> さかな図鑑 > 魚種一覧 (50音順) > スズキ目 ハゼ亜目 ハゼ科 ヨシノボリ属

オオヨシノボリ

 学名 Rhinogobius fluviatilis
ヨシノボリ類の中では大型となり、胸びれの根元に黒色斑
1個と、尾びれの基部に上下に長く濃い黒色斑が 1個ある
県内での地方名
  ぎんだぼ ・うるり など
大きさ  10 cm
県内での分布
  美濃地方の川の上流 ・中流域
食 性
  雑食性で、付着藻類や水生昆虫を食う
産卵期   5月から 7月にかけて
利 用
  本種だけを専門的に漁獲したり調理することはなく、他のヨシノボリ類と
  区別せずに利用されているものと思われる
その他

 オオヨシノボリは河川の中流域から上流域に生息する。、川で生まれた仔魚は海まで降下し、仔稚魚期を海で過ごした後、川に遡上する両側回遊性の生活史を持つ。尾びれの基底に太い明瞭な暗色横帯がある。これまで、オオヨシノボリの学名は、Rhinogobius sp. LD とされてきたが、2011年にRhinogobius fluviatilis に同定された。
 岐阜県レッドリストで情報不足に選定されている。




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