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2016 年 9 月
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< 8 月 10 月 >
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下呂支所に県内の養殖場から魚病診断の依頼がありました。
今回、診断の依頼があったのはアマゴです。養殖場は、自然界よりも高い密度で魚を飼育しており、病気が蔓延すると大きな被害が出る恐れがあるので、原因の把握と適切な対応が不可欠です。当研究所では、寄生虫・細菌・ウイルスの有無などを調べて死亡原因を明らかにし、養殖業者に対応策を指導しています。
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先日に引き続き、下呂支所でタモの補修を行いました
(関連記事 : 9 月 7 日)。
タモは、野外での魚類調査や所内での飼育魚の管理に欠かせない道具です。使用頻度が高いので、よくほつれたり穴が開いたりしますが、その都度、職員が手作業で補修して、少しでも長く使用できるようにしています。
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下呂支所の庁舎にカマキリがやってきました。
カマキリは、ヘビ (関連記事 : 5 月 19・28
日) と違って職員に巻きつくおそれはないので、いつも大目に見ています。
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渓流魚の人工産卵河川で河床材料の採取を行いました。
この人工産卵河川では、最適な産卵環境を維持するため、地元の漁協により産卵場の整備作業
(土砂の除去や砂利の敷き直し) が毎年 10
月に行われています (関連記事 : 2015 年
10 月 18 日)。今回は、約 1 年で土砂がどれくらい堆積するかを明らかにするため、昨年
10 月に整備した産卵場から河床材料を採取しました。
採取した河床材料は、下呂支所に持ち帰った後、ふるいにかけて砂利と土砂に分別して重量を測定する予定です。
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下呂支所の庁舎裏の路上でスズメバチの幼虫
1 個体が発見されました。
スズメバチの幼虫は、巣の中で成虫の世話を受けながら生活します。自分から巣の外に出ることはないはずですし、そもそも庁舎付近には巣がありません。路上にいた理由は不明です。
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イタセンパラの普及活動の一環として、30
日に羽島市立正木小学校にて、イタセンパラの生態等についての講義を行いました。講義の後、児童の皆さんと、廊下に設置された水槽にイタセンパラを移し、飼育方法について話をしました。
子供たちがイタセンパラを通じて少しでも希少魚や保全といったことに関心を持ってくれたらいいなと思っています。
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昨日から今朝にかけてまた大雨になり、下呂支所のある飛騨地方南部では早朝に大雨警報が発令されました。
下呂支所では今日も職員が急遽出動し、飼育施設の維持管理にあたりました。
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高山市一之宮町 (旧 大野郡宮村) には、「水無神社」
という神社があります。この水無神社は、飛騨国の一之宮という由緒ある神社で、アジメドジョウが神使とされている珍しい神社でもあります。
かつて水無神社付近の宮川には、伏流して干上がっている区間がありました。明治
44 年 (1911 年)発行の飛騨山川や昭和 3 年
(1928 年) 発行の改版 飛騨山川では、この水が無くなった区間は神がアジメドジョウに命じて川水を地中に浸透させたことによるものとされ、それが水無という社号の由来になったと紹介されています。アジメドジョウは、秋から翌年春にかけて伏流水に潜り込んで越冬するという特徴があります。川水を地中に浸透させるという話は、そうした特徴にちなんだものと考えられます。
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かつての宮川には 1 km ほど干出区間があったが、
現在は 渇水時にわずかに干出するだけ

アジメドジョウ
アジメドジョウは、飛騨地方南部や美濃地方の一部では郷土料理の食材として珍重されています。しかし、ここ高山市一之宮町では、神使であることから、決して食用にされることはありません。昭和
26 年 (1951
年) 発行の飛騨一宮水無神社畧記の
「神使 阿自女
(アジメ) 魚」 の項には 「氏子宮村にては此の魚を食せざりき。去る大正十年九月例祭の頃、高山の露店商人此の魚を佃煮として酒肴として持參せしに、到つて好天なりし天候俄かに掻雲り、疾風暴雨を伴ひ、境内の大杉倒潰し、其の露店商人下敷となり壓死すと云ひ、現に神異なりとてとて氏子の口碑伝説となれり」
と記されています。昭和
61 年 (1986 年)
発行の飛騨春秋
327 号によれば、大正 10 年
(1921 年)
9 月 26 日の祭の晩に台風の接近に伴って天候が悪化したことや、日が変わって深夜
3 時頃に強風によって大杉が近所の民家に倒れ込んだこと、そしてその家に宿泊していた
1 名が亡くなったことは事実のようです。アジメドジョウの佃煮の話は脚色されたものかもしれませんが、一之宮町におけるこの魚の位置付けを物語る顕著な例といえます。
ここ高山市一之宮町のアジメドジョウは、市指定の天然記念物となっており、現在もなお、食用にされることはありません。
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水無神社
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昨日は台風 16 号の接近に伴って一日中大雨が降りました。下呂支所の横を流れる飛騨川
(益田川)
も一時はん濫危険水位を超える状態となりました。下呂支所の水路は飛騨川の増水に伴って落ち葉などの流下物が増加したため、職員が深夜までその除去作業に追われました。
給餌機などの機材を事前に飼育池の縁から下しておいたため、幸いなことに強風による被害はありませんでした。今朝は、職員総出で給餌機の配置を元に戻しました。
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給餌機の再設置作業
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飛騨地方でも台風 16 号の接近に伴って風が強まっています。
下呂支所では、屋外の飼育施設を巡回して水路や機材の点検を行いました。
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下呂支所の水路や飼育施設では、サワガニをよく見かけます
(関連記事 : 2010 年 4 月 30 日・2013 年
8 月 21 日・2014 年 7 月 17 日・2015 年 8
月 13 日)。どこから入ってくるのか、庁舎内を歩いていることもあります
(関連記事 : 2016 年 7 月 4 日)。
サワガニは、ヒル (関連記事 : 2013 年
10 月 23 日・2014 年 5 月 27 日・2015 年
10 月 14 日) と違って職員の血を吸うおそれはないので、いつも大目に見ています。
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9 月も中旬に入り下呂支所の敷地内では彼岸花が咲いています。
下呂支所や近くの飛騨川
(益田川) の堤防では、毎年、この時期に花を咲かせいています。
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今日も渓流で魚類調査を行いました。
今日の調査はこれまでとは別の 4 ヶ所で実施し、1
ヶ所目でイワナ・アマゴ・カジカ大卵型、2 ヶ所目でイワナ・カジカ大卵型、3
ヶ所目でタカハヤ・アカザ・カワヨシノボリ・カジカ大卵型、4
ヶ所目でアブラハヤ・タカハヤ・アジメドジョウ・カワヨシノボリ・カジカ大卵型の生息を確認しました。
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渓流で魚類調査を行いました。
今日の調査は先日とは別の渓流で実施しました。約
400 m の区間を調査しましたが、魚類の生息は確認されませんでした。
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下呂支所には 8 月末から赤とんぼ (写真はミヤマアカネ)
が飛来していましたが、9 月に入りいよいよ体色が深紅に染まってきました。
夏が終わり、本格的な秋の始まりです。
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渓流魚の調査候補地の下見を行いました。
今回は計 5 地点を巡回し、河川規模・水量・滝の位置などを確認しました。
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今週も渓流で魚類調査を行っています。
今日の調査は 2・5・9 日と同じ渓流のさらに上流側の区間で実施し、イワナとヤマメの生息を確認しました。
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ヤマメ (上側)、イワナ (下側)
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今日も渓流で魚類調査を行いました。
今日の調査は 2・5 日と同じ渓流の別の区間で実施し、イワナとヤマメの生息を確認しました。
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イワナ

ヤマメ
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調査地の渓流へ向かう途中、アナグマを発見しました。
当研究所の職員は、気配を消して後方から接近し、バールのようなものがあれば届くぐらいの位置まで忍び寄ることに成功しました。そこでいきなり声をかけ、ようやく気付いたアナグマを恐慌状態に陥れました。
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下呂支所でタモの補修を行いました。
タモは、野外での魚類調査や所内での飼育魚の管理に欠かせない道具です。使用頻度が高いので、よくほつれたり穴が開いたりしますが、その都度、職員が手作業で補修して、少しでも長く使用できるようにしています。
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今日も渓流で魚類調査を行いました。
今日の調査はこれまでとは別の 2 ヶ所で実施し、1
ヶ所目でイワナ・カジカ大卵型、2 ヶ所目でイワナ・アマゴ・タカハヤ・カワヨシノボリ・カジカ大卵型の生息を確認しました。
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カジカ大卵型
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今週も渓流で魚類調査を実施中です。
今日の調査は 2 日と同じ渓流の下流側の区間で実施し、イワナとヤマメの生息を確認しました。
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イワナ (上側)、ヤマメ (下側)
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今日も渓流で魚類調査を行いました。
今日の調査は昨日とは別の渓流で実施し、イワナとヤマメの生息を確認しました。
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イワナ
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渓流で魚類調査を行いました。
今日の調査では、アマゴの生息が確認されました。
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アマゴ
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記 事
養殖魚の魚病診断
タモの補修
カマキリ
人工産卵河川の
河床材料の採取
スズメバチの幼虫
イタセンパラの講義
また大雨
水無神社と宮川の
アジメドジョウ
台風16号接近
台風16号接近
サワガニ
彼岸花
渓流で魚類調査
渓流で魚類調査
秋の使者
調査河川の下見
渓流で魚類調査
渓流で魚類調査
アナグマ
タモの補修
渓流で魚類調査
渓流で魚類調査
渓流で魚類調査
渓流で魚類調査
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