> さかな図鑑 > コイ目 > コイ科 ウグイ亜科 アブラハヤ属

アブラハヤ

 学名 Rhynchocypris logowskii steindachneri
タカハヤに似るが、本種の方が
尾柄 (尾の付け根) が細くて長い
県内での地方名
  あぶらめ ・ぬめ ・どろばえ ・やなぎばえ など
大きさ  13 cm
県内での分布
  美濃地方や飛騨地方の川の上流から中流域
食 性
  雑食性で、底生動物 ・付着藻類など
産卵期   4月から 6月にかけて
利 用
  食用にされることは少ないが、他の魚種といっしょに甘露煮などにされる
  ことがある
その他

 下呂市萩原町羽根地区で作られる朴葉寿司は、地元の川魚を具にするのが特徴で、「はぎわら文庫・第19集 萩原の川魚ものがたり」 では “羽根名物 雑魚 (ザッコ) 寿司” として紹介されている。この “ざっこ寿司” の具には、飛騨川 (益田川) で漁獲されるアカザ ・アジメドジョウ ・カワヨシノボリのほか、写真のようにアブラハヤが使われることもある。



コイ目に戻る