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  チョウザメの種苗生産技術に関する研究 


   地域密着型研究


担当部署

  下呂支所

実施期間

  令和4〜6年度

 
概 要

 下呂支所では、これまでの研究から、飼育管理上の課題であった受精卵の粘性発現の抑制に成功し、受精卵の集約管理を可能としています。また、下呂支所において冬期に親魚を低水温で管理することにより採卵・採精が可能となりました。

 しかし、受精卵から稚魚までの生残率が低く、冬期の親魚管理による卵質の安定とふ化仔魚への給餌方法の開発が課題として残っています。さらに、養殖業界からは排卵促進剤が高価であるため、より効果的に排卵促進させることのできる注射タイミングを明らかにすること、また新たで安価な排卵促進素材などが求められています。

 そこで、親魚の冬期飼育管理方法および仔稚魚期の給餌方法の確立、効果的に排卵させるための排卵促進剤注射方法の確立、さらに新たに安価な排卵促進素材の検討を目標に研究を行っています。








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