呂支所のツツジが開花しました。

 今年は、例年より早く咲き始めました。











2020 5 5 日 (火)
連休中の飼育管理
 





 連休中も職員が交代で出勤して飼育管理を行っています。

 下呂支所では、敷地全体を巡回して飼育池のスクリーンの掃除や給餌機への餌の補充などを行いました。








2020 5 4 日 (月)
ミズワタクチビルケイソウ
 





 ミズワタクチビルケイソウ (Cymbella janischii) は、アメリカ原産の外来珪藻です。日本への移入の経緯はよく分かっていませんが、近年、国内各地への分布拡大が懸念されています。

 ミズワタクチビルケイソウが繁茂すると、アユの餌となる付着藻類の生育が妨げられるおそれがあります。別の河川で使用した胴長・タモ・オトリ缶などを持ち込む場合は、ミズワタクチビルケイソウの分布拡大を防止するため、あらかじめ消毒や乾燥を念入りに行うようお願いします。

 胴長・タモ・オトリ缶などの消毒や乾燥は、アユの冷水病やエジワジエラ・イクタルリ病の持ち込みを防ぐためにも不可欠です。良好なアユ漁場を維持するため、ご協力をお願いします。


参考文献

芦澤晃彦・加地弘一.2019.ミズワタクチビルケイソウ
 が放流アユの定着に与える影響.山梨県水産技術
 センター事業報告書, 46: 34-38.  < 外部リンク >

長野県水産試験場.2020.ミズワタクチビルケイソウが
 発見されました.水産だより, 39: 7.   < 外部リンク >

洲澤多美枝・清野聡子・真山茂樹.2011.筑後川上流に
 大量出現した Cymbella janischii (A.W.F.Schmidt)
 De Toni と Gomphoneis minuta (Stone) Kociolek
 & Stoermer:外来種珪藻の可能性について.Diatom,
 27: 58-64.  < 外部リンク >

洲澤多美枝・洲澤 譲.2016.日本に侵入している外来
 珪藻.豊田市矢作川研究所季刊誌 RIO, 201: 4.
 < 外部リンク >






2020 5 3 日 (日)
連休中の飼育管理
 





 連休中も職員が交代で出勤して飼育管理を行っています。

 下呂支所では、敷地全体を巡回して飼育池のスクリーンの掃除や給餌機への餌の補充などを行いました。








2020 5 1 日 (金)
飼育池の掃除
 





 下呂支所で飼育池の掃除を行いました。

 魚を飼育している池では、残餌や排泄物の掃除が必要です。また、水源の飛騨川 (益田川) の増水時に濁った水が流入すると飼育池の底に泥が堆積するので、その都度、掃除しなければなりません。使用していない池でも藻が生えたり落ち葉がたまったりするので、使用を再開する前に掃除するようにしています。











記 事


飼育池の掃除

アオダイショウ

ニジマスのコバルト

バッタの幼虫

アヤメ

飼育池の掃除

ヤマカガシ

クモ

ニジマスの
稚魚の餌付け

アマゴのアルビノ

飼育池の掃除

飼育魚の移動

寒天培地の作成

ニジマスの池出し

飼育池の掃除

水温計のデータ回収

カジカの仔魚の飼育

ツツジが開花

連休中の飼育管理

ミズワタ
クチビルケイソウ

連休中の飼育管理

飼育池の掃除

11 12 13 14 15 16 17
02019 年0 2020 年 02020 年0
11 12 13 14 15 16 17
< 4 月 5 6 月 >
せかぶ日誌 岐阜県水産研究所


せかぶ日誌のトップに戻る