> さかな図鑑 > 魚種一覧 (50音順) > コイ目 コイ科 コイ亜科 コイ属

コ イ

 学名 Cyprinus carpio
口ひげが上あごの後方と
口角にそれぞれ 1対ある
県内での地方名
  まごいくろごい など
大きさ  60 cm
県内での分布
  美濃地方や飛騨地方の川 (上流域を除く) や池など
食 性
  底生動物を主とする雑食性で、タニシやイトミミズなどを食う
産卵期   4月から 6月にかけて
利 用
  漁業や遊漁の対象、あらいや鯉こくなどで賞味される
その他

 近年、日本に生息するコイのなかに、ミトコンドリア DNAが大きく異なる 2系統が存在していることが判明している。 1系統は、体高が低く “野生型” と呼ばれるものであり、日本固有のDNA型であることが判明している。もう一方は “養殖系統” と呼ばれ、東アジアからヨーロッパに広く生息するコイを含んでいる。




魚種一覧 (50音順) に戻る