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  − 養殖魚の魚病についての相談 −     


 養殖場は、自然界よりも高い密度で魚を飼育しており、病気が蔓延すると大きな被害が出る恐れがあるので、原因の把握と適切な対応が不可欠です。当研究所では、県内の養殖業者の方々を対象として、魚病に関するご相談に応じています。




 魚病に関するご相談は、平日 8 時 30 分から 17 時までの間に電話でお受けしています。また、必要に応じて、魚病の診断の依頼もお受けしています。電話相談や診断依頼の際は、下記へご連絡ください。



お住まいの地域

担当部署   連絡先
美濃地方

(中津川市を除く)
本 所
〒501-6021
各務原市川島笠田町官有地無番地 (河川環境楽園内)
 TEL : 0586-89-6351
 FAX : 0586-89-6365

飛騨地方

中津川市
下呂支所
〒509-2592
下呂市萩原町羽根2605-1
 TEL : 0576-52-3111 (下呂総合庁舎 代表)
 FAX : 0576-52-4354



!注意!  魚病の診断を希望される方へ

 魚病診断の担当職員が調査などで不在の場合は、診断の依頼をお受けできないことがあります。あらかじめご了承ください。魚病診断を希望される方は、検体を発送(または持ち込み) する前に、お電話で上記の担当部署にご相談ください。


 診断に必要な検体は、斃死前の個体か、斃死直後の個体が適しています。ただし、検体の状態によっては、病原体が検出できない場合があります。検体の発送 (または持ち込み) の際には、以下の点にご注意ください。


    検体を取り扱う際の注意点

・診断に必要な検体数は、5 個体前後。
・乾燥させてはいけないが、水びたしも避ける。 ざるなどで水を切ってから、
 ビニール袋に入れる。
・同じ飼育池の魚の場合は 1 つのビニール袋に 5 個体前後をまとめて
 
入れれば良いが、複数の飼育池の魚の診断を希望する場合は、飼育池
 ごとに分けて、別々のビニール袋に入れる。
検体は、冷蔵 (5℃程度) で保持する。凍らせてはいけない。
・発送 (または持ち込み) 時は、保冷箱に氷か保冷材を入れる。検体を
 入れたビニール袋が、氷や保冷材に直接触れないように注意する。


 魚病の診断では、飼育池の面積 ・注水量 ・水温 ・魚の数量や体サイズといった情報も必要です。検体の発送 (または持ち込み) の際には、これらの情報をあらかじめ把握しておき、魚病診断の担当職員にお伝えください。




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