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2019 年 6 月

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< 5 月  7 月 >


2019 6 30 日 (日)
大雨
 





 飛騨地方では、梅雨前線の影響で大雨になりました。

 下呂支所では、朝から夜遅くまで水門の点検や飼育池のスクリーンの掃除など維持管理に職員が交代で当たりました。














2019 6 29 日 (土)
アオダイショウ
 





 先日、下呂支所の庁舎付近にアオダイショウが現れました。

 全長約 1.2 m とそれほど大きくない個体でしたが、臆することなく庁舎に出入りして職員を恐慌状態に陥れました。














2019 6 28 日 (金)
中干しの準備
 





 美濃地方の水田ではこの時期になると、一旦水を落として田んぼを乾かす 「中干し」 という管理が行われます。生態環境部ではこの機会を利用して、魚道が設置された水田の魚類調査を行っています。

 今週は西濃地域のある水田において、2 週間後に予定されている中干しの際に効率的に魚類調査が行えるよう、畔に塩ビ管を設置する作業を行いました。湛水中の水田内にはミナミメダカの他、フナ類の稚魚やナマズの稚魚の生息が確認できました。

















2019 6 27 日 (木)
渓流で魚類調査
 





 渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査は 3・4・6・7・11・18・19・24・25 日と同じ渓流の上流側の区間で実施し、アマゴ・イワナ・タカハヤ・カワヨシノボリ・カジカ大卵型の生息を確認しました。







アマゴ





2019 6 26 日 (水)
カワシンジュガイ学習会
 





 先週に引き続き、郡上市立大和西小学校のカワシンジュガイ学習会が開催されました (関連記事 : 6 月 21 日)。

 カワシンジュガイは、北海道から中国地方にかけての限られた地点にしか生息していない希少種で、全国各地で天然記念物に指定されています。岐阜県内では、郡上市や高山市の生息地が天然記念物に指定されています。

 当研究所の職員は、県内のカワシンジュガイの生息状況などを解説しました。








2019 6 25 日 (火)
渓流で魚類調査
 





 昨日に引き続き、渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査は 3・4・6・7・11・18・19・24 日と同じ渓流の上流側の区間で実施し、アマゴ・イワナ・タカハヤ・カワヨシノボリ・カジカ大卵型の生息を確認しました。




タカハヤ





2019 6 24 日 (月)
渓流で魚類調査
 





 今週も渓流で魚類調査を実施中です。

 今日の調査は 3・4・6・7・11・18・19 日と同じ渓流の上流側の区間で実施し、アマゴ・イワナ・タカハヤ・カワヨシノボリ・カジカ大卵型の生息を確認しました。




アマゴ





2019 6 23 日 (日)
アユの耳石の調査
 





 アユの生まれた時期を調べるために、川でとれたアユの耳石を調査しています。耳石を削って断面を顕微鏡で観察すると、木の年輪のような縞模様があり、生まれた日が推定できます。

 先週、これまでに採りためていたサンプルから耳石を取り出す作業を行いました。











2019 6 22 日 (土)
草刈り
 





 1 年で最も昼が長い時期となり、本所の建物の周りの草が勢いよく成長しています。

 先日、梅雨空の合間を縫って草刈り作業を行いました。





2019 6 21 日 (金)
カワシンジュガイ学習会
 





 郡上市立大和西小学校でカワシンジュガイ学習会が開催されました。

 カワシンジュガイは、イシガイ目カワシンジュガイ科カワシンジュガイ属の淡水二枚貝で、北海道から中国地方にかけての限られた地点にしか生息していない希少種です。特に本州では、岐阜県を含む各地で減少しており、絶滅した地点も少なくありません。

 当研究所の職員は、カワシンジュガイの生活史や成長について解説しました。











2019 6 20 日 (木)
全国水産試験場長会内水面部会
東海北陸ブロック会議
 





 20・21 日に全国水産試験場長会内水面部会の東海北陸ブロック会議が本所において開催されました。

 東海北陸ブロックの内水面試験場長にお集まりいただき、それぞれの試験場の話題や地域が抱える懸案事項などについて話し合われました。








2019 6 19 日 (水)
渓流で魚類調査
 





 昨日に引き続き、渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査は 3・4・6・7・11・18 日と同じ渓流の上流側の区間で実施し、アマゴ・タカハヤ・カワヨシノボリ・カジカ大卵型の生息を確認しました。




タカハヤ





2019 6 18 日 (火)
渓流で魚類調査
 





 今週も渓流で魚類調査を行っています。

 今日の調査は 3・4・6・7・11 日と同じ渓流の上流側の区間で実施し、アマゴ・タカハヤ・カワヨシノボリ・カジカ大卵型の生息を確認しました。




アマゴ





2019 6 17 日 (月)
養殖魚の魚病診断
 





 下呂支所に県内の養殖場から魚病診断の依頼がありました。

 今回、診断の依頼があったのはニジマスです。養殖場は、自然界よりも高い密度で魚を飼育しており、病気が蔓延すると大きな被害が出る恐れがあるので、原因の把握と適切な対応が不可欠です。当研究所では、寄生虫・細菌・ウイルスの有無など確認して死亡原因を調べ、養殖業者に対応策を指導しています。








2019 6 16 日 (日)
アユの漁場調査
 





 アユの釣れ具合にはアユの密度が大きくかかわります。

 先日、解禁後の釣れ具合が良くない漁場において、アユがどのくらい生息しているのか、漁業協同組合、県庁水産振興室とともに、橋上からの観察、踏査による目視、潜水目視によって調査しました。





2019 6 15 日 (土)
ミズワタクチビルケイソウ
 





 ミズワタクチビルケイソウ (Cymbella janischii) は、アメリカ原産の外来珪藻です。日本への移入の経緯はよく分かっていませんが、近年、国内各地への分布拡大が懸念されています。

 ミズワタクチビルケイソウが繁茂すると、アユの餌となる付着藻類の生育が妨げられるおそれがあります。別の河川で使用した胴長・タモ・オトリ缶などを持ち込む場合は、ミズワタクチビルケイソウの分布拡大を防止するため、あらかじめ消毒や乾燥を念入りに行うようお願いします。

 胴長・タモ・オトリ缶などの消毒や乾燥は、アユの冷水病やエジワジエラ・イクタルリ病の持ち込みを防ぐためにも不可欠です。良好なアユ漁場を維持するため、ご協力をお願いします。


参考文献

芦澤晃彦・加地弘一.2019.ミズワタクチビル
 ケイソウが放流アユの定着に与える影響.
 山梨県水産技術センター事業報告書, 46:
 34-38.  < 外部リンク >

洲澤多美枝・清野聡子・真山茂樹.2011.
 筑後川上流に大量出現した Cymbella
 janischii
(A.W.F.Schmidt)De Toni と
 Gomphoneis minuta (Stone) Kociolek
 & Stoermer:外来種珪藻の可能性について
 Diatom, 27: 58-64.  < 外部リンク >

洲澤多美枝・洲澤 譲.2016.日本に侵入して
 いる外来珪藻.豊田市矢作川研究所季刊誌
 RIO, 201: 4.  < 外部リンク >





2019 6 14 日 (金)
水田排水路で魚類調査
 





 生態環境部では連日、水田排水路で魚類調査を行っています。

 この日は西濃地域の 2 地点において調査を行いました。水みちが分断されていない水路では多くの魚種の生息が確認され、養老町の水路においては、調査開始後 8 年目 (通算 1,268 地点目) で初めてニホンウナギの生息が確認されました。







ニホンウナギ





2019 6 13 日 (木)
環境収容力推定手法開発事業
計画検討会
 





 13・14 日に東京水産振興会豊海センタービル (東京都中央区) で 「環境収容力推定手法開発事業」 の計画検討会が開催されました。

 当研究所の職員は、アユおよび渓流魚の調査計画について発表し、国立研究開発法人水産研究・教育機構 中央水産研究所や他県の水産研究機関の職員と意見交換を行いました。








2019 6 12 日 (水)
ヒル
 





 渓流での調査中にヤマビルが現れました (関連記事 : 2013 年 10 月 23 日、2014 年 5 月 27 日、2015 年 10 月 14 日、2016 年 10 月 31 日)。吸血される前に気が付いたため、幸い、被害はありませんでした。

 ヤマビルは、身体への影響は軽微であるものの精神面での衝撃は甚大であり、著しい敗北感をもたらす恐るべき生物です。それでも当研究所の職員は、めげずに調査に勤しんでいます。














2019 6 11 日 (火)
渓流で魚類調査
 





 先週に引き続き、渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査は 3・4・6・7 日と同じ渓流の上流側の区間で実施し、アマゴ・タカハヤ・アブラハヤ・カワヨシノボリ・カジカ大卵型の生息を確認しました。




アマゴ





2019 6 10 日 (月)
アユの標識作業
 





 本所でアユの標識を行いました。

 放流魚に行う標識では鰭を切除する方法が一般的に用いられますが、研究所内で行う飼育実験で個体識別をする必要がある場合には、番号を記録したタグを魚体に装着します。

 個体識別用のタグにはいくつかの種類がありますが、今回はプラスチック製のリボンに番号が記録されている 「リボンタグ」 と、マイクロチップに記録されたコード番号を無線で読み取る 「PIT タグ」 を用いました。リボンタグは筋肉部分に外部から、PIT タグは腹腔内に埋め込みと、装着方法に大きな違いがあり魚体への影響も異なりますので、両者の脱落率等を比較していきます。








2019 6 9 日 (日)
配水池の管理
 





 下呂支所では、魚の飼育には井戸水と河川水を使用しています。ただし、井戸の水量に限度があるため、大部分の魚の飼育には河川水を使用しています。

 河川水は、飛騨川 (益田川) から水路を使って導入しており、草や枯れ葉のほか空き缶などのごみも流れてくるため、昼夜を問わず、配水池にあるごみ取り用のスクリーンの掃除を行っています。特に、飛騨川の増水 (関連記事 : 2018 年 6 月 28−30 日、7 月 4−9 日、8 月 24 日、9 月 4・5・7−10・30 日) あるいは水路沿いの草刈り (関連記事 : 2018 年 6 月 11 日) の際には大量の流下物があり、スクリーンがすぐに目詰まりしてしまうため、配水池に常時待機して回収しなければなりません。

 今日は、この水路沿いで草刈りが行われました。刈り払われた草が大量に流れてくるため、地元の方々の協力を得て回収にあたりました。








2019 6 8 日 (土)
飼育魚の移動
 





 先日、本所で飼育しているアユの移動を行いました。

 屋外の実験用水槽の配置を調整したのち、屋内の飼育施設からアユの試験魚を移動しました。この際、飼育中の生残率を確認するために、同時に計数を行いました。








2019 6 7 日 (金)
渓流で魚類調査
 





 今日も渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査は 3・4・6 日と同じ渓流の上流側の区間で実施し、アマゴ・タカハヤ・アブラハヤ・カワヨシノボリ・カジカ大卵型の生息を確認しました。




アブラハヤ (上側) と タカハヤ (下側)





2019 6 6 日 (木)
渓流で魚類調査
 





 一昨日に引き続き、渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査は一昨日と同じ渓流の上流側の区間で実施し、アマゴ・カワムツ・タカハヤ・アブラハヤ・カワヨシノボリ・カジカ大卵型の生息を確認しました。




カワムツ





2019 6 5 日 (水)
飼育魚の移動
 





 下呂支所で飼育魚の移動を行いました。

 下呂支所では、主に屋外の飼育池でアマゴやニジマスなどを飼育しています。魚が混みあっている飼育池では病気が発生しやすくなるので、個体数や体サイズに応じて、より大きい池に魚を移し替えるか、いくつかの池に分けて飼育するようにしています。

 今週の作業では、B 号池で飼育していた大型のニジマスを C 号池に、A 号池で飼育していた中型のアマゴやニジマスを B 号池に、ふ化室の水槽で飼育していたアマゴやニジマスの稚魚を A 号池にそれぞれ移動させました。








2019 6 4 日 (火)
渓流で魚類調査
 





 昨日に引き続き、渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査は昨日と同じ渓流の上流側の区間で実施し、アマゴ・イワナ・タカハヤ・アブラハヤ・カワヨシノボリ・カジカ大卵型の生息を確認しました。







アマゴ (上側) と イワナ (下側)





2019 6 3 日 (月)
渓流で魚類調査
 





 渓流で魚類調査を行いました。

 今日の調査は 先月 16・22・27・30 日と同じ渓流の上流側の区間で実施し、アマゴ・イワナ・タカハヤ・カワヨシノボリ・カジカ大卵型の生息を確認しました。







カワヨシノボリ (左側) と カジカ大卵型 (右側)





2019 6 2 日 (日)
コメツキムシとゾウムシ
 





 下呂支所のふ化室にコメツキムシとゾウムシが現れました。しばらく観察した後、職員が屋外へ逃がしました。

 コメツキムシやゾウムシは、ヘビ (関連記事 : 5 月 28 日、6 月 29 日) と違って職員に巻き付くおそれはないので、いつも大目に見ています。




コメツキムシ




ゾウムシ





2019 6 1 日 (土)
飼育実験の準備
 





 本所では飼育しているアユの病気への強さを調べるため、隔離された部屋でわざと飼育魚を病気にかける実験を予定しています。

 多くの実験用の水槽を、使いやすいように配置しながら、給水がスムーズになるように配管を組み立てていきます。繰り返し行われる実験の経験をもとに、使いやすい設備となるように毎回改良を繰り返しています。








記 事


大雨

アオダイショウ

中干しの準備

渓流で魚類調査

カワシンジュガイ
学習会

渓流で魚類調査

渓流で魚類調査

アユの耳石の調査

草刈り

カワシンジュガイ
学習会

全国水産試験場長会
内水面部会
東海北陸ブロック
会議

渓流で魚類調査

渓流で魚類調査

養殖魚の魚病診断

アユの漁場調査

ミズワタ
クチビルケイソウ

水田排水路で
魚類調査

環境収容力推定
手法開発事業
計画検討会

ヒル

渓流で魚類調査

アユの標識作業

配水池の管理

飼育魚の移動

渓流で魚類調査

渓流で魚類調査

飼育魚の移動

渓流で魚類調査

渓流で魚類調査

コメツキムシと
ゾウムシ

飼育実験の準備

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