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せかぶ日誌
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2018 年 3 月

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< 2 月  4 月 >


2018 3 30 日 (金)
カジカがふ化
 





 下呂支所でカジカのふ化が続いています (関連記事 : 3 月 21 日)。

 カジカの仔魚は、ふ化から 1 ヶ月半ほどの間は人工海水を循環させた水槽で飼育します。循環水槽は、かけ流し水槽と異なり、水がすぐに汚れるので、スクリーンの掃除や人工海水の交換が欠かせません。手を抜くと大量死を引き起こすおそれがあるので、飼育管理をこまめに行う必要があります。




ふ化した仔魚を飼育用の水槽
(人工海水 循環) に移す




仔魚 (全長 約 5 mm)





2018 3 29 日 (木)
アユカケの採卵と人工受精
 





 先日に引き続き、下呂支所でアユカケの採卵と人工受精を実施中です (関連記事 : 2 月 27 日、3 月 22 日)。

 カジカは親魚を産卵用の水槽に入れて自発的に産卵させていますが (関連記事 : 1 月 9・17・23・29 日、2 月 1・8・14・19 日、3 月 5 日)、アユカケは自発的に産卵させることが難しいため、人工受精を行うようにしています。







雌親魚から採取した卵




雄親魚から摘出した精巣





2018 3 28 日 (水)
井戸の遮光シートの取り付け
 





 下呂支所の井戸に遮光シートを取り付けました。

 井戸の中に藻が生えると、配水管を詰まらせるなどトラブルの原因になるので、春から秋は、藻が生えないよう井戸にシートをかぶせて遮光しています。ただし、冬は、雪の重みで破れる恐れがあるので、毎年、雪が降り始める直前に遮光シートを取り外しておき、春先に再度取り付けるようにしています (関連記事 : 2017 年 11 月 9 日)。















2018 3 27 日 (火)
ニジマスの採卵と人工受精
 





 下呂支所で今年 4 回目のニジマスの採卵と人工受精を行いました。

 成熟した親魚を選別して、引き続き来月も採卵と人工受精を行う予定です。




親魚の選別作業




1 個体ずつ触診して、採卵可能な個体を選び出す







雌親魚からの採卵作業









雄親魚からの採精作業




精液




受精作業





2018 3 26 日 (月)
土筆 (つくし)
 





 下呂支所の敷地内でつくしが出てきました。

 今年は寒い冬でしたが、春は着実に来ています。





2018 3 25 日 (日)
梅が開花
 





 一昨日、下呂支所の敷地内の梅が開花しました。

 この梅の木は、例年は 3 月中・下旬に開花します (関連記事 : 2012 年 3 月 16 日・2015 年 3 月 27 日・2016 年 2 月 6 日・2017 年 3 月 20 日)。今年の開花は、例年通りの時期でした。








2018 3 24 日 (土)
サクラ咲く
 





 19 日に岐阜市のソメイヨシノの開花宣言がありましたが、本所のある河川環境楽園でも桜の花が数輪開いているのが確認できました。

 もうすぐ春本番となり、川もにぎやかになる季節やってきそうです。





2018 3 23 日 (金)
養魚講習会 (アユ)
 





 本所で平成 29 年度養魚講習会 (アユ) を開催しました (関連記事 : 3 月 14 日)。

 今回は、「水産用抗菌剤使用指導書交付申請書の書き方について」、「アユの治療薬とその使用方法について」、「岐阜県におけるアユの疾病の発生状況・症状・治療方法について」 の 3 題で講習を行いました。








2018 3 22 日 (木)
アユカケの採卵と人工受精
 





 今月も下呂支所でアユカケの採卵と人工受精を実施中です (関連記事 : 2 月 27 日)。

 カジカは親魚を産卵用の水槽に入れて自発的に産卵させていますが (関連記事 : 1 月 9・17・23・29 日、2 月 1・8・14・19 日、3 月 5 日)、アユカケは自発的に産卵させることが難しいため、人工受精を行うようにしています。







体サイズの測定




雄親魚からの精巣の摘出作業







雌親魚からの採卵作業










2018 3 21 日 (水)
カジカがふ化
 





 先日、下呂支所でカジカのふ化が始まりました。

 カジカは、ふ化から 1 ヶ月半ほどの間は人工海水の中で飼育します。毎年、この時期は、採卵作業 (関連記事 : 1 月 9・17・23・29 日、2 月 1・8・14・19 日、3 月 5 日) や検卵作業 (関連記事 : 2 月 9・16・23・28 日、3 月 9・19 日) のほか、飼育水槽や人工海水の準備で大忙しです。




ふ化用の水槽 (淡水 かけ流し)




仔魚




全長 約 5 mm




仔魚を飼育用の水槽に移す




飼育用の水槽 (人工海水 循環)








2018 3 20 日 (火)
ニジマスの採卵と人工受精
 





 下呂支所で今年 3 回目のニジマスの採卵と人工受精を行いました。

 同じ系統の同じ年齢のニジマスで、かつ同じ池で飼育してきたものであっても、成熟の時期には個体差 (最大で 1 ヶ月ほど) が生じます。そのため、親魚の成熟度合いを毎回確認して、採卵可能な個体だけを選び出して採卵と人工受精を行うようにしています。




親魚の選別作業




1 個体ずつ触診して、採卵可能な個体を選び出す




雌親魚からの採卵作業












雄親魚からの採精作業




受精作業





2018 3 19 日 (月)
カジカの発眼卵の検卵作業
 





 今週も下呂支所でカジカの発眼卵の検卵作業を実施中です (関連記事 : 2 月 9・16・23・28 日、3 月 9 日)。

 現在、卵管理水槽に収容した卵が次々に発眼期を迎えており、職員が検卵作業に追われています。検卵完了後の発眼卵は、ふ化用の水槽に入れて管理しています。




カジカの発眼卵
(直径 約 2 mm 、重量 約 0.007 g)









2018 3 17 日 (土)
岐阜高校の見学
 





 14 日に岐阜高校自然科学部生物班の生徒が下呂支所を見学しました。

 下呂支所の職員は、研究内容を紹介するとともに、敷地内を巡回して飼育魚や施設について説明しました。








2018 3 16 日 (金)
滋賀県水産試験場との研究交流会
 





 滋賀県水産試験場との研究交流会が滋賀県水産試験場 (彦根市) で開催されました。

 滋賀県水産試験場からは全雌三倍体ビワマスの作出条件など、当研究所からは岐阜県におけるヤマメ・アマゴとイワナとの交雑個体の出現状況などの研究課題をそれぞれ発表しました。











2018 3 15 日 (木)
調査候補地の下見
 





 調査候補地の河川の下見を行いました。

 今回は先日とは別の 4 地点を視察し、水温・水量・藻類の状況などを確認しました。











2018 3 14 日 (水)
養魚講習会 (マス類)
 





 下呂支所で平成 29 年度養魚講習会 (マス類) を開催しました。

 今回の講習会では、卵膜軟化症の抑制方法などについて説明しました。





2018 3 13 日 (火)
ニジマスの採卵と人工受精
 





 下呂支所で今年 2 回目のニジマスの採卵と人工受精を実施しました。

 親魚の成熟度合いを確認しながら、来週以降も採卵と人工受精を行う予定です。




親魚の選別作業




1 個体ずつ触診して、採卵可能な個体を選び出す







雌親魚からの採卵作業




受精前の洗卵作業 (等張液で卵を洗浄)




雄親魚からの採精作業




受精前に精子の運動性を顕微鏡で確認




受精後、卵管理水槽に収容





2018 3 12 日 (月)
調査候補地の下見
 





 調査候補地の河川の下見を行いました。

 今回は 3 地点を視察し、水温・水量・藻類の状況などを確認しました。











2018 3 11 日 (日)
水路の掃除
 





 下呂市萩原町羽根地区で農業用水路の掃除が行われました。

 下呂支所の導水路も一時的に水を止めて、職員が草の除去や水路の補修を行いました。








2018 3 10 日 (土)
水門の維持管理
 





 下呂支所では、魚の飼育には井戸水と河川水を使用しています。ただし、井戸の水量に限界があるため、大部分の魚の飼育には河川水を使用しています。河川水は、飛騨川 (益田川) から水路を使って導入しています。

 飛騨川では、このところの気温上昇で雪融けが進んでいるほか、5 日から6 日にかけての雨で増水しており、落ち葉などの流下物が大幅に増加しています。

 6 日以降も流下してくる落ち葉で水門の取水口や飼育池のスクリーンが詰まりやすい状況が続いており、職員が除去作業に追われています。











2018 3 9 日 (金)
カジカの発眼卵の検卵作業
 





 先月に引き続き、下呂支所でカジカの発眼卵の検卵作業を実施中です (関連記事 : 2 月 9・16・23・28 日)。

 現在、卵管理水槽に収容した卵が次々に発眼期を迎えており、職員が検卵作業に追われています。検卵完了後の発眼卵は、ふ化用の水槽に入れて管理しています。




カジカの発眼卵
(直径 約 2 mm 、重量 約 0.007 g)









2018 3 8 日 (木)
岐阜県漁業協同組合連合会の講演会
 





 岐阜県水産会館 (岐阜市) で岐阜県漁業協同組合連合会の講演会が開催されました。

 今回の講演会は、栃木県水産試験場の高木優也氏を講師に迎え、「アユ漁場に何が起こっているか?・渓流魚の漁獲規制を考える」 という演題で行われました。

 県内の漁業協同組合から 64 名が参加され、講演終了後は質疑が行われ、活発に質問がありました。








2018 3 7 日 (水)
岐阜県水産研究所 研究発表会
 





 中濃総合庁舎 (美濃市) で平成 29 年度 「岐阜県水産研究所 研究発表会」 を開催しました。

 今回は、河川と水田をつなぐ水みちの再生、費用対効果の高いアユ放流技術の開発、渓流魚人工産卵河川の取組みなど、計 5 課題を発表しました。








2018 3 6 日 (火)
ニジマスの採卵と人工受精
 





 下呂支所でニジマスの採卵と人工受精が始まりました。

 この後、4 月中旬にかけて成熟した親魚を選別しながら採卵と人工受精を順次行う予定です。




親魚の選別作業 (1 個体ずつ触診して、
採卵可能な個体を選び出す)




雌親魚からの採卵作業




受精前の洗卵作業 (等張液で卵を洗浄)




雄親魚からの採精作業




受精作業





2018 3 5 日 (月)
カジカの採卵
 





 先月に引き続き、下呂支所でカジカの採卵を実施中です (関連記事 : 1 月 9・17・23・29 日、2 月 1・8・14・19 日)。

 回収した卵は、卵管理用の水槽に移して管理しています。







雄親魚 (大きい個体) と 雌親魚(小さい個体) と
L 字鋼に産み付けられた卵塊













回収した卵塊の重量の測定




卵塊を卵管理用の水槽に収容





2018 3 4 日 (日)
カエル
 





 下呂支所の配水池でカエルが発見されました。

 どこからか流されてきた後、配水池で越冬していたようです。











2018 3 2 日 (金)
ニジマス親魚の選別作業
 





 下呂支所では、今月から来月中旬にかけてニジマスの採卵と人工受精を実施する予定です。

 今日は、H 号池で飼育してきたニジマスの親魚を取り上げ、雌雄の選別作業を実施しました。親魚の成熟度合いを確認し、可能であれば、来週から採卵と人工受精を行う予定です。




親魚の取り上げ










雌雄の選別作業











2018 3 1 日 (木)
春の嵐
 





 飛騨地方では、未明から暴風を伴う雷雨がありました。

 下呂支所の横を流れる飛騨川 (益田川) は、増水そのものはそれほどのものではありませんでしたが、強風のため、落ち葉等の流下物が増加し、飼育池の注水部に詰まるため、職員は朝から除去作業に追われました。











記 事


カジカがふ化

アユカケの
採卵と人工受精

井戸の遮光シートの
取り付け

ニジマスの
採卵と人工受精

土筆 (つくし)

梅が開花

サクラ咲く

養魚講習会
(アユ)

アユカケの
採卵と人工受精

カジカがふ化

ニジマスの
採卵と人工受精

カジカの発眼卵の
検卵作業

岐阜高校の見学

滋賀県水産試験場
との研究交流会

調査候補地の下見

養魚講習会
(マス類)

ニジマスの
採卵と人工受精

調査候補地の下見

水路の掃除

水門の維持管理

カジカの発眼卵の
検卵作業

岐阜県漁業協同組合
連合会の講演会

岐阜県水産研究所
研究発表会

ニジマスの
採卵と人工受精

カジカの採卵

カエル

ニジマス親魚の
選別作業

春の嵐


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