昨年に引き続き、アフリカ諸国を対象に内水面漁業に関する研修を企画し、研修生の募集を行ったところ、コートジボワール、ガボン、コモロ、ベナンの4カ国から応募がありました。そこで、これら4カ国から計4名の研修生を受け入れ、10月9日から18日までの日程で研修を行いました。
研修メニューは、岐阜県の水産業の概要や内水面漁業制度の他、岐阜県と石川県の世界農業遺産に関する取り組みやナマズの養殖技術等の講義、ナマズやチョウザメの養殖場、漁業協同組合、アユ種苗生産施設等の視察、アマゴの採卵や精巣内精子の培養方法に関する実習等です。
最終日には総合討議として、研修員の自国の水産業の課題について伺うとともに、今回の研修内容に関する意見交換を行いました。
|
|