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  イタセンパラの生息域外保全の確立 − 



   自然環境保全課 令達事業 ・ 県単


担当部署

  生態環境部

実施期間

  平成 29〜令和 3 年度


 
概 要


 イタセンパラは国内希少野生動植物種や天然記念物に指定されており、希少かつ学術的、文化的な価値のある淡水魚です。濃尾平野において本種が確認できるのは木曽川のみであるため、喫緊に絶滅を防ぐ対策を行う必要があります。そこで、岐阜県では平成24年度から野生個体を確保し、人の管理下で飼育・繁殖を行うイタセンパラの生息域外保全を行っています。

 当研究所では、イタセンパラの飼育・繁殖技術の確立に向けた研究を続けており、毎年50〜80個体の親魚から250〜1200個体の再生産に成功しています。しかし、繁殖実験を行う中で二枚貝が過剰に卵を産み付けられる現象が確認され、貝の死亡の原因になっています。そこで今年度からは繁殖個体数を安定させることを目指すため、環境DNA技術を用いて二枚貝の中のイタセンパラの有無や個体数を推定し、繁殖推定を行える技術の確立を目指します。




二枚貝に産み付けられたイタセンパラの卵




稚魚




成魚




二枚貝から泳出した稚魚の個体数





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